ノートパソコンを購入したいものの、「できれば10万円以下に抑えたい」「安いモデルでも仕事や学習に使えるのか分からない」と迷っている人も多いのではないでしょうか。
現在は10万円以下でも、Web閲覧やOfficeソフト、オンライン授業、動画視聴などに使えるノートパソコンを選べます。
ただし、価格だけで選ぶと、CPU性能が低い、メモリ容量が少ない、ディスプレイが見づらいといった不満につながる可能性があります。長く快適に使うためには、用途に必要な性能を満たしているか確認することが重要です。
この記事では、実際に多数のノートパソコンを検証しているPCレビュアーが、10万円以下で購入できるおすすめノートパソコンを厳選して紹介します。
安くても実用性を確保しやすいモデルの選び方や、購入前に確認しておきたい注意点も解説するため、予算を抑えながら自分に合ったノートパソコンを選びたい人は参考にしてください。
結論:予算10万円以下ならこの3機種がおすすめ
| 製品 | CPU | メモリ | SSD | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|---|
| IdeaPad Slim 3 Gen 10 | 選択構成を記載 | 16GBなど | 512GBなど | 総合バランス | 構成・価格を確認 |
| mouse A4 | 実際のCPU名 | 16GB | 128GB | 国内メーカーのサポート | SSD容量が少ない |
| Dell 15 | Ryzen 3 7320U | 8GB | 512GB | 価格が安い | マルチタスクには不向き |
バランスに優れた高コスパ14型ノートPC IdeaPad Slim 3 Gen 10(14型・AMD)

IdeaPad Slim 3 Gen 10をおすすめする理由は、価格、性能、拡張性のバランスに優れているからです。
10万円以下のノートパソコンには、CPU性能やメモリ容量、端子構成など、どこかに大きな弱点を抱えたモデルも少なくありません。
その点、IdeaPad Slim 3 Gen 10は構成を適切に選べば、Officeソフト、Web閲覧、動画視聴といった普段使いを快適にこなせる性能を確保できます。
USB Type-CやHDMIなどの端子も備えており、外部モニターや周辺機器を接続しやすい点も魅力です。価格を抑えながら、日常的に使いやすいノートパソコンを選びたい人におすすめです。
迷ったら選びたい定番モデル
価格、性能、拡張性のバランスを重視する人におすすめです。Office作業やWeb閲覧、動画視聴など、普段使いを快適にこなせる10万円以下の定番モデルです。

Lenovo
Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10 14型AMD
現在価格
¥114,870
国内メーカーから選ぶなら mouse A4

マウスコンピューターが販売するmouse A4は、メモリ8GB、SSD 128GBを搭載した14型ノートPCです。
CPU性能とメモリ容量は、OfficeソフトやWebブラウザを中心とした事務作業に必要十分です。国内メーカーのサポートを重視しつつ、価格を抑えて仕事用のノートPCを選びたい人に向いています。
ただし、SSDは128GBと容量が少ないため、写真や動画、大容量ファイルを本体に保存する用途には向きません。クラウドストレージや外付けSSDを活用し、仕事用と割り切って使うなら選択肢に入るモデルです。

マウスコンピューター
mouse A4-A5U01SR-B
現在価格
¥89,600
低予算でしっかり使えるノートPCを選ぶなら Dell 15

Dell 15は、Ryzen 3 7320U、メモリ8GB、SSD 512GBを搭載したスタンダードノートPCです。
性能は事務作業用として必要最低限ですが、Officeソフト、Web閲覧、動画視聴などの一般用途であれば問題なく使えます。SSDは512GBあるため、書類や写真などのデータも保存しやすい構成です。
ただし、メモリは8GBのため、複数のアプリやブラウザタブを同時に開く使い方には余裕がありません。用途を事務作業や普段使いに限定し、購入価格をできるだけ抑えたい人におすすめです。

Dell
Dell 15 AMDdc15255
現在価格
¥88,999
10万円以下のノートPCでできること

10万円以下のノートPCは、メーカーのラインアップのなかでも比較的リーズナブルなCPUやメモリ、SSDを採用したモデルが中心です。
文書作成や表計算、Web閲覧などの一般用途には対応できますが、高負荷な作業や複数のアプリを同時に使用すると、動作が遅くなることがあります。特にメモリ8GBのモデルは余裕が少ないため、長く使うならメモリ16GB搭載モデルがおすすめです。
10万円以下のノートPCに向いている作業
- Wordなどを使った文書作成
- Excelなどを使った一般的な表計算
- PowerPointを使ったプレゼン資料の作成
- Webサイトの閲覧
- メールやチャット
- YouTubeや動画配信サービスの視聴
- オンライン授業やWeb会議
これらの作業を一つずつ行う使い方であれば、10万円以下のノートPCでも十分に対応できます。
一方で、複数のアプリや大量のブラウザタブを同時に開く使い方、動画編集、3DCG制作、最新ゲームなどには向きません。作業内容が重い場合は、予算を増やしてCPU性能やメモリ容量に余裕のあるモデルを選びましょう。
10万円以下のノートPCに向いていない作業

10万円以下のノートPCは、文書作成やWeb閲覧などの一般用途を想定したモデルが中心です。
そのため、次のような高い処理性能を必要とする作業には向きません。
- 本格的な動画編集
- 3DCG制作
- 高画質設定でのPCゲーム
- 大量の写真を扱うRAW現像
- 複数の仮想環境を使うプログラミング
- 多数のアプリやブラウザタブを同時に開く作業
簡単な写真編集や短い動画のカット編集であれば対応できる場合もありますが、処理に時間がかかったり、操作中に動作が重くなったりする可能性があります。
動画編集やゲームなどを目的にする場合は、予算を増やし、高性能なCPUや外部GPUを搭載したモデルを選ぶのがおすすめです。
10万円以下のノートPCを購入する前の注意点
10万円以下のノートPCは、価格を抑えながら仕事や学習に使える一方で、性能や保存容量に余裕がないモデルもあります。
安さだけで選ぶと、購入後に「動作が重い」「データを保存できない」と感じる可能性があるため、次のポイントを確認しておきましょう。
メモリ8GBは必要最低限
メモリ8GBでも、文書作成やWeb閲覧などの一般用途には対応できます。
ただし、ブラウザのタブを多数開いたり、OfficeソフトとWeb会議アプリを同時に使ったりすると、動作が重くなりやすくなります。
長く快適に使いたい場合や、複数のアプリを同時に使用する場合は、できるだけメモリ16GB搭載モデルを選ぶのがおすすめです。
また、購入後にメモリを増設できないモデルもあるため、購入前に仕様を確認しておきましょう。
SSD 128GBは容量不足になりやすい
SSD 128GBのモデルは、Windowsや各種アプリをインストールすると、自由に使える保存容量が少なくなります。
書類や写真を本体に保存する場合は、SSD 256GB以上を目安にしましょう。複数のアプリをインストールしたり、長期間使用したりするなら、SSD 512GBあると余裕があります。
SSD 128GBのモデルを選ぶ場合は、クラウドストレージや外付けSSDを併用することを前提に考える必要があります。
Intel Processor N100・N150搭載モデルは用途を選ぶ
Intel Processor N100やN150などを搭載したモデルは、文書作成やWeb閲覧、動画視聴などの軽い用途に向いています。
一方で、複数のアプリを同時に使用するマルチタスクや、写真編集、動画編集などでは性能不足を感じる可能性があります。
価格は安いものの、幅広い用途に使いたい場合や長期間使用したい場合は、Ryzen 3・Ryzen 5やCore 3・Core 5クラスのCPUを搭載したモデルも検討しましょう。
高負荷な作業には向かない
10万円以下のノートPCは、一般用途を想定したCPUや内蔵グラフィックスを搭載したモデルが中心です。
そのため、本格的な動画編集、3DCG制作、高画質設定でのPCゲーム、大量の写真を扱うRAW現像などには向きません。
簡単な画像編集や短い動画のカット編集であれば対応できる場合もありますが、処理に時間がかかったり、操作中に動作が重くなったりする可能性があります。
高負荷な作業を目的にする場合は、予算を増やし、高性能CPUや外部GPUを搭載したモデルを選びましょう。
セール価格は変動する
メーカー直販サイトのノートPCは、セールやクーポンによって販売価格が頻繁に変わります。
記事掲載時点では10万円以下でも、セール終了後に価格が上がったり、安い構成から在庫切れになったりする場合があります。
購入する際は、最新価格、クーポンの適用条件、送料、納期を公式販売ページで確認してください。Officeソフトや延長保証を追加すると10万円を超えることもあるため、最終的な支払金額まで確認することが大切です。
ディスプレイの品質を確認する
10万円以下のノートPCでは、価格を抑えるために、色域や明るさを抑えたディスプレイが採用されることがあります。
文書作成やWeb閲覧には使えますが、写真編集や映像制作には向かない場合があります。画面を長時間見る人は、解像度だけでなく、輝度、色域、表面処理が非光沢かどうかも確認しましょう。
さらに、次も重要です。
Officeソフトの有無を確認する
10万円以下で販売されているモデルには、Microsoft Officeが付属していない構成もあります。
Officeを追加すると予算を超える場合があるため、WordやExcelが必要な人は、Officeの有無と追加料金を確認しましょう。Microsoft 365を契約済みの人は、Officeなしの構成でも問題ありません。
条件を細かく指定して選びたい人は比較ナビを活用
この記事では、10万円以下で購入しやすいノートPCを3機種に絞って紹介しました。
ほかの製品も含めて比較したい人は、当サイトの「おすすめノートPC比較ナビ」をご利用ください。予算、用途、持ち運びの頻度などを入力すると、登録されている製品のなかから条件に合った構成を最大3台まで表示できます。
セールによっておすすめ構成が変わるため、購入時点の価格を比較しながら選びたい人にもおすすめです。
10万円以下のノートPCについてよくある質問
10万円以下でも仕事に使える?
文書作成、表計算、メール、Web閲覧、オンライン会議などが中心であれば、10万円以下のノートPCでも仕事に使えます。
ただし、複数のアプリを同時に開くことが多い場合は、メモリ8GBでは動作が重くなる可能性があります。仕事用として長く使うなら、メモリ16GB、SSD 256GB以上を目安に選ぶのがおすすめです。
動画編集やCAD、3DCGなど、高い処理性能を必要とする仕事には向きません。
メモリ8GBでも足りる?
文書作成やWeb閲覧など、一つの作業を中心に行うならメモリ8GBでも使用できます。
一方で、ブラウザのタブを多数開いたり、オンライン会議をしながら資料を編集したりすると、メモリ不足によって動作が重くなることがあります。
購入後にメモリを増設できないモデルも多いため、長期間使う予定なら、できるだけメモリ16GB搭載モデルを選びましょう。
大学生用のノートPCとして使える?
レポート作成、オンライン授業、Web検索、プレゼン資料の作成が中心であれば、10万円以下のノートPCでも対応できます。
ただし、理工系学部やデザイン系学部などで、プログラミング、CAD、統計解析、動画編集などを行う場合は、大学や学部が指定する推奨スペックを確認してください。
大学へ毎日持ち運ぶ場合は、性能だけでなく、本体重量やバッテリー駆動時間、USB Type-C充電への対応も確認しておくと安心です。
Microsoft Office付きモデルは買える?
10万円以下でも、Microsoft Office付きのノートPCが販売されることはあります。ただし、Officeを追加すると本体価格が10万円を超える場合もあります。
購入時は、Microsoft Office Home & Businessなどが付属しているのか、互換Officeソフトなのかを確認しましょう。
すでにMicrosoft 365を契約している人や、学校・勤務先からOfficeを利用できる人は、Officeなしのモデルを選ぶことで購入価格を抑えられます。
10万円以下で動画編集やゲームはできる?
簡単な動画のカット編集や軽量なゲームであれば、対応できる場合があります。
ただし、10万円以下のノートPCは内蔵グラフィックスを搭載した一般用途向けモデルが中心です。本格的な動画編集や3DCG制作、高画質設定でのPCゲームでは、動作が重くなったり、処理に時間がかかったりする可能性があります。
動画編集やゲームを主な目的にする場合は、予算を増やし、高性能なCPUと外部GPUを搭載したモデルを選ぶのがおすすめです。
まとめ|10万円以下でも用途を限定すれば実用的
10万円以下でも、文書作成、Web閲覧、動画視聴などの一般用途に使えるノートPCを購入できます。
迷った場合は、メモリ16GB、SSD 256GB以上を基準にし、用途に合ったCPUを選びましょう。価格だけで選ばず、保存容量やディスプレイ、Officeの有無まで確認することが重要です。
予算を抑えながらバランスを重視するならIdeaPad Slim 3 Gen 10、国内メーカーのサポートを重視するならmouse A4、購入価格を優先するならDell 15が候補です。
10万円以上のモデルも含めて検討したい人は、予算・用途別のおすすめノートPCも参考にしてください。
