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2024年版失敗しないゲーミングノートPCの選び方とおすすめ機種

この記事では2024年のゲーミングノートPCの正しい選び方とおすすめ機種を掲載しています。

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2024年のゲーミングノートPCの正しい選び方

ゲーミングノートPCには正しい選び方があります。

それは自分のプレイしたいゲームタイトルとプレイしたい環境を考え決めるということです。それだけ。

PCのスペックから考えるのではない、ということだけ覚えておきましょう。

用意されているゲームの設定について

この画像は、サイバーパンク2077というゲームタイトルの画質と推奨スペックを表しています。

画質を決める要素は、解像度、ビット深度、輝度(ダイナミックレンジ)、色域などです。このように様々な材料によってきめられています。

表示される情報量が増えれば増えるほど、人間は「綺麗だ」と判断する、ということだけわかってればよいです。

PC側に対し、計算量を増やせば増やすほどきれいに描写できるというわけです。

しかし、計算量を増やす=求められるPCのスペックが高くなります。

つまり、綺麗に描写されたゲームを楽しみたい=要求スペックを高くする必要があります。

PC購入時の予算設定は、自分がどれくらいの画質設定で遊びたいかを明確に決める必要があります。

これが定まっていない場合、過剰すぎるスペックだったり、スペックが足りなかったり、PCをちぐはぐな構成で買ってしまいます。

本来であれば周辺機器などに回せる予算があったはずなのに、PCに過剰に予算を回してしまったがためにほかの機器のスペックがしょぼくなってしまう場合があります。

まずは、自分がどのゲームタイトルでどんな設定で遊びたいかを考えましょう。

ゲームを作ってる会社はどの画質を想定しているか

著名なゲームソフトを制作するゲーム開発者、カプコンなどはどういうったユーザーを想定してゲームを作っているのかを考えてみましょう。

まず、ゲーム開発者はユーザーがどんな構成でPCを使うのか統計で把握します。

こうした統計はいたるところにあります。

僕たち一般の消費者が比較的簡単かつ無料で手に入れられるのは、ゲームプラットフォームを提供する「Steam」が公開しているデータです。

例えば、CPUはインテルが全体の7割ほどでAMDが3割ほどです。

これだけみても、どちらのCPUに合わせてゲームを作ったほうが、たくさんのユーザーに喜んでもらえるかがわかります。

また、ゲームをプレイするうえで重要なパーツ「GPU」についても統計があります。

NVIDIAが販売するGeForceシリーズの利用者が非常に多いことがわかっています。

さらにその中でも真ん中のグレードであるNVIDIA GeForce RTX3060やRTX4060の数が多いことがわかるでしょう。

なぜ、これらのGPUの利用者が多いか、というと下記のような理由があるからだと考えられます。

  • ラインアップの真ん中に位置しているから・・・人間は大中小でわかれていたら「中」を選びやすいから
  • NVIDAのチップが量産されていて価格が安いから・・・GPUメーカーのNVIDIAも利益が出やすい真ん中のチップを大量に生産するから

これらはGPUを作るメーカーや、それを選ぶユーザーのこれまでの歴史などもあり「鶏と卵」のような関係性があります。

こうして、「費用対効果の高いGPUを選ぶならxx60番台だよね」という共通認識が生まれたため、ゲームメーカーはこのスペックに対して「フルHD(の解像度で)/60fps(フレームレートで描画)/高画質設定(影や絵の細かさ)」を設定しています。

PCメーカー側の考え

2024年現在ではフルHDの解像度でゲームをプレイするのであればNVIDIAが開発しているGeForce RTX4050を搭載しているゲーミングノートPCを購入すればすべて快適にプレイできます。

もちろん、PCを販売するメーカー側として一番安いGPUのみ売れてしまっては困るので様々なマーケティング施策によってフルHD以上のゲームのプレイをユーザーに提案しています。

例えば、インフルエンサーに商品を提供しWQHD以上の高解像度モニターをPRするなどです。

業界全体で「WQHD以上の高解像度モニターを使うのが一般的だ」という共通認識を作り出せば、ユーザーは高スペックなPCを購入してくれるからです。

ゲームのプレイは「この設定で遊ばなければならない」という明確なルールは特にないため、自分がプレイしたい画質、解像度、を決めてからPCのスペックを考えてほしいな、と筆者は思います。

どのスペックを買えばよいのか

超重量級ゲームタイトルサイバーパンク2077の場合

ゲームのスペックを調べる最も簡単な方法を紹介します。

ゲームプラットフォームSteamに掲載されている推奨スペックを見ることです。

Steamに記載されている推奨スペックはフルHD/60fps/高画質を対象としています。

推奨スペックを基準に考えることで、これよりも高解像度でプレイしたいのか、高フレームレートでプレイしたいのかでスペックを考えるとよいでしょう。

ほぼすべてのゲームはRTX4050搭載のノートPCを買えば解決する

GPUの性能を計測できる「3D MarkTime Spy」のベンチマーク結果です。

重量級のゲームタイトルが推奨しているデスクトップ用のGPUとノートPCに搭載されているGPUのスコアをまとめたグラフです。

RTX4050搭載のゲーミングノートPCを買えば、メーカー側が提示する推奨スペックを概ね満たせるのがわかります。

繰り返しになりますが、提供されている最高画質で遊ばなければならないというルールはないので、ソフトウェアメーカーが遊んでほしい(推奨スペック)画質を満たせればよいと筆者は考えています。

高フレームレートや高リフレッシュレートについて

高いフレームレートや高いリフレッシュレートがユーザーに与えるメリットは、ゲームの優位性が増すということです。

かけっこをするときに、同じ速さで走れる人が二人いてそれぞれスニーカーとスポーツシューズを履かせて競争させた場合、スポーツシューズを履いている人のほうが勝てる確率が高いのと近いかもしれません。

実力が同じであれば、フレームレート(1秒当たりの描画枚数)を高く設定し、それを表示できるリフレッシュレート(画面の更新回数)が高いモニターを利用している人のほうが、そうじゃない人と比べてゲームに勝ちやすいというデータから広まりました。

ぬるぬるサクサク滑らかに動作するのも重要ですが、もともとはコアゲーマーのための勝つ手段の一つに過ぎなかったのです。

つまり、これも無視していいです。

フレームレートを上げる場合、GPUとCPUの計算する量がどちらも増えます。

前述のゲームメーカーが考える60fps以上の描画をする場合、推奨スペックは引き上げられますので、フレームレートに対しても、自分がどの設定でプレイしたいを決める必要があります。

どこまで優位性があるのか

高いリフレッシュレートのモニターは144Hz~240Hzの間で効果を感じられるという統計データがあります。

モニターのリフレッシュレートの体感は人によって異なりますが、人間が反応できる速度は限界があります。

筆者は間を取って165Hzをおすすめしています。

これらのデータは2019年にNVIDAが公開して以降、新しい客観的なデータはありません。

おそらくですが、データをとっても優位性に変化がないからだと思います。ほかにこうした情報があれば教えてください。

フレームレートを伸ばす理由はゲームに勝つためというのが大前提としてあるため、競技性の高いゲームにおいては画質よりも優先すべき項目です。

また、ゲームタイトルにもよりますが、フレームレートを伸ばしたい場合、ゲームの画質を下げれば伸ばすことはできます。

つまり、いずれにしても自分がプレイしたい画質を決めてからPCのスペックを考える必要があるということです。

ノートPCのサイズは大きければ大きいほどパフォーマンスが高い

同じパーツを搭載しているノートPCとデスクトップPCの差と同じように、ノートPCの間でもパフォーマンスに差があります。

CPUとGPUは出力を上げれば上げるほど計算能力が高くなりますが、発熱する量も大きくなります。

性能が高い状態というのはPCが高温になるということです。冷やせれば性能は伸ばせます。

したがって、PC本体が大きければ大きいほど内部に大きなファンを設置し、冷却性能を高くできるので、性能が伸ばしやすくなります。

また、ファンの音を静かにしたい場合も大きいPCを選択すると効果があります。

筆者はゲーミングノートPCであれば、16型か18型のモデルがおすすめだと考えます。

おすすめのスペック

GPUにRTX4050を搭載しているゲーミングノートPCです。

ノートPCはメーカー側がちょうどよいCPUやメモリとの組み合わせで販売してくれているので、迷ったらRTX4050を搭載しているゲーミングノートPCを買いましょう。また、これらのPCはゲーミングモニターを標準搭載しているため、別途モニターを購入する必要がない点もおすすめできるポイントです。

なお、これらの説明は下記動画でも紹介しているので動画で知りたいかは参考にしてください。

ゲーミングノートPCのおすすめ機種

HP Victus(ヴィクタス) 16

Victus 16(ヴィクタス)は日本HPが販売するゲーミングノートPCです。

ゲーミングノートPCですが、一般的な作業に適したキーボードの配列になっているため、たまにゲームをしたいという人におすすめ。

2024年モデルは240Hzのゲーミングモニターを搭載しているため、競技性の高いゲームタイトルで遊びたい人にもおすすめです。

また、Victus 16は上位ブランドのOMENシリーズと同じ冷却機構を採用しています。

筆者は上位モデルOMEN 16の2022年モデルを実際に購入し、メインPCとして1年利用した経験からストレスがなく、ゲームのプレイがしやすいと確信しています。

Victus 16はこのPCの構造とほぼ同じなのでおすすめできます。使ってもいないのにおすすめしているわけではないので安心してご購入してください。

Victus 16は普通のノートPCに見えるけれど、OMEN 16のようなハイスペックゲーミングノートPCになっているということです。

2023年モデルのレビューです。記事でご覧になりたい方はコチラから読めます

Victus 16はAMDのCPUを搭載しているモデルのほうが安く販売されているため、コストパフォーマンスを重視するのであれば、AMDプロセッサとNVIDIAのGPUを搭載しているモデルを選びましょう。

当サイト限定クーポンのお知らせ

日本HPから当サイトあてにPCが7%オフで買える限定クーポンを発行してもらっています。

当サイトのクーポンを利用すると最新モデルも7%オフで購入可能です。特別値引きの欄に割引額が入ってれば適用となります。

下記クーポンページに行くだけでクーポンが利用できます。その後製品ページで製品をカートに入れて下さい。

なぜAMDのプロセッサのほうが安いのかがどうしても知りたいという方は下記動画でも紹介しているため参考にしてください。

保証などのアフターサポートで悩むくらいならマウスコンピューターを買いましょう

最後に、PC購入時に気になる保証やサポートについてです。

外資系メーカーをおすすめすると、「電話対応がダメ、なぜこんなメーカーをおすすめするんだ」というコメントをYouTube上でもらうことがあります。

結論として、外資系メーカーに対してもたくさんお金を支払えば、つまり保証を有償で高価なものを選択すればそれなりの保証が受けられます。

また、実際に日本HPのメーカーの担当者と一緒に、サポート窓口の担当者に実際のサポートの仕方を教えてもらいましたが、筆者は特別問題があるようにも思いませんでした。

ただ、「どうしても国内拠点でサポートをしている国内メーカーがいい!」とか「でもお金はかけたくない」という要求が人にはあります。

その場合はマウスコンピューターを買いましょう。

マウスコンピューターは市場価格と比較してやや価格が高めに設定されていますが、アフターサポートや修理スピードの強化に充てています。

マウスコンピューターのサポート拠点は国内にありますし、PCの修理も最大で96時間以内返却を目標に事業を行っています。

マウスコンピューターのゲーミングノートPCを買った場合、3年間はこうした手厚い保証が無料ついてきます。

ゲーミングノートPC購入でサポートが不安な方はマウスコンピューターを買いましょう。

また、当サイト限定でマウスコンピューターの製品がお得に買える専用ページをご用意いただきました。

直販サイトでそのまま購入するよりもお得な価格設定になっているはずなのでぜひご利用ください。

うっしー
うっしーhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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