パソコンいらないっす、スマホで十分っす!
私たちのスマートフォン世代はネットワークを気にせず使います。
しかし、スマートフォンの台頭でネットワークを無意識に使う人が増えています。
意識せずとも使えるほどに技術が進んだことを考えれば、とても素晴らしいことなのですが、機器接続の仕組みを知らないと、せっかくの精密機械も宝の持ち腐れです。
今回の記事は比較的簡単に高音質の環境を構築できるBluetoothスピーカー(アクティブスピーカー)ではなく。
お家における音楽生活を飛躍的に向上させるために、ネットワーク技術を用いたネットワークレシーバーの活用をおすすめする記事です。
ネットワークレシーバーを使って結局何がしたいか。
つまりこうしたいのであります。
これを
こう
6畳間でカラーボックスにネットワークレシーバーHM82を置いてみる
本来の使い方としては違うのかもしれないけれど、TEACのスピーカと接続することで、iPhone,PCの出力をカバーしつつラジオも聴けてしまう。
ご覧の通り、置き場所を選びません、配線されているのはLANケーブルですが、こちらは無線も内蔵しているためその気になれば線は電源とスピーカーケーブルだけということも可能です。
ネットワークレシーバーは結果的にこういう置き方が正解なのではないかと感じました。
ネットワークレシーバーに内蔵されているアンプは力不足、音質が悪い、などとネットでレビューされたりしてますが、部屋の広さによってはこれでもオーバースペックだと感じました。
6畳であればこれで必要にして十分ですし、出力にまだまだ余裕を感じます。
どちらかというと、スピーカーをこだわりたいかなと。
ネットワークレシーバーを選ぶ、部屋の大きさ、スピーカーのパワー
僕と音楽
音楽は好きです、父親が某カラオケメーカーで働いていたからなのか、音楽の合唱コンクールの練習が好きだったからなのか、飲み屋のお姉さんに歌声を褒められるからなのか、いずれかの理由で私は歌を歌うことも好きですし、楽曲を聴くことも好きなのであります。
最近ではKindleで読書しながら、Apple Musicにある「作業用クラシック音楽」なぞを聴きながら読書をしております。
そんなこともあり、私のブログにはスピーカー関係の(主にアクティブスピーカー)記事を掲載しております。
昨今、Apple MusicやGoogle Play Music、spotifyなどのストリーミングの音楽再生が主流になってきているので改めて考えて見たいと思った所存です。
しかしながら、オーディオマニア(オーディオ厨)ではないため、オーディオについて語ることも世のオーディオ好きからは憚られると思われるので、主観的に、自己満足のシステムの構築を妄想します。
再生する音楽サービスはストリーミングでパソコンの場合は
私が再生したいと思うのはただ一つ、iTunesライブラリのみであります。
iPhone iPad MacBook Air(Windows機)で再生できる環境を構築したいのであります。
そのために必要なものといえば
- デジタル入力
- アナログ出力
- DAC
- アンプ
以上の4点さえクリアできていれば、問題ないのであります。
ネットワークレシーバーの最大の特徴は全部入りということ。
デジタル入力に関していえば、光同軸ケーブルあるいは、USB入力が付いているものが理想的であり、PCと接続できないコンポやアナログ入力のみのアクティブスピーカーでは満足できないのです。
「いやいや以前、TEACのプリメインアンプの記事紹介したじゃん」
TEACのアンプは、私の部屋ではパワーがありすぎて持て余していました。SRS-X9も同様です。
主にPC用として使うためのアンプではあるのですが、パソコンからの出力はながら作業には不向きだということがわかりました。(音楽以外の音も再生されてしまうため。)
SRS-X9で言えば、反対にパソコンの前において利用するほど私のPCデスクは大きくなく、存在感が前面に出てしまい、もれなくドナドナ。
結果的に、SRS-X2が一軍として(本当に優秀)モニターの前に小さく置かれている状況なのであります。
写真で見てもらう通り、机の上に置く場合はコンパクトであることが一番重要であることがわかります。音質よりも重要です。
そして私は閃いた。
「机の上に置かなければ良いのでは?」
私の持っているスピーカーはTEAC S-300NEO
実際のところ、写真を見て、スピーカーもかなり大きいことが見て取れます(TEAC S-300NEO)、このスピーカーの出力音圧レベルは86db。
出力音圧レベル(しゅつりょくおんあつレベル)とは、音響機器におけるスピーカーシステムの効率(能率)を表すスペックである。低音域から高音域までの全域において、平均的・総合的にどの程度の音圧が得られているかを表したものであり、たとえば90 dB/Wというように表示される。通常スピーカーの中心から1メートルの距離において、1 Wの測定用信号を加えて測定される。
出典 wikipedia
1Wの電力で1m離れた人にどれだけの音の大きさを伝えられるかということらしいです。
参考までに
価格.comの売れ筋1位のパイオニアのスピーカーS-CN301が81db
満足度ランキング2位を獲得している、私の大好きソニーのSS-HW1で83db
SS-HW1 | S-CN301 | S-300NEO |
83db | 81db | 86db |
約5万円 | 約2万円 | 約4万円 |
無勉強でスピーカー購入した割には良い製品買ったと思わず自画自賛していまいました。
[amazonjs asin=”B00JFSFL5C” locale=”JP” title=”SONY スピーカーシステム SS-HW1 SS-HW1 C”] [amazonjs asin=”B007KM68R0″ locale=”JP” title=”Pioneer 2ウェイスピーカーシステム S-CN301-LR”] [amazonjs asin=”B0125PNDYW” locale=”JP” title=”ティアック コアキシャル2ウェイ・スピーカーシステム スペシャルパッケージ (チェリー) S-300NEO-SP/CH”]とは言え、出力音圧が単純に良いオーディオの指標とは思えませんので、あくまでこの価格帯の中ではということなのでしょうが・・・
このスピーカーなら強力なアンプがなくても良い音出せるのではないかと思います。
従ってアナログ出力である必要があります(オーディオケーブル出力)
再生音源はハイレゾである必要性がない。
AppleはApple Lossless独自コーデックを持っており、iPodの時からiTunesで利用することができます。
が、私は利用したことはありません。もっぱらMP3やAACを利用しています。
悲しいことに、TEACのハイレゾ環境下でハイレゾ再生しても、気のせい程度の変化しか私の耳は感じ取ることができませんでした。
私の場合ですが、ハイレゾ音源を購入する必要性はなく、ハイレゾを追い求めることもないと思います。
そもそもiTunesはハイレゾに対応していません、一瞬だけXperiaを利用していた時にMedia Goを利用して音楽再生していたこともありますが、iTunesで再生するのが自分にとって一番直感的、かつ簡単な方法であると悟ってしまったので、Appleが潰れない限りこのサービスを利用する所存であります。
ライブラリの独立がしたい。
私はここ3年間でパソコンが2度ほど初期化されています。
1度目は電源及び、マザーボードの故障によるPCの破損が原因
2度目はこのブログで一番読まれているサムスンSSDの故障です。
http://usshi-na-life.com/2016/04/27/sumsungssdhowto/
その度にiTunesライブラリの設定を行うことが一番面倒であり、ここを解決する方法は以前記事にも書きましたが、NASを導入することだと感じました。
http://usshi-na-life.com/2016/07/19/post-1121/
デスクトップパソコンの利便性を感じつつ、Macを最適な環境で扱うために考えた記事ですが、WDcloudよりもDS216jの方が個人的には良いと感じていますが、出費がかさむため、悩んでおります。
本体19000円、ハードディスク10000円×2
・・・
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スマホもそうだけれど、再生ボタン押して接続しているスピーカーから流れるだけなのは、今の情報機器が発達した世の中で使うには疑問符を感じていました。
そもそもそういったサービスが今までは高くて、利用しづらいという側面があったからに他ならないのだけれど、今、再生機器を調べてみると安価で性能の高い再生機があふれています。
ネットワークオーディオってすごく便利なんです。
PCスピーカーとして。
前回私が購入した、TEACのA-H01はUSBの入力を搭載。
PCにドライバーをインストールすることで、音源を損なうことなく再生できるという、画期的なプリメインアンプだったのですけれども、如何せん、OSだったり、ドライバーの不具合で再生できないこともあり、そう言った部分が弱点だったりしてPC側でアンプを認識しないという不具合もあったり。
そう言った理由で、純然たるスピーカーシステムということでの満足度としては今ひとつ・・・
白羽の矢がたったのは
オンキョー CR-N765
パイオニア HM82
3万円程度で購入できる=ギリギリ高額に入らない部類。
加えてこの2製品はネットワークレシーバーでありながら、それなりに上等なアンプも搭載しているので、音楽も満足できるレベルで視聴することができます。
ちなみにパイオニアはONKYOと同じ会社になったのでほぼ同じことができます。僕がHM82をチョイスした理由としてはコンパクトだったから。
HM82に於いては、光ケーブルの入力があるのでPCスピーカとしての実力としては十分。
購入したのはXC-HM82-S
商品紹介
1) CDを超える高音質、ハイレゾ音源の再生に対応 – DSDをはじめ、Apple Loseless/FLAC/AIFFなど192kHz/24bitのハイレゾ音源フォーマットの再生に対応
2) ハイレゾ音源の高音質を忠実に再現する高音質技術 – 電源部はデジタルとアナログ用の2種類を搭載し、基盤構成をセパレート構造を採用することで信号の相互干渉を 徹底して抑制し、全帯域にわたってピュアな音を再生します。
3) 高い機能性と操作感を実現する先進機能 – 高音質コーデック aptX、AACにも対応したBluetooth機能を搭載 – 3.5インチのフルカラー液晶ディスプレイを搭載し、楽曲名やアルバムアートを表示することで快適な操作を実現。
4) その他の機能 – iPod/iPhone/iPadをUSB端子に接続して再生・充電が可能 – 消費電力/待機消費電力 52W/0.5W
以上アマゾンからの紹介文抜粋
CDはもちろんUSB再生もできる。
私が購入の決め手としたのは、AirPlayが利用できるところです。CR-N765は未対応
ネットワークレシーバなのでWindowsからサクッと音楽を流すことは当然のことながら、iPhone、iPad、Macの音を一発で再生できることが購入の決め手となりました。
実際はWindowsに接続しているのですが、不意に音楽聴きたくなる瞬間てあるじゃないですか?
その時に、サッとパッと、聞けちゃうんですよねー
これが良いのです。
弱点は、レスポンスが悪いことiPhoneアプリで対応可
ラジオは最近ほとんど聞いていないのですが、特にブログ執筆時は垂れ流して聞いています。
こう言ったネットワーク製品の最大の弱点として、リモコンや本体を直接操作しても反応が悪くストレスが溜まることです。
これはiPhoneで解決
これで操作すればイライラしなくて済みます。
Bluetoothの接続が若干途切れたりするので、接続を諦めましたが、Bluetooth接続もできるようになっております。
今回の記事まとめ
- ネットワークレシーバーは置き場を選ばず省スペースでの運用が可能なので、失敗しにくい
- ネットワークレシーバーのアンプは酷評されることもあるが、その前に広い部屋と音源を揃えてから考えたい。
- ネットワークレシーバーのアンプよりもスピーカーにワンランク上のものをチョイスすることで音質はかなり向上する
- 置き場所を選ばないようにするために最適なネットワークの構築をしましょう。
- Bluetoothで出力できるので、スマホからの出力も楽々。