うだるような暑さも吹き飛ばすような新製品のリリースが今夏は多く、MSI、ASUS、GIGABYTE外資系メーカーもゲーミングノートを市場に投下しています。
国内のゲーミングPC市場においてのパソコンメーカーの課題は『一般層が購入しやすいモデル』でさらに市場を盛り上げることです。
hp社が主催するゲーミングPC新製品発表会に参加してそんな感想を持ちました。
この記事では、ゲーミングPCの新製品、新ブランドを紹介するとともに、ぜひ皆さんにゲーミングノートでゲームをプレイしてほしい僕の思いも記載していきたいと思います。
ゲーミングPC市場のおさらい
今回hpが打ち出す新ブランドは『Pavilion Gaming』です。昨今のhpといえば、ラグジュアリーハイスペックノート『Spectre』が有名です。
法人などの場を除いてhpのパソコンを利用しているユーザーのイメージを僕は持っていなかったのですが、新ブランド『Pavilion Gaming』では上記画像のようなメインストリーム層を取り込んでいくということです。
メインストリーム層の取り込み
全体の3分の2を占めるといわれるメインストリーム層(1日のうちほとんどゲームをしないがタマにプレイする人たちのこと)はhpだけでなく、冒頭で紹介したような外資系メーカーや国内メーカーではマウスコンピューターが狙う最も分厚い層です。
日本市場に浸透しないのはスマートフォンがインターネットにつながりすぎるからだと個人的には思っているのですが、もっとたくさんの人にパソコンでのゲーミングを僕はおすすめしたいと思ってます。
せっかくsteamサマーセールやってるので3作品購入まずはFFXで涙を流します。 pic.twitter.com/psRK7oOQzu
— うっしー@ 💻ブロガー (@usshi_na_life) 2018年7月4日
買いました pic.twitter.com/8KJkpYXTE9
— うっしー@ 💻ブロガー (@usshi_na_life) 2018年7月4日
ゲームのプラットフォームでは、『Steam』が有名です。つい最近僕はメジャータイトルを5タイトル購入してみましたが、とにかく安いのです。
話題のe-Sportsのイメージが先行しているからかいまひとつ「パソコンでゲームをプレイする」=ゲームガチ勢、といった感覚になりがちなのもたしかです。
つまり、ゲームといえば『任天堂switch』や『PS4』が思い浮かぶ層をいかにして取り込むのかが各パソコンメーカーやゲームを制作するメーカーの課題だと思っています。
『pavillion Gaming』『OMEN by hp』
ハードウェアのパフォーマンスがあがるなかで、パソコンのすみわけも細分化されゲーミング用PCでも、e-Sportsのような本気でスコアを狙いに行くフルパワーのゲーミング用パソコン『OMEN by hp』ブランド。
PS4などの家庭用コンソールで楽しんだり、写真や動画の編集などマルチに使えるようシンプルな設計の『Pavilion Gaming』ブランド。
僕はどちらかといえば、『Pavilion Gaming』ユーザーの方なので、そちらを紹介したいと思います。
ゲーミングノート『Paviion Gaming15』主張のないシンプルなデザイン
ゲーミングパソコンは光るから購入に戸惑うという層は一定数存在し、シンプルなデザインを好む人のために開発されたのが『Pavilion Gaming』ブランド。
シンプルかつ高級感のあるデザインでゲーミングのなかでもビジネスユースでも使えそうなデザインはとても魅力的でした。
10万円以下の低価格設定
15.6インチの液晶を搭載した『Pavilion gaming15』はとCore i5 8300H とGTX1050を搭載し、最廉価モデルは98,800円(税抜き)非常に安い金額で購入できます。
同価格帯のモデルを販売する他社との違いとして、HDDドライブでありつつもIntel Optaneメモリーを標準で採用した構成になっているということ。
Intel Optaneメモリーは、別途メモリーを付属させることによってHDDの読込速度を高速化させる新技術です。
『Pavilion Gaming15』安価でありながらストレスを感じさせないコストパフォーマンスの高いモデルとなっています。
今後実際にレビューする機会がありそうなので、起動速度などはその際に検証したいと思います。
デスクトップゲーミングPC『Pavilion Gaming790』|VRユーザーにも配慮した親切&ハイパワーデスクトップPC
『Pavilion Gaming790』は背面にUSBポートが多く存在していると机の下においてある場合不便であるVRユーザーのために配慮。前面にUSBポートをType-Cポート含め5つ配置。
パフォーマンスモデルと銘打って販売される同モデルは、FHDでゲームをプレイするには理想的なグラフィックボードのGTX1060(6GB)から。
そしてPCIe接続のSSDを512GBと2TBのHDD(デュアルストレージ構成)、電源もPLATINUM相当を標準装備していることもあって、高負荷な処理を連続して行うクリエイターにもうれしい構成となっています。
また、スリムな設計であることも魅力の一つであり、20Lサイズとhp社では読んでいるらしいのですが、非常にコンパクト。
『ゲーミング』と名はついているものの、クリエイティブ作業を行う方でパソコンのスペックがわからないという人はスリムかつ堅牢制の高い『Pavilion Gaming790』は選択肢に加えてもよいのではないかと思います。
hp公式【Pavilion Gaming790】の詳細まとめ:最廉価モデルのPaviion Gaming15が気になる
僕としてはintel Optaneメモリーを標準搭載したPaviion Gaming15が気になっています。単純にデザインがかっこいいのと、ゲーミングノートはどうしても「スペック寄り」な構成になってしまい高くなりがち。
安価でバランスの良いノートパソコンだとおもいます。