【G-Tune】NEXTGEAR i690GA5レビュー人気売れ筋ナンバー1のゲーミングPC

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マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」

公式サイトで最も売れ筋のモデルが、NEXTGEAR i690GA5です。ミドルハイクラスのグラフィックボード・RTX2070Superを搭載し、その性能をいかんなく発揮できるCPUであるCore i7 9700Kとのセット構成。

現状のゲーミングPCとしての鉄板構成で同社の人気ナンバーワンを獲得するのもうなづけるというわけです。

今回はメーカーよりNEXTGEAR i690GA5の実機をお借りして検証結果と感想をお伝えいたします。

NEXTGEAR i690GA5の特徴

マウスコンピューターで一番人気のゲームPC

マウスコンピューターは公式サイトで売れ筋のゲームPCをランキングで紹介していますが、今回紹介するNEXTGEAR i690GA5が1位です。

理由として、RTX2070Superを搭載することにより、すべてのゲームタイトルを快適に動作させることが可能かつ、YouTubeやTwichなどのリアルタイム配信にも耐えられる性能だからでしょう。

セールでお得に購入可能

マウスコンピューターは公式サイトにて、PCのセールに力を入れています

セール対象製品になったものをベースとしてカスタマイズして購入してもよいですし、そのまま購入しても、問題のない構成で販売されるため、初心者の方で選び方がわからない方はセール対象製品の中から選んでみるのもよいかもしれません。

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利便性を追求したPCケースを採用

G-Tune NEXTGEAR i690シリーズは、フラットなデザインを採用することで、”物”をPC上に置きやすいよう設計されています。

本来であれば、吸気用の穴がPC上部についているものですが、NEXTGEAR i690はPCケース内のエアフローを横と下に集中することで、フラットデザインに成功しました。

部屋の狭い日本では、デスクトップPCの上に物を置くという人が多くこのデザインになったとのことですが、物を置いたところでPCの処理能力に何ら影響がないのは安心感があります。

また、USBポートやオーディオジャックが本体右面に集中しているのも、机の下に置いたときの抜き差しを簡単にしてくれるというメリットがあります。

ATXサイズのマザーボード搭載で拡張性は高い

NEXTGEAR i690GA5に搭載されているマザーボードは、Z390チップセットに対応したATXサイズのものです。

そのため、G-Tuneで販売されているNEXTGEARi”m”シリーズよりも1段高い拡張性を持っていまして、カスタマイズベースとして検討されるのもよいかと。

例えば、起動ドライブをM.2ゲームソフトを1TBのSATASSD、自分のプレイを録画するために4TBHDDを構成するだけで、ゲーム動画配信者としての環境はコレでそろいます。

NEXTGEAR i690GA5のスペック

サイズミドルタワー
CPUCore i7 9700
GPURTX2070Super
メモリ16GB
SSD256GB(M.2)
HDD1TB
電源700W(80PLUS BRONZE)
寸法幅210×奥行524.2×高さ435mm
保証1年間メーカー保証+365日電話サポート

G-Tuneブランドを展開するマウスコンピューターは購入後から1年間メーカー保証及び365日の電話サポートを無償提供しています。

初めてパソコンを購入するという方にも安心です。

モニターは標準で付属しませんのでご注意ください。価格や仕様は変更となる恐れがあるため公式ページで必ず確認をお願いします。

ゲーム性能

RTX2070Superを搭載したゲーミングPCがどれほど快適にゲームがプレイできるのかを解説します。なお、筆者である僕の検証環境がUWQHD(3440×1440ドット)ウルトラワイドモニターであるため解像度はフルHDのほかにUWQHD解像度もついでに記載します。

フォートナイト・PUBG中級ゲームタイトルの快適性

フォートナイトの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
エピック(最高画質)
167fps
高画質
209fps
中画質
353ps
UWQHD(3440×1440ドット)
エピック(最高画質)
82fps
高画質
136fps
中画質
172fps

人気ゲームタイトル『Fortniteフォートナイト』はエピック(最高画質)167fpsでした。240hz駆動のゲーミングモニターを十二分に活かせる性能を有しています。

本格的なゲームのプレイはもちろんのことリアルタイム配信を行いたい方にもおすすめできるマシンパワー。

一方、UWQHD(3440×1440ドット)では、エピックで82fpsまで平均フレームレートが低下しました。ウルトラワイドモニターは高リフレッシュレートパネルが高価ということもあって、100hz以上で駆動するモニターをそもそも用意できる人が少ないとは思われますが、RTX2070Superは高画質から144hz駆動で安定します

PUBGの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
ウルトラ
165fps
高画質
159fps
中画質
197ps
UWQHD(3440×1440ドット)
ウルトラ
82fps
高画質
122fps
中画質
130fps

PUBGでは、FHDウルトラで165fpsでした。UWQHDで82fpsなのでこちらも快適プレイが可能です。

フォートナイトやPUBG、Apexlegendsなど中級クラスのバトルロイヤルゲームTPSゲームをプレイするならば、RTX2070Superはゲーミングモニターのパフォーマンスを活かしきれる性能があります。

ファイナルファンタジー15|重量級ゲームタイトルの快適性

ファイナルファンタジー15の平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
最高画質
95fps
WQHD(2560×1440ドット)
最高画質
70fps
4K(3820×2160ドット)
最高画質
40fps
4KDLSS
59fps

重量級ゲームタイトルファイナルファンタジー15のベンチマーク中のフレームレートを計測。WQHD(2560×1440ドット)までは快適クラスでゲームのプレイが可能です。

RTXシリーズのみ対応しているDLSSを利用すると59fpsまでフレームレートが向上し快適水準でプレイが可能です。

シャドウオブザトゥームレイダーの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
最高画質
106fps
WQHD(2560×1440ドット)
最高画質
76fps
UWQHD(3440×1440ドット)
最高画質
61fps

シャドウオブザトゥームレイダーもファイナルファンタジー15と同程度の重量級タイトルですが、UWQHDでも平均61fps以上で描画可能。シャドウオブザトゥームレイダーもDLSSに対応しているため、4K画質でのプレイもできると思います。

i690GA5のゲーム性能まとめ

4K解像度で重量級ゲームタイトルを快適にプレイ可能

4K解像度では40fpsまで落ち込みましたが、”RTX”シリーズのみが使えるDLSS(ディープラーニングスーパーサンプリング)を適用すると59fpsまで向上しました。

個人的に「4Kで快適にプレイ可能」と言えるレベルです。

MHW(モンスターハンターワールド)など重量級とされる人気のゲームタイトルは順次DLSS対応されているので絶対数はすくないのですが、今後も増えていくと思われます。

PCゲームを選ぶ理由の一つである高画質な4Kでゲームを快適に楽しみたいのであれば、RTX2070Super以上を選ぶといいと思います。

デザイン・本体外観

NEXTGEAR i690は派手すぎず使いやすいシンプルでフラットなデザインが特徴です。

「いかにもゲーミングPC」といった感じはなく、冒頭で紹介した通り使いやすさに特化したデザインだと思います。

G-Tuneロゴは電源を入れると赤く光りますが、うざったくはありません。

マザーボードの裏側に当たる部分ですが、G-Tuneのロゴが刻印されたパネルとハニカム構造の吸気穴があいています。

今回は、カスタマイズ構成で選択可能な『【G-Tune】NEXTGEAR専用ハイグレードATXケース 強化ガラスサイドパネル ( ケースファン 背面×1 搭載 ) 』モデルでしたので、クリアガラスとなっています。アクリルパネルよりも質感は高く、高級感があるのですが、総重量が重くなります。

ただ、見た目だけではなく、メンテナンス性にも配慮されており、工具なしで上記写真のつまみをひっぱるだけでパネルを外すことが可能です。

非常に簡単に外せるため、内部の清掃やSSDの拡張などが楽に行えるようになっています。

フロントのIOは床に置いた際指しやすいよう右側に集約されています。

設置のしやすさ

今回はサイドパネルにガラスパネルを使用したものが検証機として送られてきたため多少重量が加算されていると思われますが、実測値で12.6kg。

ミドルタワーデスクトップとしては標準的、あるいはやや重い程度。

上記ツイートはG-Tuneのスポンサードする『G-Star Gaming』に所属する女の子たちが利用するG-Tuneのまとめですが、華奢な女の子でも設置することができるので、設置は難しくはないと思いますよ。

今回検証機に使用されていたマザーボードはMsiのZ390-S01でした。マウスコンピューターは時期によってパーツの見直しが行われるためどのパーツが使われるかはわかりませんが、今回のマザーはゲーム用途だけであれば必要にして十分な拡張性だと思います。

  • USB3.0×4
  • USB3.1×2(Type-C1)
  • RJ45(イーサネット)
  • デジタル音声入出力端子
  • ラインイン
  • ラインアウト
  • マイク入力
  • リアスピーカー
  • センタースピーカー

  • DP×3
  • HDMI×1

リファレンスモデルのグラフィックボードは4画面同時出力が可能です。

SSDとHDD

ウェスタンデジタルのSSDとゲーム用の高速HDDを搭載していました。ゲームのプレイなら問題ない速度だと思います。

重量級タイトルをたくさんプレイされるならゲームデータ保存用にSSDカスタマイズをするのがおすすめです。

下記動画では、実際にSSDとHDDでゲームのプレイにどう影響するのか検証してみました。

駆動音、駆動時の熱

ファンの音

ファイナルファンタジー15駆動時の騒音は54.5dbほどで主にグラフィックボードの駆動音です。全開時にはやや野太いファンの音が部屋に広がります。

イメージとしては夏の暑い日にエアコンを全開にしたような感じです。ヘッドセットを装着しゲームに集中するなら気にならないと思いますが、ちょっとした作業だと耳障りだと感じるかもしれません。

駆動時の熱

外排気型のGPUを搭載しているためGPU温度が高くなりがち、ベンチマークソフトを30分連続で駆動させるとピーク時は80℃程度まで上昇。機器耐久性的には問題なさそうですが、部屋の温度は体感的に3度くらい上昇。冬はいいけど夏は熱そうです。

CoolerMasterのCPUクーラーですが、しっかりと熱を放熱しているのがわかります。

VRM周りもヒートシンクのおかげか40度前後で安定していました。

発熱で壊れそうなパーツはあまりなく、NEXTGEARi690シリーズの放熱設計が優れているのだと思います。

また、高負荷時(FF15を4K解像度でDLSS)のCPU温度及びGPUの温度は上記のとおり、CPUは70℃を超えることはなく安定しています。

GPUは85℃が最高。パフォーマンスの低下は見られず、パーツ性能を最大限発揮していると思います。

NEXTGEARi690の懸念点はRTX2070Superなどのハイパワーグラフィックボードを全開駆動させたときの室内温度の上昇だと思います。

駆動時の音や熱を抑えたいのであれば、RTX2060SuperやGTX1660Tiを検討すべきかもしれません。

NEXTGEAR i690GA5の評価とまとめ

YouTubeにて口頭でおすすめポイントを解説していますので、チャンネル登録とともにお願いします。

NEXTGEAR i690GA5は重量級のゲームを4K解像度で快適プレイ可能なミドルハイクラスのゲーミングPCです。

ゲーミングPC市場では、NEXTGEAR i690GA5よりも良いパーツを搭載した製品はたくさんありますが、NEXTGEAR i690GA5以上のPCを購入したとしても体感的な性能差を感じづらいと思います。むしろゲーミングモニターやキーボード、パーツなどの周辺機器をそろえていくほうが賢いかもしれません。

予算20万円でゲーミングPCを買うならNEXTGEAR i690GA5がおすすめ

標準で21万9800円(税抜き)と価格は高めですが、ゲームのプレイを目的としてPCを購入するのであればコレ1台あれば完璧です。

セールでお得に購入可能

マウスコンピューターは公式サイトにて、PCのセールに力を入れています

セール対象製品になったものをベースとしてカスタマイズして購入してもよいですし、そのまま購入しても、問題のない構成で販売されるため、初心者の方で選び方がわからない方はセール対象製品の中から選んでみるのもよいかもしれません。

  • マウスコンピューターの最新セール情報【限定特価】

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