HP OmniBook Ultra Flip 14-fhをレンタルしたのでレビューします。
HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのスペック
HP OmniBook Ultra Flip 14-fhのスペック | |
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モニター | 14型(2880×1800ドット)16:10光沢 タッチ対応 120Hz |
CPU | Core Ultra 7 258V |
GPU | Intel Arc Graphics |
メモリ | 32GB(オンボード)LPDDR5x-8533 |
SSD | 1TB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約313mm×奥行き約220mm×高さ約14.9mm |
無線通信規格 | WIFI7(802.11ax)、Bluetooth 5.4 |
バッテリー | 64Whr |
充電タイプ | 65W ACアダプター |
重量 | 約1.34kg |
保証 | 1 年間のハードウェア保証 |
仕様、詳細はHP製品ページで確認できます。
特徴
HP OmniBook Ultra Flip 14-fhは日本HPが販売するビジネス向けノートPCです。
Core Ultra シリーズ2を搭載し、PC本体を薄く作り、従来モデルよりもより洗練されたデザインとなりました。また、薄く作る際にフルサイズのUSB-AからUSB-Cに変更をし左右どちらからでも充電できるのがポイントです。
法人グレードのセキュリティを搭載
OmniBookシリーズは日本HPが提供する法人PCで採用している「HP Wolf Security」を搭載しています。
この機能は、Windows OSよりも前の段階であるファームウェアに対するアクセスがあった際に、それを自己修復し、不正操作を防ぐ仕組みです。
具体的には、BIOSの書き換えを不可能にすることで、不正アクセスやマルウェアの侵入を未然に防ぎます。これにより、システムの安全性が大幅に向上し、法人利用において安心して使用できる設計となっています。
昨今では、個人の方でも仕事で利用されることが多いため、プレミアムPCのOmniBookでも採用されたのでしょう。
HP Spectre x360 14-euから100gの軽量化
HPのOmniBookシリーズは、Spectreシリーズと比較して約100gの軽量化を実現しています。これは、Core Ultra S2プロセッサの採用により、内部構造のコンパクト化が可能となったためと考えられます。また、本体のスリム化も軽量化に寄与しています。
ただし、バッテリー容量が68Whから64Whに減少しているため、バッテリー駆動時間に影響が出る可能性があります。この点については、ユーザーの評価が分かれるかもしれません。
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価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。
HP OmniBook Ultra Flip 14-fh
公式サイトでみるデザイン
PC本体はアルミニウム合金で作られています。
プレミアムロゴが印字されていて高級感があります。
サイズは幅約313mm×奥行き約220mm×高さ約14.9mmです。ビジネスバッグにも入れやすいサイズです。
底面部も天板同様にアルミシャーシを採用しています。
大きめの吸気穴が開いているため、パフォーマンスを発揮しやすい構造です。
ACアダプターは65Wタイプのものが付属します。本体と合わせて1.6kgほどとなります。
PCに搭載されているUSB-Cから充電する方式なので、スマートフォン用の充電器でもPC本体を充電することは可能です。
モニター
モニターサイズは14型です。搭載パネルはOLEDパネルで視野角は広めです。
気になるようであれば、反射防止フィルム等は貼るのをお勧めします。
色域
モニターの色域はsRGBカバー率が100%、シネマカラーDCI-P3カバー率は99.9%でした
映像視聴・動画編集・RAW現像に最適なモニターだと思います。
キーボード・タッチパッド
キーボードはフルサイズスケールのJIS配列を採用しています。
キーボード本体の剛性が強いため、打鍵感は良好です。
タッチパッドはハプティックフィードバック方式を採用しています。
物理的に押すのではなく、センサーが反応して振動するタイプです。
こちらも大型のものを採用しているため使い勝手はよいと思います。
インターフェース
左側
- オーディオジャック
- USB-C (3.2Gen2)
右側
- USB-C(Thunderbolt 4)
- USB-C(Thunderbolt 4)
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。
マルチコア性能は9688ptsシングルコアは1868ptsです。
マルチコア性能はCore Ultra シリーズ1のモデルと大きく変わりませんが、シングルコア性能が伸びており、クリエイティブタスクで有利になっていると思われます。
3D Mark Time Spy
重量級のゲームタイトルを想定したベンチマークソフトです。
OmniBook Ultra Flip 14は同サイズのノートPCと比較して有利な結果でした。
クリエイティブなタスクを行うのであればこのPCはかなりおすすめできます。
バッテリー持続時間
HD画質の動画をループさせるテストの結果です。
13時間49分でした。
バッテリーの持続時間については、同じ14型ノートPCと比較した場合、特筆すべき長さではなく、平均的なスコアにとどまっています。
PCの温度とファンの動作音
Cinebench R23の10minuteテストでCPU使用率を100%にし、PCの温度を確認します。
このPCは80℃程度でCPUが動作するようにパフォーマンスが調整されています。
ユーザーにとってはフレンドリーです。PC本体が熱くなることはありませんし、ファンの動作音は静かです。
また、ベンチマーク結果でパフォーマンスが他社機と比較して今一つなのは意図的にパフォーマンスがコントロールされているからだと推測できます。
表面の温度
PCの表面温度はベンチマークテスト中で35.7℃でした。高負荷時でこの温度なので長時間利用しても、PC本体が熱くなることはないと思われます。
ファンの回転音の大きさ
39.8dbでした。
ファンの回転音は聞こえますが、部屋の環境音と同じ程度で全く気になりません。
まとめ 着実な進化をとげた日本HPのフラグシップノートPC
HP OmniBook Ultra Flip 14-fhは、HP Spectre x360 14-euの後継機種として確実に進化を遂げたノートPCです。
特に、GPU性能の向上が顕著で、動画編集やRAW現像といったクリエイティブな作業にも十分対応できるパフォーマンスを発揮します。
さらに、左右にUSB-Cポートを配置することで、利便性を高めたインターフェース設計も特徴です。これにより、ユーザーが状況に応じて柔軟にポートを利用できる点も魅力的です。
気を付けるべきポイントは下記
- 他社モデルと比較するとパフォーマンスは低い
- バッテリーを削ったため、持続時間は従来機と変わらない
といった点が気になるポイントです。
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