IdeaCentre Mini Gen 8を貸出いただいたのでレビューします
このPCは省スペースで事務作業を行いたい人におすすめのミニPCです
IdeaCentre Mini Gen 8のスペック
IdeaCentre Mini Gen 8 | |
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CPU | インテルCore i5 13500H |
iGPU | Intel UHD |
メモリ | 8GB(DDR4-3200) |
SSD | 256GB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約195mm×奥行き約191mm×高さ約39mm |
無線通信規格 | WIFI6(802.11ax)、Bluetooth 5.2 |
インターフェース | USB-C(Thunderbolt)HDMI/DP/USB-A/有線LAN/ |
電源 | 内蔵 |
重量 | 約1.8kg |
保証 | 1 年間のハードウェア保証 |
詳細は商品ページからご確認ください
特徴
IdeaCentre Mini Gen 8はインテル第13世代CPUを搭載したミニPCです。
コンパクトかつハイパフォーマンスなPCでMicrosoftofficeを使った事務作業やテレワークに最適な性能があります。
拡張性も高く、デスクトップPCを設置できないスペースで作業している方におすすめのミニPCです。
価格とラインアップ

用意されているモデルはCore i5/Core i7のCPUを搭載しているモデルで、そのほかメモリやストレージの量で分けられています。
このモデルはメモリの増設やストレージの交換は簡単に行えるので一番下のグレードでもよいのですが、ベターな選択は真ん中です。

IdeaCentre Mini Gen 8
公式サイトでみるデザイン

PCケースは金属素材と樹脂素材でできています。本体カラーは落ち着いた印象の白で清潔感があります。
サイズは幅約195mm×奥行き約191mm×高さ約39mmで非常にコンパクト。

電源ボタン側にUSB-A (3.2Gen2)USB-C(3.2 Gen 2)が搭載されています。一番右はオーディオジャックです。

背面に有線LANが1つUSB-A (3.2 Gen2),USB-C(Thunderbolt 4)USB-A(2.0)DPです。
電源が内蔵されているため、コードを差し込めばPCが使える点が魅力です。

底面にはゴム足と吸気用の穴が搭載されています。
壁掛けをするねじ穴等がないことから、このPCは机に直置きするモデルということらしいです。


スタンドは付属するので縦にPCを置いて設置スペースを確保することもできます。
重量

重量は実測値で1.74kgほどでした。
映像出力ケーブルなどは付属しないので注意が必要です。
拡張性について

内部のカバーについてはケース下の突起を押しながらカバーを上側に引っ張ると外せるようになっています。
詳細はレノボ公式ページのユーザーガイドに明記されています。
メモリやSSDの増設はできるようです。
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

マルチコア性能は13537ptsシングルコアは1770ptsです。

Core i5 13500H搭載モデルとしてはまずまずな結果です。
PCMark 10
PCMARK 10はMicrosoftOfficeの互換ソフトやビデオ会議ソフト、画像編集ソフト、動画のカットなどをバッジファイルで動かしてどの程度の快適性があるかをスコアかするベンチマークテストです。
エッセンシャルがアプリの立ち上げやウェブの閲覧です、真ん中がワードやエクセル、右がコンテンツクリエイトの快適性を示すスコアです。

総合得点は5554点でした。アプリの立ち上げやウェブ閲覧、ビデオ会議ソフトの利用まで快適にこなせる性能です。
画像編集まで快適にこなせる性能だと思います。
PCの温度とファンの動作音
Cinebench R23の10minuteテストでCPU温度と動作周波数を確認してみました。

CPU温度は最大が82度程度で動作周波数のコアクロックは平均で3.2GHzで動作していました。
ファンの回転音の大きさ

Cinebench R23 10minute テスト実行時のファンの動作音です。
PC本体が近いので46.8dbと大きめの音が鳴ります。ただノートPCよりもファンが大きいのかそこまで不快な音ではありませんでした。
CPU使用率が100%で動作することもほとんどの場合ありませんのでそこまで気にしなくてもいいと思います。
まとめ 豊富な拡張性と性能を低価格で手に入れたい方にお勧め
IdeaCentre Mini Gen 8はノートPC用のプロセッサの中でも上位の”H”プロセッサを搭載しているため非常にパフォーマンスが高く、事務作業だけでなく画像編集などもこなせる性能があります。
また、USB-CやUSB-Aは高速なデータ転送に対応しているものが多く搭載しているため、ノートPCでこれらを装備しているものを購入しようとすると10万円は超えてしまいます。
ミニPCという形式だからこそ手に入れられるコストパフォーマンスを魅力感じられる人におすすめ
デメリットは以下
- モニターマウントがない
- 耐久性重視のためか本体がやや重い
