Dell G15をメーカーからレンタルできたのでレビューします
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Dell G155530のスペック
G15 5530 | |
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モニター | 15.6型(1920×1080ドット)16:9 165Hz |
CPU | Core i7 13650HX |
GPU | GeForceRTX4050(145W) |
メモリ | 16GB(8×2) |
SSD | 1TB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約357mm×奥行き約274.52mm×高さ約26.95mm |
無線通信規格 | WIFI6E(802.11ax)、Bluetooth 5.1 |
バッテリー | 86Whr |
充電タイプ | 330W ACアダプター |
重量 | 約2.97kg |
保証 | 1 年間のハードウェア保証 |
仕様、詳細はDell G15製品ページで確認できます。
特徴
Dell G15シリーズは、15.6型のゲーミングノートPCです。高性能なCPUやGPUを搭載しています。
エントリークラスのモデルから、大型の電源を採用しているため、CPUとGPU双方限界近い性能まで発揮できるゲーミングノートPCです。
他社モデルよりも色再現性に優れたゲーミングモニターを採用しているため、動画編集、写真編集にも使える性能があるため、クリエイターの方の選択肢としても多いにありだと思います。
RTX4050の性能について
重量級ゲームタイトルを想定したベンチマークソフト、3DMark TIme Spyでは昨年発売されたRTX3060搭載のOMEN 16をしのぐ性能でした。
RTX4050は一番下のエントリーグレードなので軽んじてしまうのですが、フルHDのゲーム性能は非常に高いです。
加えて、DeLL G15はCPUの性能が非常に高く、条件次第では上位モデルよりもゲーム体験が素晴らしくなる可能性があります。
搭載されているRTX4050は145Wの最大出力で設計されています。RTX4050としてはフルパワーで支払ったコストに対して最大のパフォーマンスを与えてくれます。
メカメカしぃデザイン
Dell G15シリーズの白はクォンタムホワイトといわれるカラーで販売されています。
配色は白、青、オレンジでなんかのアニメをほうふつとさせるメカメカしいデザインが特徴です。
ラインアップ解説
インテルモデルは4機種です。
インターフェースなどは変わらず、モニター、GPU、ストレージに差が付けられています。
おすすめはRTX4060搭載モデルです。
RTX4050も非常に魅力的ではありますが、RTX4060は1段強力な性能を秘めているので、せっかくフルパワーで使えるDellG15ならできる限り高スペックを選びましょう。
Dell G15
公式サイトでみるデザイン
PC本体は樹脂素材で作られています。
天板部はロゴを囲むように切り込みが入っています。
サイズは横幅が357.26mm×274.52mm×26.95mmです。A4のノートよりも大きいサイズです。
底面側吸気用の大きな穴が空いています。
内部は開封しませんが、デルのPCはSSDの交換やメモリの増設が可能です。
重量は実測値で2.77kg程度。
ACアダプターは330Wタイプのものが付属します。
合計で4.2kg程度なので持ち運びは考えないほうがいいでしょう。
モニター
モニターサイズは15.6型です。搭載パネルIPSで視野角は広いです。
解像度はフルHD(1920×1080ドット)を採用しています。もし解像度など、モニタースペックが足りない場合は別途専用のモニターを購入したほうがいいでしょう。
色域
モニターの色域はsRGBカバー率が99.8%でした。
同じグレードの競合機種と比較してクオリティの高いモニターです。
価格の高さはモニタースペックも考慮するとよいでしょう。
キーボード
キーボードはUS配列を日本語に切り替えたテンキー搭載付きフルサイズスケールのキーボードです。
電源ボタンがテンキー右上「±」キーの隣にあります。
タイピングした時の感触は、やや柔らかめ、打鍵圧が強い人は気になるかもしれません。
インターフェース
左側
- 有線LAN
- オーディオジャック
右側
- USB-A
- USB-A
奥側
- オーディオジャック
- USB-C(USB-C3.2Gen2)
- HDMI
- USB-A
- DCジャック
搭載されているUSB-Cは映像出力に対応します。
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。
マルチコア性能は18330ptsシングルコアは1854ptsです。
Core i7 13650HXはシングルコア性能はトップクラスです。競技性の高いゲームでフレームレートを伸ばせます。
また、クリエイティブタスクにおいても、動画編集や高画素写真の補正も楽にこなせる性能があります。
3DMark Time Spy
最新の重量級ゲームタイトルを想定したベンチマークソフトで、点数が高ければ高いほど高性能とされています。
総合得点は9213点で昨年のエントリークラスのゲーミングデスクトップPCと同等のパフォーマンスです。
Dell G15はCPUのパフォーマンスにおいて、競合機のOMEN 17を上回る性能を見せます。
おそらくRTX4060を搭載したマシンはVictus 16よりも高いゲーム性能を見せてくれるでしょう。
AAA(超重量)級タイトルの快適性
サイバーパンク2077は超重量級ゲームタイトルです。
フルHD解像度、ウルトラ画質でベンチマーク機能を利用したところ、平均フレームレートは80.37fpsでした。
重量級ゲームタイトル
シャドウオブザトゥームレイダーはPCゲームの重量級ゲームタイトルです。
ベンチマーク機能を使ってフルHD解像度、DLSSクオリティ、高画質でフレームレートを計測しました。
数年前のミドルハイゲーミングデスクトップPCをしのぐ性能です。
インテルCPUを搭載していることが影響しているのか、平均フレームレートはRTX4060搭載のVictus 16よりも高い値でした。
PCの温度とファンの動作音
ファイナルファンタジー15のベンチマークソフトを標準画質に設定し30分間動作させた際のログデータをエクセルにまとめます。
CPU温度は最大が90℃程度でその後はじわじわと下がり80℃程度で安定しています。
動作周波数の平均3.5GHz程度です。
この時のフレームレートですが、おおむね120fps程度で動作していました。100fpsを下回ることはほとんどなく、安定的にパフォーマンスを発揮できています。
表面の温度
PCの表面温度はベンチマークテスト中で45℃でした。モニターの下のあたりは50℃を超えます。絶対に触れないようにしましょう。
おそらく、デルのPCはキーボード上側に熱が集中して放熱されるように設計されており、パフォーマンスをギリギリまで出す設計になっているのだと思います。
ファンの回転音の大きさ
ゲームのプレイ中は46.2db程度です。うるさいはうるさいのですが我慢できないほどではないです。
耳障りな人は、静音に切り替えるとパフォーマンスは少し制限されますが、モバイルノートPC並みの静かさで使えます。
静音時ではCPU性能が大きく削られますが、GPUスコアは変化なし、総合スコアは前世代のRTX3060搭載機と同等です。
まとめ 抑えるべき箇所を抑えたハイパフォーマンスゲーミングノートPC
Dell G15のマシン性能は業界トップクラスでしょう。
そのうえで、sRGBカバー率が100%程度かつ165Hzのリフレッシュレートに対応している点も魅力です。
デメリットは以下
- パフォーマンスと引き換えに発熱で筐体が熱くなる→キーボードとマウスは専用のものがあったほうがいい
- パフォーマンスと引き換えに超巨大電源が必須で宅内の移動もやや不便
といった点が気になるポイントです。
家でしか使わないからとにかくパワーが欲しい人向けのゲーミングノートPCです。