G-Tune P5レビュー 15.6型のスタンダードゲーミングノートPC

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G-Tune P5の特徴

G-Tuneが販売するG-Tune P5は高性能な第9世代CPU「Core i7 9750H」と、ゲームを快適にプレイするために必要なGPU「GTX1650」を搭載しています。

また、データストレージが256GBの超高速なNVMe対応SSD+1TBのHDDで構成されているため、特にカスタマイズせずに購入しても問題なさそうな構成です。

マウスコンピューターから実機をお借りし検証した結果と僕の感想を記載します。

ゲーム・動画編集どちらにも対応可能な拡張性

G-Tune P5はゲーミングノートPCの入門機的な位置づけで販売されているものの、UHS-Ⅰ対応のSDカードスロットやUSB3.1(Type-C)を搭載しているため、動画編集と兼用して使える万能型のPCです。

もちろん、本格的なクリエイター向けPCなどに実装されている高速データ転送規格thunderbolt 3には非対応ですので、差はあります。

ただ、「これから動画編集を行ってみたいがゲーミングノートPCでも大丈夫か?」という旨の質問をYouTube上で受けているので回答しておくと、このクラスのノートPCならとりあえずオーケーと僕なら言っちゃう。

標準でデュアルストレージ構成

価格+選びやすさで他社と勝負するG-Tuneのメリットはベースモデルからデュアルストレージで構成されている点。

OSは256GBのNVMeSSDに格納されているため、起動は速く、またゲームソフトや動画データなど重たいデータの保存にはHDDを利用できる。メモリーも標準で16GBを搭載しているので、初心者に優しい構成だと思います。

何もカスタマイズせずそのまま購入しても十分に使える親切構成です。

i5565/i5360との違い

G-Tuneでは低価格モデルで売れ筋の、NEXTGEAR-NOTE i5565 i5360シリーズがあります。

  • i5565→GPUがGTX1660Ti
  • i5360→CPUがデスクトップ用

といった違いがあります。

体感で大きな差が生まれるのは、グラフィックボード(GPU)によるところなので、i5565が最も守備範囲が広くG-Tuneで売れ筋のゲーミングノートPCです。バトロワ系のゲームタイトルを快適クラスで動作させられる性能がありますが、その分価格はが若干高め。

G-Tune P5のゲームの快適性で判断してもいいかもしれません。

ゲームの快適性

G-Tune P5はラインアップとして1モデル展開です。

検証機は下記構成・スペックです。

G-Tune P5のスペック
ディスプレイ15.6型フルHD(1920×1080ドット)IPS
CPUCore i7 9750H
GPUGTX1650
メモリ16GB
SSD256GB
HDD1TB
重量約2.5kg
保証1年間無償保証・24時間×365日電話サポート

マウスコンピューターでパソコンを購入すると全機種に1年間の保証、および電話サポートが無料で付帯しますので、パソコンを初めて買う方はこういう要素も検討材料に含めるとよいでしょう。

フォートナイト・PUBG中級ゲームタイトルの快適性

フォートナイトシーズン2の平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
エピック(最高画質)
70fps
高画質
90fps
中画質
97fps

人気ゲームタイトル『Fortniteフォートナイト』はエピック画質。で70fpsでした。G-Tune P5に搭載されているモニターは一般的な60hzのモニターですので、モニターパフォーマンスを活かしきれます。

反対に別途ゲーミングモニターを接続する場合は中画質まで落としたほうが良いでしょう。144hz駆動のゲーミングモニターまで許容できるレベルです。

PUBGの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
ウルトラ
79fps
高画質
95fps
中画質
110fps

PUBGではウルトラで79fpsでした。メモリが16GBということもあって、フレームレートが安定していました。

今回の検証ではフォートナイトよりもPUBGのほうがスコアが伸びましたが、ゲームタイトルはアップデートが入るたびに要求性能が上がるため、ハードにプレイされる方は上位GPUを搭載しているi5565を検討してもいいかな?といった印象です。

PUBGライトの平均フレームレート

PUBGライトは、低スペックなノートPCでもサクサク動作するように画質を落としてプレイできるソフト。通常版よりもエフェクトがスマホ版に近く、実際に動いているプレイヤーが少ない。

PUBGライトの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
ウルトラ
164fps
高画質
230fps
中画質
290fps

PUBGライトでは、ウルトラでも164fpsで描画可能でした。最高画質でのプレイが快適に行えますが、この結果なら通常版でいい。

ファイナルファンタジー15|重量級ゲームタイトルの快適性

ファイナルファンタジー15のスコア
フルHD(1920×1080ドット)
軽量品質
6957
標準品質
5325
高品質
3987

ファイナルファンタジー15は、PCゲームの重量級タイトルをどの程度快適に遊べるかの指標として使われるタイトルです。

軽量品質で”快適”クラスです。PS4で先行販売しているような大人気ゲームを高画質で楽しみたいという場合、GTX1650ではやや厳しいかもしれません。

G-Tune P5のゲーム性能まとめ

他社の同じクラスのゲーミングノートPC比較した際、価格がちょっと高いのですが、その分ゲームプレイ時のフレームレート・挙動が安定しています。

搭載メモリが16GBであることが要因だと思いますが、外資系メーカーはベースモデルからカスタマイズできない8GBモデルが多く存在しています。ですので「自分で増設するのが難しい」と感じる方はG-Tune P5を選ぶのが堅実な選択です。

一方、今後発売が予想される、デスストランディング、モンスターハンターワールドアイスボーンなど、PCに移植されると超重量級になるゲームタイトルをプレイするには性能が足りません。GTX1660Ti搭載のNEXTGEAR-NOTE i5565もしくはNEXTGEAR-NOTE i7941シリーズから選びましょう。

モニターの発色・見え方

G-Tune P5は視野角が広いIPSパネルを採用しています。ノングレアでゲームのプレイはしやすいと実際にプレイしてみて感じました。

色域・トーンカーブ

緑がやや弱いのですが、見た目は自然です。

搭載パネルはLG製のものですので、標準的なモニターの色域・品質だと思います。

G-Tune P5の液晶モニターの色域
sRGBカバー率60.8%
sRGB対比60.8%

 

キーボード・タッチパッド

キーストロークは約1.8mmでゲームをプレイ時の操作もしやすいです。ただし、キートップが狭く押し間違いをしてしまう可能背があります。

また、配列が特殊で、矢印キー「→」がテンキーの「0」の隣にあります。一般的なタイピング時に違和感を覚えるかもしれません。

タッチパッドの使いやすさは普通だと思います。可もなく不可もなし。

ベンチマーク結果

Cinebench R20

Cinebench R20の総合スコア
G-Tune P5
2313pts
Legion Y740(15)
2387pts
Legion Y540(17)
2716pts
m-Book W890
2416pts

 

CPUのパフォーマンスを計測するベンチマークソフトウェア「Cinebench R20」では、2313ptsでした。

相対的に見て、まずまずな結果。CPUパフォーマンスを求めるのであれば17.3インチのモデルを選ぶとよいと思いますが、体感的な性能差は軽度です。

SSD・HDD

メインのSSDはADTA製のものが採用されていました。シーケンシャルリードは2057Mb/sと非常に高速。Windowsの立ち上がり速度も良好です。 

データ保存用のサブストレージは、SeagateのHDDが搭載されていました。

ゲームのロード時間を短縮されたい方は、960GBの安価なカスタマイズでも構わないのでおすすめします。

本体デザイン・外観

黒を基調としたオーソドックスなゲーミングノートPCです。G-Tuneのロゴは控えめ。背面に映像系の端子、電源あります。

G-TuenのゲーミングノートPCの強みは底面部のデュアルファンです。同じCPUを搭載したモデルよりもベンチマークスコアが伸びたり、パフォーマンスを維持し続けられるのはこのデュアルファンがあるおかげです。

本体のみの重量は実測値で2.1kgでした。持運びしづらいです。

インターフェース

左側面

  • USB 3.0
  • USB 2.0
  • マイクジャック
  • イヤフォンジャック

右側面

  • USB 3.1
  • USB 3.1(Type-C)
  • UHS-Ⅰ対応SDカードスロット

奥側面

  • MiniDisplay
  • HDMI
  • LAN端子
  • 電源

G-Tune P5はエントリークラスのゲーミングノートPCとして考えたときに高い拡張性を持っているといえます。

耐久性・堅牢性

ゲーム時の表面温度

フォートナイトの検証中に計測したものです。表面温度は35.7℃とプレイに大きく影響を与えない数値でした。

ゲーム時の内部温度

ファイナルファンタジー15のベンチマークを2時間動作させ続けた際のログデータです。

PC内部のCPU温度は。一度も90℃を超えることなく安定していました。熱をしっかりとコントロールできているため、PCそのものの耐久性は高いと思います。

駆動時の音

上記プレイ時に計測してみましたが、53dbほどで、うるさいなと感じるレベルでした。PCの性能とトレードオフ、とはいえここは残念。

ゲーミングヘッドセットなどを装着していれば気にならない程度です。

ファンが駆動しないアイドリング時ではそこまで不快感は感じませんでした。

G-Tune P5の評価とまとめ

検証結果とノートPCのスペックからおすすめできる人を解説します。

はじめてゲーミングノートPCを買う人におすすめ

「予算が出せるならもっと高性能を」といいたいところですが、ライトにゲームを楽しみたい人は週に5時間プレイできればいいところ。ゲーミングノートPCを購入する人の予算は10万円前後と思われるので、そのくらいで考えている人におすすめ。

他社モデルと比較すると同スペックでまだ安いモデルはありますが、僕が今までレビューしてきたGTX1650搭載ゲーミングノートPCの中で、G-Tune P5の挙動が最も安定している(実機計測ベース)ため、初心者におすすめです。

なお、価格や仕様は記事執筆時のもので変更なる恐れがあります。必ず公式ページでご確認ください。

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