マウスコンピューターからMousePro G4をレンタルできたのでレビューします。「機材貸出 株式会社マウスコンピューター」
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Mouse Pro G4のスペック
MousePro G4-I5U01BK-C | |
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モニター | 14型(1920×1200ドット)16:10 |
CPU | Core Ultra 5 125U |
GPU | Intel Graphics |
メモリ | 8GB |
SSD | 256GB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約314mm×奥行き約224mm×高さ約18.3mm |
無線通信規格 | WIFI6E(802.11ax)、Bluetooth 5 |
バッテリー | 54Whr |
充電タイプ | 65W ACアダプター |
重量 | 約969g |
保証 | 3年間のメーカー保証 |
仕様、詳細はMouse Pro G4製品ページで確認できます。
特徴
Mouse Pro G4は、ボディ素材にマグネシウム合金を採用し、重量1kg未満を実現したビジネス用モバイルノートPCです。
国内法人PC市場で人気のある構成ながら、20万円以下で購入できる点も魅力です。
さらに、米国軍事調達基準のMIL-STD-810Hに準拠しているため、耐久性も安心です。ビジネスでのハードな使用にも十分対応できる設計です。
最大40GBのメモリ搭載可能
Mouse Pro G4はビジネス向けのノートPCですが、最大40GBまでメモリを搭載可能です。
これにより、メモリを大量に使用する特殊な作業にも対応でき、大手外資系メーカーでは難しい構成も実現することができます。特に高負荷な業務や特殊な用途にも幅広く対応できる点が大きな魅力です。
ラインアップとおすすめ
Core Ultra 5と7の差です。
CPUはどちらも省電力の末尾がUのプロセッサを搭載しているため、性能差は大きくありません。
本モデルは16GBメモリへのカスタマイズが低価格で行えるため、コストパフォーマンス重視でCore Ultra 5のモデルをメモリカスタマイズするのがおすすめです。
Mouse Pro G4
公式サイトでみるデザイン
PC本体はマグネシウム合金を採用しており、カラーはブラックです。落ち着いた配色で、ビジネスシーンに最適なデザインとなっています。
幅約314mm×奥行き約224mm×高さ約18.3mmです。
重量は947g程度。
ACアダプターは65Wタイプのものが付属します。
合計で1.1kg程度なので持ち運びしやすいです。
モニター
モニターサイズは14型です。搭載パネルはIPS駆動方式の液晶パネルです。
解像度はフルHD+(1920×1200ドット)を採用しています。
光の映り込みが少ないノングレアタイプなので事務作業用に最適です。
色域
また、最大輝度は350nit以上あるため、非常に明るく、屋外で利用しても画面が暗くて見えにくいということはほとんどないでしょう。
キーボード
キーボードはJIS配列が採用されており、キーとキーの間が開いているアイソレーション型なので、タイピングしやすい設計です。
ただし、キー自体がデスクトップ用キーボードよりもやや小さいため、最初は少し戸惑うかもしれません。しかし、筐体がしっかりしているため、タイピング時のたわみも気にならず、非常に使いやすいキーボードだと感じます。
タッチパッドもカチカチとしっかり反応してくれるため、マウスを使わずとも軽快に操作できます。日常の作業であれば、タッチパッドだけでも十分に快適に使えるでしょう。
インターフェース
左側
- USB-C (3.2 Gen 2)
- HDMI
- USB-A(3.2Gen1)
- USB-C(Thunderbolt 4)
右側
- オーディオジャック
- USB A(3.2 Gen 1)
- microSDカードスロット
- セキュリティロック
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。
マルチコア性能は4520ptsシングルコアは149ptsです。
14型モデルの中では、直近のパフォーマンスは一番下でした。ただし、シングルコア性能は他の機種と同程度なので、意図的にパフォーマンスを調整している可能性があります。
とはいえ、事務作業用としては全く問題のないスペックで、快適に使用できるでしょう。
バッテリーの連続動作時間
PC内部に保存されたHD画質の動画をループさせてバッテリーの連続動作時間を計測するベンチマークソフトの結果です。
95から5%になるまでかかった時間は11時間31分でした。
こちらも、性能としては真ん中くらいに収まりました。
1kg以下ということに限定すれば非常に長いバッテリーの持続時間だと思います。
PCの温度とファンの動作音
Cinebench R23の10minuteテストでCPU使用率を100%にし、PCの温度を確認します。
このPCのコア温度は約70~65℃近くで動作するように設計されています。
動作周波数も一定で、安定したパフォーマンスを発揮しており、長時間の使用でも信頼できる安定感があります。
ただし、性能はそこまで高くありません。
表面の温度
サーモグラフィで確認したところ、このPCはシングルファンを搭載していることがわかりました。
温度は37.8℃ほどなので長時間の利用でも問題ないと思います。
ファンの回転音の大きさ
39.4db程度です。ファンの回転音は聞こえますが、そこまで気になりません。
まとめ 国内メーカーで1kgぎりのモバイルノートPCならコレでしょ!
ビジネスシーンに特化した構成で、メモリやストレージのカスタマイズも安価に可能なため、ハイスペックな構成でもお買い得なモデルです。1kgを切る軽量さを実現している点が大きな魅力です。
モニターやキーボードのクオリティも非常に高く、文句なしの仕上がりとなっています。
ただし、CPUのパフォーマンスはかなり調整されているため、クリエイティブ用途には向いていません。事務作業やビジネス用としての使用に最適なモデルです。