ホームPC日本HPOMEN by HP 15ハイパフォーマンスモデルレビュー|中画質で超快適プレイが可能な15.6インチゲーミングノート

OMEN by HP 15ハイパフォーマンスモデルレビュー|中画質で超快適プレイが可能な15.6インチゲーミングノート

日本HPが発売するOMEN by HPは15.6インチのゲーミングノートPCです。

普通のノートPCよりも価格は高いのですが、省スペースでゲーム環境を構築しつつ快適なプレイが可能。日本国内市場ではそれなりに売れています。

今回実機レビューしたモデル「OMEN by HP 15dc-000 ハイパフォーマンスモデル」です。

OMEN by HP 15の特徴

動画で確認

レビュー動画を作成しました。おすすめポイントをまとめていますので是非参考にしてください。

144Hzの高リフレッシュモニターなのにIPS

hp公式より引用

144hzの高リフレッシュレートモニターはゲームの勝敗を決める大事な要素です。

hp公式より引用

さらにOMEN by HPはNvidiaのG-SYNCに対応したモニター。ちらつきやカクツキのもととなるティアリングやスタッタを抑制する技術です。

こちらも同様にキルデスレート(ゲームの勝敗)を決めるのに大切な要素です。

元プロゲーマー現Nvidiaの方に聞いた話ですが、こうした技術に対応したゲーミングモニターがあるのとないのとではゲームのスコアに大きな影響がでるとのことでした。下記動画は実際にその際聞いてきた話をまとめたものになりますので、参考にしてください。

さらにすごいのはこれだけではなくOMEN by HP 15はIPSパネルを採用しています。

TNではなくIPSパネルがすごい理由

ゲーミングモニターに詳しくない方は、わからないかもしれませんが、市販されているゲーミングモニターといわれるもののほとんどが視野角の狭いTNパネルを採用しています。

一般的なTNパネルは視野角が狭く色が変化してしまう。

TNパネルを採用したゲーミングノートPCは横から見ると暗くなってしまう。

上記画像がTNパネルを採用したゲーミングノートPCです。ゲーミングノートとしては一般的ですが、ゲームのプレイ以外でパソコンを使おうとすると、色がぼやけて見えたり、文字が見づらかったりするので、モニターの品質としてはあまりよくないのです。

つまり、OMEN by HP 15に液晶モニターにとても価値がありますので、最高の環境でプレイしたいと思う方はOMEN by HP 15を購入するべきだと思います。

GeForce GTX1070 with Max Qデザイン採用

with Max Qデザインは”出力とパフォーマンスの一番おいしいところ”を使えるようNvidiaが設計したグラフィックチップで、効率の悪い電力を使わないようにしています。

Max-Qは薄型化・軽量化・省電力化のために必要です。

ちなみに、これもNvidiaの方に聞いた話で恐縮ですが、with Max-Q搭載のゲーミングノートPCがいま市場で最も売れているということです。

おすすめとラインナップ

モデルおすすめCPUGPUメモリSSDHDD
パフォーマンスモデルCore i7 8750HGTX106016GB256GB2TB
ハイパフォーマンスモデルCore i7 8750HGTX1070 MAX-Q16GB256GB2TB
ハイパフォーマンスプラスモデルCore i7 8750HRTX2070 MAX-Q32GB256GB2TB

GTX1070 with MAX Qも素晴らしいのですが、高画質で144hzを活かすのであればハイパフォーマンスプラスモデルがおすすめです。

OMEN by HP 15ハイパフォーマンスモデルのスペック

液晶15.6インチ(1920×1080ドット)
CPUCore i7 8750H
メモリ16GB
SSD256GB
HDD2TB
重量2.48kg
バッテリー約6時間
サイズ360×263×25.5mm

 

ゲームの快適性について

最新の人気FPSゲームでどれくらい快適に遊べるか最高画質のプリセットで計測

計測したソフトはMSI社のafterburnerです。

ApexLegendsは平均111fps

ApexLgendsの標準プリセットにて計測

平均フレームレートは111fpsでした。マップの読込で変動する場合がありますが、プレイ中はカクツキを感じることなくプレイが可能です。

アンチエイリアスを調整したりフレームレート優先にすれば144fpsまでフレームレートを引き上げることは可能です。

Fortnite(フォートナイト)は平均113fps

フォートナイトのエピック画質FHDでは113fpsで安定していました。落下時にフレームレートが落ちますが、通常のプレイでは快適に動作しています。

PUBGは101fps

PUBGをFHD、画質ウルトラでプレイすると上記のような結果に。

平均フレームレートは101fpsでした。PUBGが一番安定していませんが、中画質まで落とせば144fps付近で動作すると思われます。

OMEN by HP15ハイパフォーマンスモデルは中画質で超快適に遊べるゲーミングノート

上記の結果を踏まえると、「OMEN by HP15ハイパフォーマンスモデルは中画質で超快適に遊べるゲーミングノート」といえます。

超快適=144hzのモニターを活かせるということ

最高画質では100fps前後となりますので、高画質でゲームのプレイを快適に楽しみたいのであれば、RTX2070搭載のハイパフォーマンスプラスモデルをおすすめします。

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各種ベンチマーク結果

CINEBENCH R15

CPUパフォーマンスを計測するCINEBENCH R15では1007という結果に。

同じスペックの他のモデルと比較して特別高いわけではありません。平均的な性能です。

CINEBENCH R20

こちらも同様。

SSDの読込速度

M.2SSDの中身はSamsung製のものが採用されていました。

バルク品ではありますが、読込速度が非常に高速で、ただし256GBモデルですのでゲームの保存にはHDDを利用しましょう。

HDDの読込速度

HDDは東芝製の5400rpmのHDDを採用していました。読込速度がやや遅いのが気になりますが、ゲームデータ用ならばそこまで気にする必要はないでしょう。

連続駆動時間

PCMark8のBatterylifeでは「Work」で2時間57分ほど。ゲーミングノートPCとしてのバッテリーもちは長い方。

最近のノートPCとしては普通。持ち運びでもギリギリ許容できるか?といったところです。

液晶パネルの品質

144hz駆動モニターの問題点といえば、視野角や発色ですがIPSパネルなので問題ありません。

また、液晶のフチが狭いナローベゼルデザインを採用しているため非常にコンパクトかつ没入感があります。

ほぼ真横から見ても、色つぶれはなく綺麗に見えます。

ノングレア液晶を採用しているため映り込みが少なく目が疲れません。

色域はsRGB程度をカバー

液晶モニターの色域を計測したところ、sRGBカバー率が94.1%でした。

色域
sRGB比94.1%
sRGBカバー率97.1%

写真編集や動画編集にもおすすめできる高品質なモニターです。

そのうえで色むらや過度な調整がなく自然な発色でした。映像を見るのにも適しています。

キーボード・タッチパッド

ゲームのプレイ時によく使われる、シフトキーやスペースが広めにとられており操作性は高いと思います。実際のキーの感じはどうでしょうか。

実測値でキーストロークは1.4mm、ゲーミングとしてはいまひとつかも

キーの深さは実測値で1.4mmでした。誤差はあるかもしれませんが、ゲーミングキーボードとしてはかなりキーストロークが浅く、物足りなさを感じるかもしれません。

キーピッチは広めにとられており、普段使い用のキーボードとしてはかなり使いやすいのですが、ゲームプレイ用にゲーミングキーボードを別途用意した方がいいかもしれません。

ゲーミングキーボードは耐久性や打ちやすさがノートPCに搭載されるものとは段違いなので検討してみてください。

タッチパッドは大き目で使いやすい

タッチパッドはノートPCとしては使いやすいサイズ、クリックボタンのクリック感は柔らか目で凹凸があるため押しやすいです。

ただし、こちらも専用のゲーミングマウスを別途購入した方が良いと思います。

デザイン

OMEN by HP 15のデザインは、背面にカーボン調の加工およびステルス戦闘機からヒントを得た三角形を多用。

立体的に見えるのですが、これは模様がそう錯覚させているだけで実際はまっすぐです。

底面のデザインにもこだわりがありました。

シンメトリカルで、デュアルファンも左右対称なのです。ここまでこだわって作られたゲーミングノートPCはほかにないとおもいます。

耐久性

ファイナルファンタジー15を1時間ほど起動させPC外部、内部の温度を計測しました。

CPU温度

最高温度は100℃でした。

ただし、ファイナルファンタジーはCPU使用率が異常に高いゲームなので他のゲームで計測した結果も貼っておきます。

フォートナイト起動時のCPU温度

フォートナイトをFHD解像度エピック画質でプレイした際のCPU温度です。たしかに実際にゲームをプレイしてみても最高温度は100℃近くまで上昇するようです。

上記スコアは「スタンダードモード」にて計測しています。実はOMEN by HP 15にはOMEN CommandCenterより、ファン回転数を上げるパフォーマンスモードを選択できます。

ゲームのスコアは数%の向上となりますが、CPUやGPUの温度を下げることができました。寿命を考えると常時パフォーマンスモードでもよいかもしれません。

GPU温度

GPUの温度は80℃ほどでした。

外部の温度

外部の温度は一番熱いところで42.6℃、液晶モニターとのつなぎめは50℃程度でした、非常に高音となるため注意しましょう。

ひっくり返して底面を撮影したところ46.2℃でした。

薄型化するとどうしても熱がこもってしまうようです。

重量・サイズ

ケーミングノートとしては普通の重量。ノートPCとしてはやや重い。

サイズはA4クリアファイルよりも一回り大きく、持ち運びには向きません。

スピーカーの音質

Bang & Olufsen(バングオルフセン)のスピーカーを搭載しています。普通のPCよりは音質が良いと思いますが、ゲームをプレイするならヘッドセットの利用をお勧めします。

OMEN マインドフレームヘッドセットは冷却性能が高くゲームに集中できるのでお勧めです。

OMEN by HP 15の評価とまとめ

OMEN by HP 15 dc-000の評価
価格ゲーミングノートの中でも高価格
性能最新のゲームのプレイも快適プレイが可能
携帯性重いけれど持ち運び不可能ではない
液晶IPSパネル144hzはかなりレア
デザイン独特の世界観を表現。

 

高リフレッシュレートの”IPSパネル”がOMENのメリット

実際のところ、G-SYNCに対応しつつ144hzの高リフレッシュレートのモニターを採用するゲーミングノートPCは今となっては珍しくはありません。

が、IPSパネルとなると話は別です。色再現性と視野角の広いIPSパネルは、ゲームのプレイだけでなく、動画編集写真編集などのコンテンツ制作にも役立ちます。

買うならハイパフォーマンスプラスモデルを

前述した通り、せっかく高価なPCを買うのであれば最高画質で、高リフレッシュレートやG-SYNCを活かせるスペックのモデルを買った方がいいです。

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たまに楽天市場でセールを行っている可能性もあります。ぜひチェックしてみてください。

なお、記載されている内容は記事執筆時のもので、変更となる恐れがあります。必ず公式ページでご確認ください。

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うっしー
うっしーhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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