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Lepow Z1レビューコンパクトで使いやすい15.6型モバイルモニター【PR】

気軽に持ち運べる液晶モニターLepow Z1の紹介です。今回はサンプル機をメーカーから提供いただきレビューいたします。

既に検証を終えているのですが、Lepow Z1モバイルモニターとして非常に使いやすいと感じました。特徴からおすすめのポイントまで紹介いたします。

Lepow Z1の特徴

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15.6型のモバイルモニター

Lepow Z1は15.6型のモバイルモニターです。13.3型や14型のモバイルノートPCと組み合わせてつかうと作業効率が向上します。一般的なモニターに使われる16:9の解像度なので、使いやすいと思います。

解像度はフルHDなので、持運びでゲーム用のモニターとして使ってもいいと思います。

視野角の広いIPSパネルを採用

「中国メーカーなので」というと偏見になってしまいますが、Lepow Z1に使われているパネルは作業用にぴったりなIPSパネルです。

角度や向きによって色のムラが発生しづらいため、作業用とだけでなく映像視聴にも適しています。

HDMI/USB-Cの出力に対応

映像の入力はHDMIおよびUSB-Cに対応しています。注意点として、HDMIはHDMI Mini(microじゃない)を採用しています。

モニターを購入するとHDMI-HDMIminiケーブルととUSB-C to USB-Cケーブル/USB-A to USB-Cケーブルが付属するため、別途ケーブルを購入する必要はありません。ケーブルをなくしそうなら追加で買ってもいいと思います。

Lepow Z1のスペック

サイズ15.6型
本体重量730g
パネルタイプフルHD(1920×1080ドット)
解像度IPS
コントラスト比1000:1
リフレッシュレート60hz
輝度300cd/㎡
応答速度5ms
最大表示色1670万色
保証3年保証

Lepow Z1はスペックを見る限り、一般的な用途に適したモニターです。バッテリーは内蔵してません。

また、SwitchやPS4など家庭用のゲーム機であれば表示遅延が気にならない程度のモニターです。応答速度は5msと遅いですが、モニターサイズがコンパクトなのでそこまで気にならないです。

とはいえ、もし、ゲーム用で検討されているのであれば、きちんとしたゲーム用のモニターがいいと思います。

付属物

  1. 液晶モニターケースカバー
  2. Lepow本体
  3. 保護フィルム
  4. ACアダプター
  5. USB-C to USB-Cケーブル
  6. HDMI-A to HDMI miniケーブル
  7. USB-A to USB-Cケーブル

モニターは購入すれば、接続するためのケーブルは一通りそろっているので、付属のケーブルでゲーム機やPCに接続するだけでオーケーです。

デザイン

「液晶パネルにカバーをかぶせた」ような感じですが、そのカバーがなかなかオシャレです。カラーは紺色で、ビジネスシーンにも合う色。

ベゼルの幅も約5mm程度と非常にスタイリッシュです。

ベゼルの内側(パネルとの境目)はダイヤモンドカット加工が施されておりデザイン性は高いと思います。

スマートケース合わせた重量は1.122kgでした。

Lepow Z1の重量
本体のみ710g
本体+スマートケース1.122kg

バッテリーが内蔵されていないため外付けのモニターとしては非常に軽量です。持運びもしやすいと思います。

ノートPCと比較

14型のノートPCと比較すると、大きく感じます。

ノートPCよりも厚さは薄いです。

画面サイズが大きいので見やすいと思います。指紋がやや目立つかもしれないです。

モニターの品質や発色

正面

正面からの映像です。ややフラットな印象を受けますが見た感じ自然な発色です。

IPSパネルなので色の変化はありませんでした。非常に見やすいと思います。

色域・トーンカーブ

キャリブレーションツールで測定したところトーンカーブは上記のような感じでした。軽度に青が強く調整されていましたが自然な発色です。

Lepow Z1の色域
sRGBカバー率64.0%
Adobe RGBカバー率47.6%

パネルの色域は、一般的なノートPCに採用されるレベルのモノでした。

PCの作業用モニター、あるいはゲームをプレイするのであれば全く問題ありませんが、RAW現像や動画編集など、クリエイティブで使うのであれば、専用のものを用意したほうがいいと思います。

メニュー

右側のローラーのようなものがメニューボタンです。

メニュー操作
押し込むメニュー表示
上げる明るさ調整
下げる音量調整
電源ボタンを押す決定/戻す

操作ボタンが電源ボタンしかないので、操作性はあまり高くないです。

輝度

Lepow Z1は300cd/㎡となっていましたが、キャリブレーションツールで測定したところ標準設定では200cd/㎡でした。

経年劣化とともに明かるさが失われていくかもしれません。

ブルーライトカット

Lepow Z1にはブルーライトカット機能が付いています。HDRは後述します。

Lepow Z1のブルーライトカットは50%から極端に黄色く調整する感じ。100%になると露骨に黄色になるので、わかります。

モニター側の青を調整しているのだと思いますが、色の再現度が低いため不自然に黄色くなっているような印象。

HDR MODE

HDR MODEは色の明るさが極端に調整されるような感じです。

WindowsのHDR機能は動作しないので、モニター独自の規格で動いているのだと思います。

給電方法

右側のUSB-C

Lepow Z1はモバイルバッテリーでも動作します。右側のUSB-Cは給電専用です。

電流を計測してみました。7.5Wほどでモニターは動作するようです。

Lepow Z1電流
輝度0約2.1W
輝度50約3.2W
輝度100約7.5W

モバイルバッテリーでも動作させることが可能なので、モバイルバッテリーと映像出力さえあればどこでも使えると思います。

左側USB-C

今回の検証では測定のみですが、左側は映像出力と給電、同時に行うことが可能です。Macbookなど、最新の高性能モバイルノートPCに搭載されているUSB-Cでディスプレイ出力と給電可能なモデルであれば、ケーブル一つで映像出力が可能です。

Lepow Z1の評価とまとめ

良い点

  • ケース合わせて1.1kgと軽い
  • IPSパネル搭載で見やすい
  • 低消費電力でどこでも使える

気になった点

  • 色の再現度は高くない
  • メニューの操作性は良くない

事務作業や簡単なゲーム用のモニターとして気軽にどこでも使えるモニター

外付けの液晶モニターとして高品質というわけではありませんが、液晶モニターとして最低限度のランクはクリアしているようです。IPSパネルを搭載しているので、一見して安っぽさも感じさせないので良い製品だと思います。1万円台で購入可能ならコスパ最高。

15.6型ですとノートPCやゲーム機との接続でひっそりと作業するのに適しています。またミラーレスカメラの映像確認用(色ではなく、角度やバランス)としては必要にして十分な表示機能です。個人的にはフルサイズのHDMIを搭載してくれていたら、もう少し評価が高かったかも…まぁ悪いモニターではないです。

うっしー
うっしーhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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