2018年10月10日、日本マイクロソフト株式会社より発表された、Surfaceの2018年新型モデルはどれも目を見張るようなモデルばかりです。
個人的な感想を先に述べるとしたら「Office同梱版であるということ以外弱点がない」※日本で発売されるSurfaceはMicrosoft Officeがお得に買える同梱版のみ販売されますが、既にOfficeを持ってる人からしたら魅力が半減する。
10月10日に集まった「Surface好き」としては、新型を買ってOfficeだけ増えていくといった事態なのですが、Surface Proシリーズ、Surface Laptopシリーズの完成度はユーザーの99%が満足しているため完成度は非常に高いと思われます。
この記事ではどちらがどういったユーザーにおすすめなのか、比較しながら紹介を行っていきます。
なお、本記事に記載されている仕様や価格は記事執筆時のもので変更となる恐れがあるため必ずMicrosoft公式ページにて確認をお願いします。
5分でわかるSurface Pro 6とSurfaceLapto 2の特徴
時間のない方のために5分でわかる両機の特徴を動画にしてみました。チャンネル登録もぜひお願いします。
YouTubeでチャンネル登録Surface Pro6とSurfaceLaptop2の性能比較
Surfaceの新型でまよってしまうのは、両機に”カタログスペックの性能差がない”点です。
最廉価グレードのSurface Pro 6とSurface Laptop 2比較表 | ||
モデル名 | Surface Pro 6 | Surface Laptop 2 |
液晶ディスプレイ | 12.3インチ | 13.5インチ |
CPU | Core i5 8250U | Core i5 8250U |
グラフィックス | インテルUHDグラフィックス620 | インテルUHDグラフィックス620 |
メモリ | 8GB | 8GB |
SSD | 128GB | 128GB |
重量 | 770g | 1252g |
価格 | 119,800円 | 126,800円 |
価格が6,000円程度Surface Laptop2の方が高いものの基本的な性能、パーツの違いはない(※詳細にテストしたわけではありませんが、実際のパフォーマンスは変わる可能性があります。
Surface Pro 6はタイプカバーを装着しなければ1kgを切る超軽量モバイルPCとなります。※タイプカバー装着時で1kg弱
Surface Pro6とSurfaceLaptop2に搭載されるCore i7 8650U及びCorei 5 8250Uの性能
CINEBENCH R15のベンチマークスコア※ | |
Core i7 8650U | |
Core i7 8550U | |
Core i5 8250U | |
Core i7-7500U |
※CINEBENCH R15によるCPUの性能を測るテスト結果。当サイトの別PCによる測定結果です。あくまで参考指標であり、実機テストの結果ではありません。
第8世代のインテルCore iシリーズは、動画編集やRAW現像などのクリエイティブ性能がより快適に行えるよう、第7世代CPUよりも高速化されています。
Surface Pro 6とSurfaceLaptop 2の上位モデルにはCore i7 8650Uの搭載を確認しています。
ピークパフォーマンスの性能差はいわずもがなi7モデルに優位性がありますが、Core i5 8250Uも優秀であるため、1台で済ませたいのであればCore i7を、サブ機として持ち運びをメインで考えるならCore i5 8250U搭載モデルをといったすみ分けが行われています。
話を戻すと、「パーツによる性能差がなければどちらを選択するのが賢いか」はキーボードに触ってる時間が長い場合はLaptop2を選択するのがベターだろうというのが僕の結論
Surface Pro6とSurfaceLaptop2のキーボード
Surface Pro 6
Surface Proシリーズのキーボードは強く打鍵するとキーがたわみ不安定な状態になりました。とはいえ2in1タブレットのキーボードとしてはかなり打ちやすいため、他社製のものよりも評価が高いのは納得です。
Surface Laptop 2
実際に触ってみるとわかりますが、Surface Laptop 2のキーボードのひとつひとつがPro 6に比べて大きく底打ちを感じられ、たわむことなく打鍵することができました。
僕が普段利用しているPCは市場からの評価が高いApple社のMacbook Airですが、Macbook Airを初めて触った時のような感動を覚えました。とても打ちやすい。
これは価格が安いノートPCではあまり感じられない感覚なので、書類作成が多い人は絶対にSurface Laptop 2を選ぶべきです。
また、Surface Laptop 2のキーボードの表面は高級車の内装にも利用されるアルカンターラ素材を用いたキーボードとなっており、肌触りはもちろん布で吹けば汚れがカンタンに落ちるというメンテナンス性もよい。第一線で活躍する営業マンにぜひとも活用してほしい特別な1台です。
Surface Pro6とSurfaceLaptop 2の拡張性
Surface Pro6
右側面にカードリーダー、,surface connect、USB、ディスプレイ出力を搭載し左側にイヤフォンジャックとシンプルな設計のPro 6。2in1タブレットPCとして最低限の拡張性を持ったPCです。
SurfaceLaptop 2
Surface Laptop 2はmicroSDスロットがなく、それ以外はPro6と同じです。
USBなどのインターフェースがキーボードに集約されています。
価格比較
最廉価グレードのSurface Pro 6とSurface Laptop 2の価格比較 | ||
モデル名 | Surface Pro 6 | Surface Laptop 2 |
Core i5 8GB 128GB | 119,800円 | 126,800円 |
Core i5 8GB 256GB | 139,800円 | 146,800円 |
Core i7 8GB 256GB | 180,800円 | 190,800円 |
Core i7 16GB 512GB | 224,800円 | 259,800円 |
Core i7 16GB 1TB | 268,800円 | 315,800円 |
最上位モデルにおいて、5万円弱の差があります。同スペックの他社ノートPCと比較した際の最上位モデルのコスパはよくない。
今まで第8世代CPUのノートパソコンを10台以上実際にレビューした感想として、Core i58250Uで十分動作してくれるため、あえて割高な上位モデルを選びに行く必要はないと思いました。
“十分な性能”というのは編集した動画のレンダリング(書き出し)や動画のエンコードソフトを利用した動画エンコード、画像編集においてCore i5とCore i7のピークパワーの差があまりないことを確認しているからです。
とはいえ、動画の書き出しなど時間差はたしかにあるため、「どうしてもSurfaceで持ち運びをしながら動画制作もこなしたい」といった場合Core i7の最上位モデルを選ぶ必要はあります。つまりデスクトップパソコンを死んでも買いたくない人はCore i7 16GB 512GBモデルがオススメ。
ちなみに、最上位モデルがなぜこんな価格になってしまうかというと、NVMe接続のSSDを搭載しているためです。”無駄に高い”印象を受けますが、速さは確かです。
2018年のSurface Pro 6とSurfaceLaptop 2はどっちがおすすめ?Core i5モデルで考えるまとめ
価格だけで考えるのであれば、Surface Pro 6の方が明らかにコスパが高いように感じますが、タイプカバー(キーボード)は標準で付属していないため、キーボードまでセットで考えるのであれば、SurfaceLaptop 2の方が安い。
また、Office同梱版であるということ以外弱点がないとしたのも、これだけのパフォーマンスを持ちながら11万円台の価格に抑えているから。Offceなしだったらなぁ。(OfficeとPCが欲しい人は超コスパが高いです。)
つまり、キーボードをメインで利用するかどうかで両者どちらを選択するのか決めましょう。
- タッチパネルの利用が多い人(プレゼンなど)→Surface Pro 6がオススメ
- キーボード操作が多い人(資料作成)→ Surface Laptop 2がオススメ
ぶっちゃけ個人的にはキーボードはタイプカバーにこだわる必要もないので、格好良さは割り切って格安のキーボード+Surface Pro 6がコスパがいいと思います。
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Intel Core i7 / 8 GB RAM / 256 GB |
Intel Core i7 / 16 GB RAM / 512 GB |