デイリーアーカイブ 12月 7, 2019
ポケトークSレビュー、完成された翻訳機
製品は世代を経るごとにその完成度を増しますが、ソースネクストが販売する翻訳機「ポケトークS」も例外ではありません。 2019年12月6日発売のポケトークS(グローバル通信2年付き)の購入品が届いたのでレビューいたします。
ポケトークSの特徴
新型のポケトークSは従来のモデルよりも「ガジェット感」が増しておりまして、小型化したり、カメラがついたりと、ギミックが増えたことによって僕の購入意欲が高まりました。
サイズは名刺以下、いつでもどこでもパッと取り出せる ポケトークSはサイズを小型化することで、さらに持ち運びしやすくなりました。機能は削るどころかむしろ追加されて、です。削った部分はバッテリー容量に跳ね返ってくるんですけれども、モバイルバッテリーを一人一人が持つ時代なので、そこまで気にする必要もないかと。 こちらは発売前の展示会で前モデルポケトークWと比較した写真です。全体的に一回り小型化しているため、手の小さい女性でも簡単に扱えるようになりました。 なお、前モデルとの違いについては下記記事に記載したので、ポケトークWと迷ってる方は参考にしてください。 ポケトークSとポケトークWの違いを解説!モバイルバッテリーを用意すれば問題なし。 重量が実測値で74gとなり、小型のモバイルバッテリーと同じくらいの重さになりました。
74言語で双方向に翻訳 翻訳可能言語はソースネクスト公式ページで確認できますが、基本的に日本人が渡航する場所は対応しているため、そこまで不安視する必要はないと思います。
カメラ翻訳 ポケトークS本体に付属するカメラで、テキスト翻訳が可能です。米経済紙、ウォールストリートジャーナルのウェブ翻訳を試してみました。 翻訳したい対象物を写真に撮ってタッチして切り取ると翻訳されます。 実際の使用感として、スマホよりも精度は高いと思いましたが、ビジネス文書を翻訳するのはちょっと厳しいかなと感じました。 立て看板などの注意書きなど、旅行中のトラブルを防ぐお助けアイテムとしてはありだと思います。
英会話機能 ポケトークSに追加された英会話機能は旅行で万人が体験するシチュエーションのトレーニングモードです。 機内食を注文する
入国審査(イミグレーション)
両替する
ホテルへの移動
搭乗手続き 写真では、文字が表示されていますが、本来、文字は見えません、キャラクターが質問してきた内容に対して英語で答えるというもの。 コレが結構難しくて、かなりちゃんとした発音じゃないと誤って認識される率が高いので、英会話の練習には役立つと感じました。
単位変換 単位変換機能は、為替・長さ・重さ・温度を変換する機能です。 スマートフォンでもありますが、旅行時に不意に使えるとありがたい機能だと思います。
メダル機能
メダル機能は、スキルアップシートのようなもので、以下のようなもの 渡航した国を地図上から白で塗りつぶす
ポケトークSの利用回数に応じてメダル獲得 ポケトークSのGPS機能によって渡航した国が白く塗りつぶされます。個人的にはパスポートに押される出国スタンプ・入国スタンプのような感じで、どこに行ったかを記録してくれる機能は旅行の楽しさを倍増させてくれる機能だと感じました。 メダルに関しては、これから旅行をする方のステップアップのためのスキルシート的な使い方ができます。 ポケトークSの各機能を利用した回数や、ポケトークSの翻訳機能を何度利用したかがわかります。 紹介した機能の詳細はソースネクストの販売ページからも確認いただけますので、購入を検討されている方は、今一度見てみるといいかもしれません。 公式ページでみる
翻訳精度
翻訳機能トップ画面は翻訳機能になっていますので、翻訳機能だけ使いたいという方は特に特別な操作はいりません。 下記のようにTwitterに動画上げましたが、センターのボタンを押しながら日本語を話すだけです。 相手の言葉を翻訳したい場合は画面中央の矢印ボタンを押すだけです。 ポケトークSの翻訳スピードめっちゃ速くなってて超すごいんだよ。 pic.twitter.com/PS6tc9HsGB
— うっしーならいふ 💻 (@usshi_na_life) November 22, 2019
https://platform.twitter.com/widgets.js
翻訳精度はスマートフォン以上 ポケトークシリーズは、特許などを取得する日本翻訳連盟に精度を依頼したところ5点満点中4点を獲得するほど、高精度な翻訳機能となっておりまして、上の写真のとおり、人の名前(固有名詞)と家(名詞)をちゃんと翻訳できています。 スマートフォンでは、明石と家族(明石家さんま)を直訳してしまうため、明石という家族のことを好きという、意味が変わってしまいます。 僕が調べたところ、日本人が使う翻訳アプリは、Google翻訳が最多とのことでした。が、スマートフォンでは簡単な英語でさえ意味を間違って伝えてしまう可能性があります。 ポケトークSは"日常で使う簡単な語句を正しく伝える"レベルの翻訳精度です。
画面サイズは小さいけれど文字サイズは5インチスマホと同等
ポケトークSの画面サイズは、2.8インチとかなりコンパクトですが、ポケトークSの文字サイズを最大化させ、同じくスマートフォンも文字サイズを最大化させた際、翻訳された文章は同じ大きさでした。 文字の大きさによるメリットは、相手に文章を読んでもらいやすくなることです。 美術館や音を出せない場所、あるいは、タクシー、電車に乗車中は騒音により文字を読んでもらわないといけないシーンが想定されます。 スマートフォンと同じサイズで文字を表示できるのであれば、小さくて見えない=伝わらないということは考えにくいため、安心です。
音量もスマホ以上 ポケトークS、スマートフォンの音量をそれぞれ最大にして、翻訳させてみたのですが、ポケトークSのほうが7db(デシベル)~10dbほど音量が大きかったです。 上記の検証では、すぐ近くに設置していますが、人と人が会話する距離であれば、ちょうどよい音量だと思います。 10デシベルの差は、実際に聞き比べるとはっきりわかるレベルで違います。 スマホよりも優れた理由をYouTubeでも解説していますので、気になる方は下記動画も参考にしてください。 https://youtu.be/AgUewS4bT1c
使い方 ポケトークSには図解入りのスタートガイドや取扱説明書が付属しているので、翻訳機能や開封後の設定はそちらを参考にしたほうがわかりやすいです。 ポケトークSはグローバル通信2年付きで製品セットアップが完了すると、2年間の期間がスタートします。 グローバル通信可能なエリアは下記記事を参考にしてください。 ポケトークの通信エリア、翻訳に必要な回線速度 翻訳機能 ポケトークSの翻訳機能の使い方 翻訳する
ボタンを押しながら話す 翻訳言語の変更
画面の言語をタッチ 翻訳方向の変更
画面の矢印をタッチ 翻訳履歴を出す
モニター上部に触れて下にスライド メニューを表示
モニター左上のメニューマークをタッチ 翻訳言語をタッチすると、言語の変更ができます。74言語中55言語は音声で、19言語はテキストにて翻訳されます。 ウェブ上のサーバーから適切な語句で翻訳してくれるのでスマートフォンよりも正確な翻訳が可能ですが、ネットに接続していないと使えません。グローバル通信対応なので、2年間はどの国でも使い放題なので特に設定しなくてもそのまま使えます。 期間が過ぎた場合はSIMを別途購入して使うことが可能です。(別途11,000円でちょっと高いので最初から通信付きのモデルがおすすめです。) 画面上部グレーの部分をタッチしながら上から下にスライドさせると翻訳履歴が出てきます。 初の海外旅行で不安な方は、あらかじめ伝えたい語句を履歴に保存しておけば、対面した際にボタンを押すだけで翻訳言語が再生されます。 左上のメニューボタンを押すとメニューが表示されます。 ポケトークSはスマートフォンに搭載されているOS、『Android』がベースになっているので、スマートフォンを使っている人なら、ぱっと見ただけでどういう風に操作すればいいかわかると思います。
外観デザイン ポケトークS開封動画
修正!#ポケトーク pic.twitter.com/eDSPXH8S9s
— うっしーならいふ 💻 (@usshi_na_life) December 5,...
G-Tune H7-MKB レビュー (旧NEXTGEAR-NOTE i7941) 17.3型のメカニカルキーボード採用超売れ筋ゲーミングノートPC
G-TuneのプレミアムゲーミングノートPCシリーズ「i7000」シリーズのなかでも最も売れ筋のNEXTGEAR-NOTE i7941PA1をメーカーからお借りしました。 冷却性能を最大限高めているため、パフォーマンスの低下がなく、ゲーミングノートPCの性能が低いことを気にしている方におすすめできるモデルです。 検証結果と僕の感想をお伝えいたします。 製品名変更に伴い当ページでも型番を経こうしております。
G-Tune H7シリーズ特徴
G-Tuneでは17.3型のプレミアムゲーミングノートPCが3種あり、いずれも搭載グラフィックボードやCPUによってランク分けされています。 RTX2060搭載→G-Tune E7
RTX2070搭載→G-Tune H7-MKB
デスクトップ用CPU+RTX2080搭載→G-Tune H7 筐体は同じ(i7950は別)でGPU及びそれに連なる型番によってグレードが分かれているわけですが、ゲーミングノートPCのパフォーマンスを最大限発揮できる設計・パーツ構成であるため、価格はやや高め。 17.3型を選ぶならG-Tune H7-MKBが一番の売れ筋かつおすすめです。
G-Tune H7-MKBはG-TuneのノートPC売れ筋ランキングトップ3 "ノートPC"のくくりでみると、予算は10万円以下が最多で、それ以上の金額、15万とか20万円以上を支払う人はゲームが好きでクオリティの高いPCを求めています。 ゲーミングノートPCに求める性能は単純なハードウェア性能だけでなく、液晶モニターの応答性、リフレッシュレート、キーボードの打鍵感、サイズ。すべてがバランスよくまとまった逸品は価格が高価です。 G-Tuneはコストパフォーマンスに優れているという評価が多いのですが、実は売れているゲーミングノートPCは安いモデルだけでなく、こうした高価格帯のハイスペックモデルも選ばれているのです。
144hzの高リフレッシュレートモニター搭載
シリーズの特徴で、144hzの高リフレッシュレートモニターを搭載していることが挙げられます。 高リフレッシュレートモニターを利用しているだけで、ゲームの勝率が上がるので、せっかく高価なゲーミングノートPCを購入するのであれば、"勝てるゲーミングノートPC"を購入するのが良いと思います。 下記動画にて、高リフレッシュレートモニターを搭載しているメリットについて解説していますので是非参考にしてください。 https://youtu.be/WWUoDLHmvb8?t=496
ノートPCの限界に迫る超高パフォーマンス ゲーミングノートPCに限らず、デスクトップPCにおいても冷却性能は非常に大切。 "如何にパーツを冷やせるか"でCPUやGPUの性能が変わります。そうした意味では、このG-Tune H7-MKBは圧倒的に優れています。 上記写真はゲームソフト「ファイナルファンタジー15」起動時のPCの表面温度ですが、CPUやGPUが格納されている箇所が効率的に冷やされていることが確認できました。 これほど冷やせているノートPCは稀なので「ノートPCでとにかく性能を」と考えている人はこのシリーズの購入をお勧めします。
セールでお得に購入可能 マウスコンピューターは公式サイトにて、PCのセールに力を入れています セール対象製品になったものをベースとしてカスタマイズして購入してもよいですし、そのまま購入しても、問題のない構成で販売されるため、初心者の方で選び方がわからない方はセール対象製品の中から選んでみるのもよいかもしれません。 マウスコンピューターの最新セール情報【限定特価】 G-Tune H7-MKBのスペック解説 G-Tune H7-MKBのスペック モニター
17.3型フルHD(1920×1080ドット)144hz CPU
Core i7 9750H GPU
RTX2070 メモリ
16GB SSD
512GB HDD
-(カスタイマイズ可能) サイズ
395.7×263×26.6mm(突起部含まず) 保証
1年間無償保証+365日電話サポート G-Tuneもマウスコンピューターの一般的なPCと同じく、1年間のメーカー無償保証ほか、365日の電話サポートが対応しています。初めてゲーミングノートPCを購入される方でも安心です。
モニター 15.6型のG-Tune H5(左)とG-Tune H7-MKB(右)比較写真です。i7941シリーズは17.3型ですが画面占有率が84.77%で、極限までフレームを削っているため、15.6型とサイズ感は大きく変わりません。 本体サイズは、2~3cmほど横幅が広くなりますが、そのおかげで、2インチほど大きくなり、ゲームのプレイや作業が快適になります。 持ち運ぶ予定がなく、ゲームを快適にプレイしたいという目的を最優先するならi7941を選んだほうがよいでしょう。
CPU 今回は、Gaming Modeで各種ベンチマークや性能テストをおこなっております。 G-Tune H7-MKBは「Gaming Mode」「Office Mode」を物理的なボタンで簡単に切替できます。 Gaming Mode選択時は消費電力が上がり、パフォーマンスが向上しますが、ファンの回転数もあがりちょっとうるさくなります。 Cinebench...