デルが販売するAlienware X14はインテル12世代プロセッサとNVIDIA GeForce RTX30番台を搭載したゲーミングノートPCだ。

厚さわずか14.5mmの極薄筐体を採用しながら業界最高クラスのパフォーマンスを併せ持つコンパクトゲーミングノートPCで持ち運びを重視する人におすすめだ。

今回、購入した実機を使って検証結果や使い勝手をレビューしていく。

スペック

今回の検証機はRTX3060i搭載の即納プラチナモデル

Alienware X14
モニター
  • 14型(1920×1080ドット)144Hz
CPU
  • Intel Core i7 12700H
dGPU
  • NVIDIA GeForce  RTX3060(75W)
メモリ
  • 16GB
SSD
  • 512GB
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約321.50mm×奥行き約262.77mm×高さ約14.5mm
バッテリー80Wh
無線通信規格Wi-Fi6E/Bluetooth V5.2対応
充電タイプUSB-C
重量約1.841kg
保証1年間引き取り修理サービス・パーツ保証

 

特徴

動画で見る

超極薄筐体を採用

Alienware X14は厚さ14.5mmの極薄筐体を採用、ぱっと見モバイルノートPCにしか見えない設計で、蓋を開けてみるとハイパフォーマンスなゲーミングノートPC。

搭載インターフェースを奥側に配置し、この厚さを実現している。

インテル第12世代プロセッサ搭載でデスクトップPC顔負けのフレームレートに

Alienware X14はインテル第12世代プロセッサを搭載、今までのインテルCPUと比較して飛躍的にパフォーマンスを向上させているだけでなく、熱効率が良くなっているため、Alienware X14のような薄い筐体でもパフォーマンスを発揮できる。

また、今回購入したRTX3060iモデルは最大グラフィックスパワーが75Wだった。

RTX3060搭載モデルとしては低い出力に設定されており、どちらかと言えばクリエイターノートPCに見られるような設計だ。

定番ベンチマークソフト3DMark Time Spyではグラフィックススコアが7424ポイントでモバイル用のRTX3060の中でも控えめなスコア。CPUそのものはとてもパワフルなので出力をどう捉えるかが重要だ。

小型のACアダプターで持ち運びしやすい

Alienware X14に付属するACアダプターは130W出力のもので、XPS 15、XPS 17と同じ出力だ。最大グラフィックスパワーが75Wに抑えられているのはこのACアダプターを採用したかったからだろう。

RTX30番台はGPUの出力によって必要なACアダプターのサイズが大きく変わる、前回レビューしたDell G15 SEでは240Wが採用されていたが非常に大型なACアダプターになってしまう。

90W出力ではフルパワーは発揮できない

筆者がメインで利用している、Dell 4021QWは90WのUSB-C給電に対応しているため、試しに充電してみたが、「通常よりも小型のアダプタが検出されました」というアラートが出てしまった。

100Wクラスでもおそらくフルパワーでの利用は厳しいだろう。XPSシリーズでは可能だったので、RTX3050Ti搭載モデルならもしかしたら90Wでも利用できるかもしれない。

144Hz 400Nitのハイスペックゲーミングモニター搭載

Alienware X14は144Hzの高いリフレッシュレートと最大輝度400nitのパネルを採用。応答速度はメーカー公称3msで格闘ゲームやシューター系のゲームタイトルで有利にゲームをプレイできる。

人気のシューター系ゲームタイトルApex Legendsでは画質調整を施して平均188fpsオーバーも可能。実戦では平均144fps程度に収まる画質に調整するのが良さそうだ。

Alienware独特のデザイン

ゲーミングノートPCながらもスタイリッシュなデザインで清潔感がある。一般的な作業にも利用できそうな洗練されたデザインだと感じる。

また、キーボード側下部にはLEDのライトが埋め込まれ、PCのソフトウェアで制御可能だ。

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Dell Alienware X14

公式サイトで確認

価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

性能について

検証機は前述の通り、Core i7 12700H/RTX3060(75W)/メモリ16GB/SSD512GBの構成で計測。

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスのみでコンピューターグラフィックを生成し、CPUの性能を測定するベンチマークソフト。点数が高ければ高いほど高性能とされているが、実際のソフトウェアを動作させた際の実性能と差が開く可能性があるが結果下記の通り

 

Cinebench R23の総合スコア

Core i7 12700H(レビュー機)
16525pts
Core i7 12700H
16052pts
Core i9 12900H
14884pts
Core i7 11800H
14111pts
Ryzen 9 5900HX
13894pts
Ryzen 7 5800H
12651pts
Ryzen 9 5900HS
12058pts
Ryzen 7 5800H
11670pts
Core i7 11800H
11250pts
Ryzen 7 5800H
11224pts
Ryzen 5 5600H
8815pts
Core i7 12700H(静音モード)
8106pts
Ryzen 7 5800U
7889pts
M1
7372pts
Core i7 11370H
7135pts 
Ryzen 5 5500U
6727pts
Core i7 1165G7
6594pts 
Core i7 1165G7
5379pts
Ryzen 5 4500U
4463pts
Core i5 1135G7
4223pts

最新のCinebench R23(Minimum Test Duration OFF)では16525pts。

インテル第12世代プロセッサはインテルの第11世代デスクトップPC並みのパフォーマンスがあるようで、マルチスレッド性能やシングルスレッド性能が非常に高い。ゲーム系のベンチマークやクリエイティブワークでも高いパフォーマンスを発揮可能だ。

ノートPCの中ではもちろんトップクラスの性能。

また、用意されている静音モードで計測したところ、モバイルノートPC並みのパフォーマンスまで低下した。現状のモバイルノートPCの8コア16スレッド並みのパフォーマンスはあるので事務作業や画像編集程度は静かに行える。

3DMark Time Spy

同じくFutreMarkが提供する3D Mark TimeSpyはゲーム系のベンチマースソフトウェア。グラフィックスコアが相対的にどんなGPUより優れていてデスクトップPCだとどれくらいなのかということがわかるもの。

総合スコアは7964ポイントで、同スペックのモデルよりもやや低い数値となった。これはグラフィックススコアが伸びていないからで、冒頭で紹介した通り、RTX3060の最大グラフィックスパワーが75Wに抑えられているからである。とはいえ、フルHDの解像度でゲームをプレイする上では必要にして十分なスペックがある。

SSDの読み書き

搭載されていた512GBのキオクシア製のSSD。シーケンシャルライトが落ち込んでいるものの、ランダムアクセスライトはまずまずで高性能はSSD。

ゲーム性能

ApexLegends

Apex Legendsの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
射撃訓練上(高画質)
129fps
射撃訓練上(低画質)
188fps
射撃訓練上(低画質)(静音モード)
90fps

人気のシューター系ゲームタイトル「Apex Legeds」では解像度をフルHDに設定し、高画質、低画質でフレームレートを測定。

高画質時、射撃訓練場では平均で129fpsを記録。

画質調整を行えば、平均で188fpsも出せる。実際のゲームのプレイでは120〜144fpsがターゲットとなり、モニターのパフォーマンスは十分に発揮可能だ。

シャドウオブザトゥームレイダー

重量級ゲームタイトルシャドウオブザトゥームレイダーはFHD解像度で高画質、DLSSクオリティで計測。

平均フレームレートは115fpsで余裕の動作。

サイバーパンク2077

トリプルA級のビッグタイトルサイバーパンク2077ではフルHD解像度でウルトラ画質、DLSSウルトラパフォーマンスにて計測。DLSSはウルトラパフォーマンス

サイバーパンク2077の平均フレームレート
ウルトラ画質(フルHD)
104fps

ウルトラ画質に設定してNVIDIAのテクノロジーDLSSを設定項目でバランスにするとフルHD解像度でも平均で104fpsで描画できた。

サイバーパンク2077は超重量級のゲームタイトルなのでこのゲームタイトルでここまで快適にゲームをプレイできれば全てのゲームを快適にプレイ可能と言っていいだろう。

Adobe Premiere Pro CC動画の書き出し速度検証

過去YouTubeにアップロード用に作成したプロジェクトの書き出し時間を測定しました。α7R4で撮影したフルHD動画をH264 YouTube1080Pプリセットで書き出し、その時間を検証するというもの。

Premiere ProCCは2022年6月5日時点の最新バージョンに更新、ハードウェアエンコーディングで実施しました。

  • XAVC S FHD24P(50Mbps)
  • 動画の長さ15分11秒
  • テロップ/カット編集/画像挿入あり
  • シーケンス設定は24fps
  • オーバークロックのプロファイルを適用させた状態で計測
機種24fpsの書出し時間
Alienware X14 (レビュー機)1分27秒
Dell G15 SE1分35秒
HP Pavilion Gaming (AMD)2分12秒
ROG Strix SCAR 172分13秒
ASUS TUF DASH F152分22秒
Dell G15 Ryzen Edition2分51秒
HP ENVY 14-eb(電源接続時)2分53秒
HP ENVY 14-eb(バッテリー動作)2分56秒
ROG Flow X13(バッテリー動作時)3分10秒
MacBookAir (M1)(ハードウェア)4分24秒
mouse K55分5秒
XPS 13(9310)6分25秒
ASUS ZenBook 14 Ultralight UX4356分36秒
Yoga Slim 750iCarbon7分34秒
mouse X5-R710分29秒
MacBook Air (M1)(ソフトウェア)10分46秒
mouse X5-R511分22秒
Yoga 650(AMD)12分39秒
Inspiron 14 541527分03秒

弊ブログで毎度おなじみのYouTube動画の書出しでは、処理時間が1分27秒だった。

CPU、メモリの性能が起因してか、Dell G15 SEよりも早い書き出し速度だった。クリエイティブワークではGPUの最大グラフィックスパワーはあまり関係ないようだ。

Lightroom Classic CCにてRAW現像時間を検証

Adobe Lightroom Classic CCにてα7Ⅱで撮影した24MPのRAWファイル100枚を一斉に書出し、その速度を検証しました。

LightroomClassic CC初期プリセットで画質を100に設定し、デスクトップへ書出し。結果は下記のとおり。

機種書出し時間
Alienware X14(レビュー機47秒
Dell G15 SE57秒
ROG Strix SCAR 171分26秒
HP Paivlion Gaming 15(AMD)1分27秒
ROG Flow X131分32秒
ASUS TUF DASH F151分41秒
XPS 13(9310)1分37秒
HP ENVY 14-eb(電源接続時)1分44秒
mouse K51分53秒
mouse X5-R71分57秒
ASUS ZenBook 14 Ultralight UX4351分58秒
MacBook Air(M1)1分58秒
Dell G15 Ryzen Edition2分12秒
Yoga 6502分57秒
Yoga Slim 750i Carbon2分57秒
mouse X4-R53分8秒
Inspiron 14 545155分53秒

こちらもCPUとメモリの速度が高速なため、Dell G15 SEよりも速かった。

持ち運びで検討されている人にはアリな選択肢だと感じた。

デザイン

Alienware X14はキーボード側から見ると、クリエイターノートPCに近いデザインで、画面のベゼルや筐体の薄さからスタイリッシュな印象を受ける。

天板はAlienwareの世界観を踏襲し、X14の「14」が印字されている。中央のエイリアンのロゴの内部にLEDが埋め込まれており、ソフトウェアで色を制御できる。

底面はハニカム型の吸気穴が空いている。

ゴム足も白で、清潔感のあるデザイン。

精密ドライバーがあれば裏蓋を開閉するのは比較的簡単だ。

SSDはM.2 2280が採用されており、交換はできそうだ。

メモリはオンボードで実装されているため増設は不可能

電源は130WのUSB-C搭載のACを採用。

モニターついて

Alienware X14に搭載されているモニターは14型でフルHDの解像度を持つモニター。

リフレッシュレートは144Hzで性能で紹介した通り、中級クラスゲームタイトルであるApex Legendsであれば画質調整を施して144Hzの性能を活かしきれるだろう。

最大の輝度は実測値で399Nitほどの明るいパネルだった。

色域

sRGBカバー率100%

DCI-P3カバー率97.8%

sRGBカバー率は実測値で100%。シネマカラーのDCI-P3は97.8%。

ゲーム、クリエイティブどちらにも対応可能なパネルが採用されていた。

インターフェース

奥側

  • USB-C(3.2 Gen2)
  • オーディオジャック
  • HDMI
  • USB-A
  • micro SDカードスロット
  • USB-C(Thunderbolt 4)
  • USB-C(Thunderbolt 4)

Alienware X14はThunderbolt 4に対応したUSB-Cを2ポート、映像出力に対応した USB-C 3.2 Gen 2を1ポート採用している。

キーボード・タッチパッド

キーボードはフルサイズスケールが採用されている。

メカニカルスイッチなどは採用していないものの、筐体が非常に硬く、キーを強く押し込んでもたわみがない点が素晴らしい。

エンターキーの横にさらにキーが配置されているタイプで、マイクのオンオフが割り当てられている。事務作業においては慣れが必要かもしれないがゲームのプレイ時はそこまで気にならないだろう。

キーボードのバックライトは専用のソフトウェアで色のコントロールができる。

PCの温度やファンの動作音について

オーバークロックモード、静音モードにて計測

PC内部の温度について

OC時

CPU使用率を100%にできるソフトウェアを使い、後負荷時の挙動を確認。CPUの最大値は100℃まで上昇。オーバークロック時は高い動作周波数を維持すためにファンの動作音が大きくなる。

バランスモード時

バランスモード時も同様に100℃に到達。

バランスモード時のCinebench R23のスコアはオーバークロック時と比較して大きく伸びることはないので、基本はバランスモードで良さそうだ。

PCの表面温度

オーバークロック時のキーボードの表面温度、中央部が37.9℃で暖かい。場所によっては熱いと感じるかもしれない。

キーボード奥側は44.2℃まで上昇。基本、触れることはないが、低温やけどになる可能性もあるので注意が必要

ファンの動作音

オーバークロック時

オーバークロック時は51.6dbで非常に音が大きい。また高い音がなるので不快感がある。

バランスモード時

バランスモード時では49.8dbで少しだけ小さくなったかな?という程度でうるさい。

静音モード時

静音モード時では38dbほど。静音モードはパフォーマンスがモバイルノートPC並みまで低下するが、ファンの動作音も非常に静かになる。

Alienware X14の評価とまとめ

良い点

  • 14型で最高クラスのパフォーマンスが高い
  • 搭載モニターのクオリティが高い
  • USB-Cポートを3つ搭載しており拡張性が高い
  • Alienware独特の世界観がかっこいい
  • 130W出力でACアダプターがコンパクト

気になる点

  • SSDのスロットが一つしかない
  • ファンの動作音がうるさい
  • 熱が気になる

どちらかといえばクリエイター向けのゲーミングノートPC

USB-Cからの充電は130Wと高い非常に高い電力を要し、パフォーマンスを抑えることでそれを実現しているため、低い性能は仕方がない部分もあるだろう。つまり、高い性能だけを追い求めて購入するには向かないということだ。

拡張性については、USB-Cが3つあるため、充電、映像出力、データ転送をするためのインターフェースが搭載されているため、SSDが拡張できない点は大きなデメリットにはならないかもしれない。

Alienware X14はインテル第12世代プロセッサ搭載し、14型としてはトップクラスの性能を発揮可能な点が素晴らしく、持ち運びもできるゲーミングノートPCを検討している人におすすめだ。

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  • ブラウザの設定で、クッキーがオフとなっている場合
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