マウスコンピューターのmouse X4-Bはmouse X4シリーズの一番下のモデルです。

AMD社のCPUを搭載することで価格を下げていますが、材質はマグネシウム合金であり基本はmouse X4と変わりません。

メーカーよりお借りした実機の検証結果と僕の感想をお伝えいたします。

Intel製のチップセットを搭載したm-Book X400シリーズのレビューは下記記事をご覧ください。

Ryzen 5 3500Uの性能

m-Book X400Bに搭載されているCPUはIntel製のCore iシリーズではなく、AMD社のRyzenシリーズです。

Ryzen 5 3500Uはそのベンチマークスコアだけでなく、確かな性能を発揮してくれるのですが、やや中途半端な感じも否めず、プロ向けというよりは家庭用向きな印象があります。

ベンチマークスコアだけでいえば、Core i5並み

ことベンチマークスコアだけ抽出すると、Ryzen 5 3500UはIntel用モバイルCPU Core i5 8265U並みの性能があります。

価格にフォーカスした際、コスパが高いのでおすすめされることが多いのですが、実際にソフトウェアを動かした際の体感速度はIntel CPUのほうがはやいかな?という印象です。

Cinebench R20

Cinebench R20の総合スコア
m-Book K700 Core i7 9750H
2643pts
DAIV NG4300 Core i7 8565U
1640pts
m-Book X400HS Core i7 8565U
1448pts
mouse X4-B Ryzen 5 3500U
1373pts

 

CPUの性能はベンチマークスコアだけでは語れませんが、Officeソフトの利用や写真編集をこなす程度のパフォーマンスがあります。

ノート用Ryzenの熱問題について

 

ファイナルファンタジー14を連続で30分間駆動させた際のログデータです。

ピーク時でも60℃付近で安定しているような感じ。フレームレートが落ちている(上がっている)ポイントはループ時の終了→起動あるいは読込の際のものです。

ノート用CPUは搭載される筐体によってパフォーマンスや内部の温度が大きく変わるため、「CPUが悪い」となかなか言えません。

こと、マウスコンピューターから発売されているmouse X4-Bはそこそこイケてると思いますよ。

動画編集はできる…けど厳しい

プロ向けの無料動画編集ソフトDaVinci Resolve 16にて、30秒のOPムービーを動画にしてみました。

結果として、編集から書き出しはできるけれど、プレビュー時のカクツキがひどく、映像の”つなぎ”を目視して編集するのが非常に面倒だと感じました。

動画編集は、カット→編集→書出し処理まで行えればオーケーなのですが、明らかに性能が不足していると思います。

DaVinci Resolve 16は最もAMD社用に最適化が進んでいる動画編集ソフトですが、DaVinci Resolve 16でこれですとAdobe系のソフトではさらに期待できないです。

動画でも解説していますので、ここまで読んで不明な点がある方は、こちらの動画も参考にしてください。

mouse X4-Bのスペック

機種mouse X4-B
モニター14インチ(1920×1080ドット)
CPURyzen 5 3500U
メモリ8GB
SSD256GB
価格79,800円
サイズ320×214.6×17.5mm
重量約1.13kg
保証365日電話サポート付き保証

今回お借りした『m-Book X400B』はベースが8GBで最大16GBまで増設可能です。

税抜き7万円台から購入可能なので、Officeソフトの視聴や簡単な写真編集を検討している方ならm-Book X400Bでいいと思います。

インテルCPUを搭載したmouse X4との違い

mouse X4は天面がグレーカラー。mouse X4Bはレッドを基調としたデザイン。

ロゴも中央にかけたチーズのマークが印字されており、派手なデザインです。女性が使うにはかわいらしい感じですが男性が持つとちょっと色がきついと感じるかもしれません。

キーボード側はヒンジの部分にも赤の配色があります。

デザイン詳細

やはり、赤がかなり特徴的で存在感があります。

ディスプレイサイズは14型ですが、従来の13.3型と同等程度の大きさ。フチが狭く没入感が高いです。

ディスプレイの最大開度です。パネルは非公表ですが、視野角は広いと思います。

底面はメッシュになっておりCPUの熱を逃がせるよう設計されています。

本体のみの重量は1.1kgほどです。持運びは苦も無く行えます。

キーボード・タッチパッド

14型としては大型なタッチパッドとフルサイズクラスのキーボードを搭載しています。

矢印キーがやや打ち辛いと感じましたが、打鍵感は悪くありません。

インターフェース

左側面

  • ケンジントンロック
  • LAN端子
  • USB2.0
  • USB3.0
  • ヘッドフォンマイク兼用コンポジャック

右側面

  • USB-C (USB 3.0)
  • USB3.0
  • DCジャック

ファンの駆動音・PC表面温度

ゲームプレイ時のファンの駆動音は45.2dbほどでした。国内大手のVAIONECのモバイルノートPCとそん色ない数値です。

静かな場所では気になりますが、自分の部屋で使うのであれば静かなほうだと思います。

本体表面の温度はピーク時で35.4℃で安定してました。低温やけどの心配もありません。

底面の最も熱くなるか所で42.1℃でした。

液晶モニターの品質・色域

mouse X4-Bの色域
sRGBカバー率64.7%
Adobe RGBカバー率64.3%

m-Book X400Bの液晶モニターは一般的な使い方に適したモニターで、本格的な写真編集や動画編集には向いていません。

動画の視聴やOfficeソフトの作業用であればコレで十分でしょう。

mouse X4-Bの評価とまとめ

m-Book X400Bの評価をまとめると下記のとおりです。

m-Book X400Bのメリットとデメリット

メリット

  • 国内メーカーとしては安くて性能が高い
  • 特徴的な配色で”赤”はめずらしい
  • マグネシウム合金採用で軽量性と耐久性が高い
  • ハードウェアは安定している

デメリット

  • 大手外資系メーカーの同スペックモデルよりも価格が高い
  • 携帯時ACアダプターが邪魔

といった感じになると思います。

Ryzen 5 3500Uを搭載することで価格を抑えていますが、競合他社と比較すると価格がやや高い。また、従来のAC電源に接続が必要なためモバイル性能も劣ってしまいます。

とはいえ、マウスコンピューターの強みである”パフォーマンス”に関しては健在で、ピークパワーを維持し続けることができるため、「予算の都合でRyzenを選びたいけれど、耐久性やパフォーマンスが不安」という方はマウスコンピューターのm-Book X400Bを候補に入れるとよいと思います。

 

セールでお得に購入可能

マウスコンピューターは公式サイトにて、PCのセールに力を入れています。mouse SLシリーズはセール対象になることも多く、ほかのシリーズよりもお得に買える可能性が高いです。

セール対象製品になったものをベースとしてカスタマイズして購入してもよいですし、そのまま購入しても、問題のない構成で販売されるため、初心者の方で選び方がわからない方はセール対象製品の中から選んでみるのもよいかもしれません。

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