m-Book W890レビューGTX1650搭載ノートPCでゲーム、動画編集に最適

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m-Book W890は、マウスコンピューターの販売する17.3インチノートPCです。

特徴は、第9世代Core i7 9750H、専用グラフィックスにGTX1650を搭載。加えて高品質な液晶パネルを採用しているので、本格的な写真編集や動画編集に最適です。

今回実機をマウスコンピューターからお借りしたのでレビューいたします。

m-Book W890の特徴

m-Book W890は全モデル『W880』から大幅に進化しました。もともとWシリーズは単に専用グラフィックを搭載した17.3インチの大型ノートPCという位置づけでしたが、W890は広い色域を持つ液晶モニターを搭載しているため、クリエイティブな作業に最適です。

高品質な液晶パネルを搭載

一般の方には聞きなれない退屈な話かもしれませんが、ノートPCとしては品質の高い液晶モニターを採用しています。

m-Book W890が搭載する液晶モニターのカラースペース
sRGB比96.9%
sRGBカバー率91.2%

色域は、sRGBカバー率で91%ほど。これであれば、写真編集や動画編集にも対応可能です。ウェブコンテンツの制作はもちろん、様々な用途に使えるクリエイターPCとして使えるでしょう。

これまでマウスコンピューターは液晶がダメと騒がれてきましたが、このモデルに関してはノートPCのなかでもかなりお勧めできるモデルです。

GTX1650搭載でゲームのプレイも楽々

新しくなった専用グラフィックチップ『GTX1650』はとにかくすごいです。

僕が普段行うゲームの検証では、最新のモデルの一番下のグレードとは思えないほどのスコアでした。

フォートナイト

フォートナイトの平均フレームレート(FHD)
エピック(最高画質)
68fps
高画質
92fps
中画質
127ps

人気ゲームタイトル『Fortniteフォートナイト』は最高画質で60fps以上で描画可能。

これまで、GTX1050だと画質を落とさなければ満足遊べませんでしたが、GTX1650を搭載しているモデルであれば、高画質で92fpsでプレイ可能です。(もちろんそれに対応したゲーミングモニターは必要です。)

PUBG

PUBGの平均フレームレート(FHD)
ウルトラ(最高画質)
60fps
高画質
70fps
中画質
80ps

PUBGでも同様にウルトラを選択しても60fps以上で駆動します。

今までは、フォートナイトやPUBGなどのシューティングゲームをプレイしたい場合、ミドルクラス以上のグラフィックボードが搭載されているゲーミングノートPCを選ばなければなりませんでしたが、GTX1650ならば、快適にプレイできます。

モンスターハンターワールド

モンスターハンターワールドの平均フレームレート(FHD)
54fps
59fps

僕が最も驚いたのは、カプコンの大人気ゲームモンスターハンターワールドのフレームレートです。

モンスターハンターワールドはめちゃくちゃ重たいゲームで、以前のGTX1050ではとても快適に遊べなかったのですが、GTX1650ならば、低画質で快適レベルまで向上。

さすがに中画質となると、狩りをしている最中に大きくフレームレートが下がるシーンもありつらかったのですが超快適になりました。

ゲーミングPCとしてもお勧めできるモデルです。

ラインナップとおすすめ

m-Book W890のラインナップとおすすめ
機種おすすめCPUメモリSSDHDD
W890BN-M2S2Core i7-9750H8GB256GB
W890XN-M2S2Core i7-9750H16GB256GB
W890XN-M2SH2Core i7 9750H16GB256GB1TB

W890シリーズすべてがおすすめできるのですが、やはり買うなら一番上のモデルです。

ここまで記載しているように、クリエイティブな作業からゲームもこなせる万能ノートPCですので、大容量HDDを搭載しているモデルがおすすめ。

m-Book W890XN-M2SH2のスペック

今回お借りしたモデルはW890XN-M2SH2で、最上位のモデルです。スペックは下記の通り

液晶17.3インチFHD(1920×1080ドット)
CPUCore i7 9750H
メモリ16GB
SSD256GB(SATA)
HDD1TB
サイズ399.9×282×25.9mm
重量約2.6kg
連続駆動時間約6.3時間

n-Book W890XN-M2SH2は大きささえ許容できるのであれば、だれにでもおすすめできます。

それくらい完成度が高いです。

パフォーマンス

Cinebench R20では2401ポイントでした。Core i7 8750Hよりも200ポイントほどスコアが向上。実性能に落とし込んでもはっきりと体感できるレベルでした。

動画の書き出し

Vegas Pro15にて5分程度の動画を書き出し、YouTubeにアップロード済みのテロップ・アニメーション・音声有。フルHD画質1080p59fps。

変換方法FHD
CPU単体14分33秒
QSV12分22秒
NVENC8分31秒

動画の書き出しはCPUがCore i7 9750Hを搭載することで前世代から大幅に短縮しています。

初心者の方がデスクトップPCを避けて動画編集をやりたい!という場合は、Core i7 9750H搭載ノートPCがおすすめですね。

RAW現像

Adobe lightroomClassic CCにて、Adobe Lightroom Classicにて、α7Ⅱで撮影したRAWファイル(1枚あたり24Mb)を100枚JPEGに書き出しするスピードを計測したところ1分51秒でした。

  • 画像形式JPEG
  • カラースペースsRGB
  • 画質60
  • メタ情報『すべてのメタデータ』人物情報の削除、場所情報を削除
スペック書き出し時間
Core i7 9700K メモリ16GB(DGZ530)1分24秒
Core i7 9750H メモリ16GB(レビュー機)1分41秒
Core i7 8750H メモリ32GB1分51秒

本格的な写真編集作業であるRAW現像においても、前世代のCPUよりも高速化されたことがはっきりわかる結果です。

RAW現像入門機としても最適です。

外観・デザインについて

質実剛健を思わせる堅牢なつくりが特徴。

m-Book W890はオーソドックスなブラックカラーかと思いきや実は細部にこだわったつくりをしています。

写真ではうまく映せなかったため公式から引用します。

カーボン風にプリントが施されており、目立たない感じが”粋”

こんなデザインのパソコンはめったにありません。渋い。

天板はヘアライン加工が施されています。フラットデザインでコンパクトにまとめた感じがとても良い。

そして背面。熱を逃がすための機構。PC内部の熱を処理することでパフォーマンスを引き上げています。

重量

重量は2.5kgほど。17.3インチのノートPCとしては軽いです。

持ち運びは難しいですが、宅内での移動は簡単にできます。

ACと合わせた総重量は2.9kgほどで、外に持ち運ぶのは大変だと思います。

インターフェースについて

左側面

  • USB 3.0
  • USB2.0
  • マイクジャック
  • イヤフォンジャック

右側面

  • USB 3.1
  • USB 3.1Type-C
  • カードリーダー

奥側面

  • minidisplay
  • HDMI
  • イーサネット
  • DCジャック

m-Book W890の拡張性は高く、外部データの読み込みや複数モニターの出力までフォローできるため、デスクトップPCの代わりとして使うのに便利だと思います。

キーボード・タッチパッド

フルサイズスケールのテンキー付きのキーボードです。矢印が『0』に食い込んでいますが、それ以外は普通です。

ややエンターキーが小さいかなと感じましたが、普通に使えました。

メーカー公称値ではキーストロークは1.8mmとのことでしたが、実測値では1.5mm。計測誤差も考えられますが、打ち味は軽めでパチパチとした打鍵感。

あまり音も響かず打鍵できるため、ノートPCの中では打ちやすいと思います。

タッチパッドはマウスコンピューターの定番のやつ。

クリック感が浅めなボタンと滑りの良いタッチパッドです。個人的にはマウスを別途用意したほうがいいと思います。

タッチパッドの左上部には指紋認証センサーが搭載されています。Windows Helloによるログインに対応しているので、自分の指紋を登録しておくと簡単にログイン可能です。

液晶モニターについて

反射の少ないノングレアタイプのパネルが使われています。

ナローベゼルデザイン=狭額縁なので、ボディサイズは15.6インチクラスを実現しています。作業に集中できるというメリットもあるので、事務作業用のPCとしてももちろん利用可能です。

若干色の変化があるようにも見えますが、視野角は広めです。

カラーマネジメントツールにてガンマカーブを測定しました。

色の出方は良好だと思います。

今回の試用機はAUO社(BenQ子会社)の品質の高いパネルを採用していたので、液晶モニターの品質は良いと思います。

搭載されていたSSD、HDD

ウェスタンデジタル社のM.2SSDでした。

シーケンシャルリードはそこまで高くありませんが、動画編集や写真編集の入門レベルなら十分だと思います。一般家庭で使う場合ももちろん十分な性能だと思います。

SeagateのHDDが搭載されていました。読み込み速度は速くありません。データ保存用として使いましょう。

W890の耐久性について

ゲームプレイ時にCPU温度とGPU温度を計測しました。

ゲームプレイ時のCPU温度とGPU温度

m-Book W890の耐久性
CPU温度77℃
GPU温度68℃

 

表面温度

全体的に低温で抑えられており、耐久性はかなり高いと思います。一般向けのmouseブランドで販売されているモデルとは思えないくらい完成度が高い。

騒音

ノートPCを50cmほど離したところから、騒音計を使い、音の大きさを計測しました。

17.3インチということで、ファンが大きめなこともあってか、騒音計が指す48.3dbほどの音といった感じはなく、ストレスは少なめです。

m-Book W890の評価と感想

m-Book W890の評価と僕の感想をまとめます。めずらしく、というか本気でおすすめできる17.3インチノートPCでした。

動画編集用に鉄板のノートPC

ノートPCとしては、やや大きめの17.3インチということで、選択肢から除外している人も多そうですが、色域やパフォーマンスを考えると、クリエイター向けのノートPCとして自信をもっておすすめできるノートPCです。17.3インチは15.6インチよりも視認性が良いので、どんな作業でも画面が見やすい。

というかマジで「動画編集で迷ってるならコレ買え」って強く推せる。

それくらい完成度が高く弱点が見つからないノートPCがW890。

強いてデメリットをあげるとするならば、タッチパッドの配置がやや奥に設置されて操作性が悪いと感じました。

ただ、マウスを使えば解決できるので、大きなデメリットにはなりえないかと。

マルチモニター環境にも最適

奥側に設置されている各種モニター出力が非常に便利です。

今は、マルチモニターで作業をする人も増えていますし、W890くらいのパフォーマンスがあれば外付けのゲーミングモニターを買えば、十分に本格的なゲームのプレイも可能です。

性能が高いということはそれだけ汎用性に優れ、なんでも使えるということなので、このノートPCは買って後悔しないコスパに優れたノートPCだと思いますよ。

なお、価格や仕様は記事執筆時のもので変更となる恐れがあります。必ず公式ページで確認をお願いします。

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