レノボが販売するThinkBpok 13sはアルミボディの外装とモバイルノートPCとしてはやや深めのキーストロークを持ったビジネス向けの13.3型ノートPCです。

メーカーから検証機をお借りしたのでレビューいたします。

ThinkBook 13sの特徴

YouTubeで概要についてや、僕の評価についてまとめていますので是非チャンネル登録とともにご視聴ください。

ThinkBook 13s(2019 Autumn)との違い

2019年にインテルCPUの第10世代が発表されたため、内部の搭載CPUが違います。発売された当初のモデルは第8世代でした。とはいえ、実際のパフォーマンスにそこまで影響はないため、低予算でPCを購入検討しているのであれば、ThinkBook 13s(Core i5 8265U搭載モデル)でいいと思います。

アルミの外装でシンプルかつスタイリッシュに

ThinkBookシリーズは最近できたシリーズです。イメージ的にはideaPadシリーズよりもボディ本体に高級感を持たせた作りです。

ただし、アルミ素材を使っているため本体は重め。

税込み7万円台から購入可能な低価格が魅力

ビジネス用途で選ぶ場合、外に持ち運ぶ人も多いでしょうから。税込み7万円台から購入可能な低価格設定は非常に魅力的です。品質や使い勝手にこだわるのであればThinkPadシリーズですが、妥協(といってもそこそこの品質)するならThinkBook 13sはおすすめです。

セールでさらにお得に

レノボのPCはセール時に安くなりまして、ThinkBook 13sは短納期製品として値引きされやすいです。是非下記ページからご確認いただけます。

ThinkBook 13sのスペック

ThinkBook 13s 20Rスペック
モニター13.3型/IPS/フルHD(1920×1080ドット)
CPUCore i5 8265U
iGPUIntel UHDgraphics
メモリ8GB
SSD256GB
インターフェースHDMI/USB 3.1 Gen2 Type-C/マイクロヘッドフォン・コンボジャック/USB 3.1 Gen1/USB 3.1Gen1
フロントカメラHP Wide Vision HDカメラ、カメラシャッター、内蔵デュアルアレイデジタルマイク
ワイヤレス機能802.11ac/a/b/g/n Bluetooth v5.0
バッテリー約13.1時間
サイズ約 307.6×216.4×15.9mm
重量約 1.34kg
保証1年

ThinkBook 13sは2019年に発売されたモデルなため、最新のWi-Fi 6に未対応です。Core i5 8265Uはそこそこ優秀なCPUですので、事務作業などに向きますが、2020年の7月現在では微妙。

またUSB充電には非対応です。

デザイン・外観について

「Think」とついていますが、法人向けモデルThinkPadシリーズというよりは、ideaPadのデザインに近いと思います。

そのため、背面左上にLenovoロゴ、右下に「ThinkBook」ロゴが印字されています。デザイン的に悪くはないのですが、やや安っぽさを感じてしまうのでなくてもよかったのではと感じました。(事実安いんですけど)

開いた状態です。なかなか悪くありません。アルミの質感が少し重ための印象ではありますが、ビジネスシーンでの利用や、学生が利用するのにふさわしいデザインだと思います。

最大開閉角度は180℃程度です。プレゼン資料を共有する際に便利です。

底面はゴム足は硬め、7万円は低価格PCの部類に入りますが、排熱設計がしっかりしていて普通に使えそうです。

重量

ThinkBook 13sの重量
本体1.314kg
本体+AC1.592kg

 

液晶モニター

ThinkBook 13sに採用されているモニターはフチが狭いナローベゼルデザインです。下側のフレームが気になりますが、価格を考えればよいモニターだと思います。

IPSパネルなので色の変化が少なく、均一です。事務作業などに適したモニターだと思います。

モニターに関しては、フレームの狭さやパネル色域よりもモニター側の厚みのほうが個人的には気になりました。最近のモニターとしては結構厚いと思います。

色域・トーンカーブ

キャリブレーションツールによるトーンカーブの測定結果です。青と緑が強く赤が弱いのですが、肉眼で見ると自然な色合いです。色味は問題ないと思います。

色域を測定したところ品質の良いAUO社のパネルが採用されていることがわかりました。

ThinkBook 13sの色域
sRGBカバー率99.1%
Adobe RGBカバー率74.6%

パネル供給元が変わらない限り、液晶モニターの品質は担保されているといっていいでしょう。AUOは映像機器メーカーBenQのグループ会社で、ゲーミングモニターやクリエイター向けのモニターに定評があります。

ウェブコンテンツの基準となるsRGBカバー率が100%程度ですので、ウェブサイトの作成時はもちろんデザインする際の色も正確です。RAW現像や画像編集時にも使えるモニターだと思います。

キーボード・タッチパッドについて

ThinkBook 13sはフルサイズスケールのキーボードを採用しています。USキーからJIS配列に変更されているからか、エンターキー付近がかなり窮屈そうな配置です。、

スペースキーの両隣にある『無変換』『変換』も同様です。このあたりでコストカットしているのだと思いますが、やはりThinkPadシリーズとは違いますね。

キーボードのうちあじ

とはいえ、キーボードそのものは深めのキーストロークで打鍵感は良好です。安いノートPCにありがちなべこべこした感じもなく、長く使い続けられそうな感じ。

タッチパッドは広めで使いやすい

タッチパッドスペースも広めにとられているので、使い勝手はいいと思います。

インターフェースについて

左側面

  • 電源コネクタ
  • HDMI
  • USB-3.2 Type-C(ディスプレイ出力対応)
  • オーディオコンボジャック

低価格ながらもUSB-Cを採用し10Gbpsのデータ転送に対応するほか、このUSB-Cはディスプレイ出力にも対応しているため、HDMIと合わせて同時に2画面出力が可能です。

ただし、USB充電には非対応でした。ここが対応していたら神機認定されていたかも…

右側面

  • USB-A×2

右側面のUSBポートはPowerd USB(5Gbps)ですので、マウスやキーボードを接続するために使うといいと思います。

ベンチマーク結果

Cinebench R20

Cinebench R20の総合スコア
Core i7 9750H
2643pts
Ryzen 7 3750H
1767pts
Core i7 1065G7(Surface Pro 7)
1690pts
Core i7 8565U
1640pts
Core i5 1035G7
1547pts
Core i5 8265U
1234pts
Core i3 10110U
948pts
Core i5 8265U(レビュー機で計測)
780pts
Celeron 4205U
254pts

参考までに、当サイトの過去の計測結果とともに今回のThinkBook 13sに搭載されていたCore i5 8265Uを比較しました。個体差もあるかもしれませんがパフォーマンスはかなり控えめだと思います。

PCMARK10

PCの総合的なパフォーマンスを測定するPCMARK10ではまずまずの結果。

画像補正が主となるデジタルコンテンツクリエイションでは、スコアを落としていますが、十分に使えます。

Office互換ソフトでの作業や画像補正、写真のレタッチまではイケる性能です。

SSDの読込速度

搭載されていたSSDは『RPFTJ256PDD2WMX』でした。

SSDにはNVMe接続のものが採用されていました。他のNVMeSSDと比較すると控えめな速度です。

ファイナルファンタジー14

比較的軽めのゲームファイナルファンタジー14はフルHD解像度で高品質を選択して起動。

動作困難でした。

PCの動作音\熱

ファンの動作音

ThinkBook 13sファンの動作音
アイドル時37.8db
ベンチマークソフト実行時45.8db

ThinkBook 13sは持運んだ際の”音”に気を配っているようで、上記、ファイナルファンタジー14のベンチマークテストを実行した際も非常に静かでした。ストレスフリーで使えるノートPCだと思います。

PC内部の熱/表面温度

と思ったのですが、CPUに負荷をかけると途端にパフォーマンスの低下がみられました。ゲーム用途に作られてはいないため、致し方ないのですが、この辺りもThinkPadシリーズと比較すると見劣りします。

表面温度

ファイナルファンタジー14実行時、キーボードの表面温度は34℃程度でした。ほんのり温かくなる程度なので、問題ないと思います。

ThinkBook 13sの評価とまとめ

良い点

  • アルミ筐体でボディはしっかりしている
  • AUOパネル採用で液晶モニターの品質は高い
  • キーボードが打ちやすい
  • 価格が安い

気になった点

  • CPUパフォーマンス
  • SSDが無名メーカーでした

7万円ならオーケー。ビジネス向けノートPC

高負荷時に不安が残るものの、持ち運んで作業をする際の音や熱に関して、ユーザーに直接伝わることはないため、利用しやすいと思います。

反面、SSDのメーカーが不明(速度が一定ではない)やCPUのパフォーマンスが振るわないため、事務作業用として7万円で割り切って買うならアリだと思います。

個人的に「Think」の名を冠するものだったので期待していたのですが、パネルとボディ本体くらいで、めちゃくちゃ高品質というわけではなかったのでちょっと残念でした。

セール時ならもっと安く買えるかも

レノボのPCはセール時に安くなりまして、ThinkBook 13sは短納期製品として値引きされやすいです。是非下記ページからご確認いただけます。

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