Xiaomiから発売されているMiniLEDバックライトを採用したG Pro 27iを購入したので、レビューします。
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Xiaomi G Pro27iの特徴
スペック | |
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モニターサイズ | 27型量子ドットIPSパネル |
解像度 | 2560×1440ドット |
応答速度 | 1ms(G to G) |
リフレッシュレート | 180Hz |
入出力端子 | HDMI 2.0 x2 / DP 1.4 x2 / ヘッドフォンジャック |
本体重量 | 約6.8Kg |
保証 | メーカー保証1年 |
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MiniLEDバックライトを搭載した量子ドットIPSパネルのゲーミングモニターとしては最安値だったため、購入しました。
量子ドット技術やMiniLEDの技術について詳細を知りたい方は外部ページを確認してください
応答速度1ms(G to G)、リフレッシュレート180Hzで競技性の高いゲームタイトルに対応可能
私はプロゲーマーのような反応速度は持ち合わせていない、平均的なプレイヤーです。
製品が到着してから10時間ほどランクマッチをプレイしましたが、ちらつきや遅延もなく快適にプレイできました。
鉄拳シリーズには、発生20フレームの下段攻撃があります。この攻撃は遅延のあるモニターでは視認できませんが、応答速度が3ms程度のモニターであれば視認可能です。
このモニターではしっかりと視認できたため、一般的なゲーミングモニターと同様に、競技性の高いゲームタイトルにも対応できます。
MiniLEDバックライト搭載で綺麗なモニター
MiniLEDバックライトを採用することで快調が豊かになり、グラデーションがより鮮明に感じられます。
特に赤色が綺麗に見えると感じました。
また、量子ドットIPSパネルのおかげで、どの角度から見ても色の変化が少なく、視野角が広いです。
Xiomi G Pro 27i のデザイン、機能について
このモニターはV字型のスタンドを採用しています。正面からも分かる通り、ケーブルマネジメント用の穴が開いており、配線をすっきりと整理することができます。
スタンド部分には金属素材が採用されており、安っぽさを感じません。
背面のアーム接着部分にはLEDが埋め込まれており、モニターのモード変更に応じてライティングが変わります。
電源が非搭載のため、専用のACアダプターが必要です。
メニューについて
メニュー操作や電源のオンオフは、裏側のスティックボタンで行います。
メニューを呼び出すと、リフレッシュレートや応答速度、HDR、FreeSyncの状態が一目でわかる表示になっています。
ゲーマーとして非常にありがたいシステムだと思いました。
また、「写真モード」では色空間を簡単に切り替えられます。ウェブ用のコンテンツであれば、このモニターでも十分な品質だと思います。
色域について
キャリブレーションツールで測定したプロファイルを確認します。
「写真モード」でDCI-P3色域に合わせた際の色域です。
カバー率は89.5%でした。
トーンカーブは青が強めにでています。
クリエイター向けというよりは視聴用として考えた方がいいと思います。
また、sRGB色域に合わせた場合のカバー率は95..2%でした。こちらも若干ズレています。
プロ用のクリエイターモニターとしての利用は厳しいですが、ネット用にアップロードするカジュアルな動画編集モニターとしては十分に利用できるでしょう。
まとめ 競技性の高いゲームタイトル・エンタメ向けのゲーミングモニター
G Pro 27iはゲーミングモニターとして販売されているため、応答速度やリフレッシュレートに優れています。競技性の高いゲームタイトルにも対応できると思います。
ただし、色の再現性は低く、クリエイター向けのモニター品質には及びません。YouTube向けの動画編集やSNS用の写真編集には利用可能ですが、プロクラスの品質がない点は懸念材料です。
とはいえ、量子ドットIPSパネルを採用したゲーミングモニターがこの価格で手に入るのは破格です。ゲーミングモニターに予算5万円程度を出せる人には、非常におすすめです。