マンスリーアーカイブ 8月, 2020

ASUS E210MA レビュー デザイン刷新のASUSの3万円格安モバイルノートPC

ASUS E210MAはASUSが販売している、格安モバイルノートPCの代表格です。2020年にデザインを大幅刷新し、(携帯したくなるデザインで)けっこうヤレそうなノートPCに仕上がっているということもあったので、メーカーから検証機をお借りしました。 Windows 10Sモード(Microsoft Store以外からソフトウェアのインストールができない)が標準だったので、購入すればよかったなとおもいましたが、CPUのベンチマークだけとれたので、デザイン面について言及していきます。 スペック ASUS E210MA モニター 11.6型(1366×768ドット) CPU Celeron N4020 iGPU インテル UHD グラフィックス 600 メモリ 4GB SSD 64GB (eMMC) サイズ(幅×奥行×厚さ) 幅279.1mm×奥行き191.2mm×高さ16.9mm バッテリー持続時間 約12.7時間 充電タイプ DCジャック 重量 1.08kg 保証 本体:購入日より12ヵ月間のインターナショナル保証 バッテリーおよびACアダプター:購入日より12ヵ月間の日本国内保証 インターフェース規格など仕様詳細はASUS商品ページの『スペック』よりご確認いただけます。もしくはAmazon商品ページでも閲覧可能です。また、ASUSのあんしん保証にも対応し、格安ノートPCとしては破格の保証規定のノートPCだと思います。 ASUS公式ページ ASUS E210MA ASUSがPCの保証を大幅改善、ASUSのあんしん保証を紹介 公式サイトで詳細をみる ASUS E210MAの特徴 動画で見る https://youtu.be/5OyDk9a1BAo YouTubeにて解説しました。是非参考にしてください。 格安PCだけどオシャレ ボディ全体は樹脂素材で構成されていますが、天板にはASUSのロゴをモチーフとした特殊な模様が印字されています。カラーリングも相まって、思わず持ち運びたくなるようなデザインの良さです。 カラーは3色 ピーコックブルー(レビュー機) ドリーミーホワイト ローズピンク(2020年9月下旬発売予定) 落ち着いた色合いのピーコックブルーや華やかさを感じさせるローズピンク、清潔感のある、ドリーミーホワイトの3色展開です。 CPUはCeleron N4020でモバイルノートPCとしては必要最低限   Cinebench...

Core i7 10700Kレビュー ベンチマーク結果を紹介

デスクトップ用CPUインテル第10世代CPU Core i7 10700Kのベンチマーク結果について解説します。 Core i7 10700Kの特徴 第10世代のCore i7 10700Kは8コア16スレッドを有するCPUで、前モデルCore i7 9700Kよりも物理コアが2つ論理コアが4つ増えています。第9世代の最上位CPU Core i9 9900Kと同等以上の性能が発揮可能で、お得になりました。 ゲーム性能ではRyzen 7 3700Xを凌ぐ 型番 Core i7 10700K Ryzen 7 3700X CPUコア数 8 8 スレッド数 16 16 プロセスルール 14nm++ 7nm ベースクロック 3.8 Ghz 3.6 Ghz ブーストクロック 5.1 Ghz 4.4 Ghz TDP 125W 65W 対応メモリ DDR4 DDR4 対応チップセット H410/B460/H470/Z490※ A520/B550/X570/X470/B450 シューター系ゲームなど、ハイフレームレートで描画されたほうが有利とされるゲームにおいて、CPU選びも非常に重要な要素です。シングルコアあたりの性能が高いほうが有利とされ、同ランクのCPUで比較するとCore i7...

Googleスマートフォン Pixel 4aレビュー 4万円台で買えるミドルクラススマホの決定版

Google謹製スマートフォンPixel 4aが2020年8月20日に日本で発売開始されました。筆者の僕は、昨年発売された、前モデルPixel 3aを「2019年に最もおすすめできるスマートフォン」に選出した。 2019年うっしーが選んだ満足度ナンバーワンスマートフォンはPixel 3a スマホにハイスペックを求めない僕は、半ば消去法的な要素も少なからずあったのですが、結果としてPixel 3aは非常によくできたスマートフォンだったため、次世代機のPixel 4aも予約開始後、即買いました。 1年間Pixel 3aをメインスマホとして利用してきた視点から、Google Pixel 4aがどの程度進化したのか記載していきたいと思います。 スペック Pixel 4a 簡易スペック サイズ 5.7型 SoC(CPU) Snapdragon 730G メモリ 6GB ストレージ 128GB バッテリー 3140mAh 無線 11a/b/g/n/ac Bluetooth 5.0 重量 143g   公式サイトで詳細を見る 動画で見る https://youtu.be/F1cMCuGOO9M YouTubeでも解説してみました。チャンネル登録もお待ちしております。 SoC(CPU)は600番台から700番台へ Pixel 4aはCPU(スマホではSoCと表記するのが一般的ですが、便宜上CPUとします)にグラフィック処理性能を強化した、Snapdragon730Gを採用しています。Pixel 3aはSnapdragon 670でしたので、ワンランクアップグレードされた形です。 実際、Pixelユーザーがゲーム専用機として廉価モデルのPixel 4aを買うか、と言われると怪しい部分もありますが、米国ですでにサービス提供済みのクラウドを用いたゲームプラットフォーム「Google Stadia」が快適に動作するようなスペックまで引き上げる必要があるからかもしれませんね。 6GBRAMと128GBROMの嬉しいアップグレード ストレージが128GBとなり、ビデオ撮影の録画も意識した作りになっているのかと感じますが、ビデオ撮影機能は表面的にアップグレードされていません。 Googleは、クラウドコンピューティングの思想を持っており、Googleフォトやドライブをユーザーに使ってもらうことで、デバイスのスペックはもりもりにする必要がないと考えている企業なので、そのGoogleが128GBのROMを搭載するということは、もうすでに、128GBを標準と考えていいのかもしれない。(格安WindowsPCですら64GBのモデルがあるのに) バッテリー容量は増え重量は減る バッテリー容量は3140mAhで、Pixel 3aよりも140mAhほど増えいているのにもかかわらず重量は4gほど削られています。 高性能な小型精密機器のスマートフォンは1g削減するのに非常にコストのかかるデバイスだと思いますが、Pixel 4aは本体の厚さや指紋センサーのリングを削って実現しています。軽さを重視するユーザーのためのスマートフォンといえるでしょう。 Wi-Fi6には非対応 体感的な恩恵を感じづらい Wi-Fi6には非対応です。iPhone...

mouse SL レビュー スリム型デスクトップPC

mouse SLシリーズは置き場所に困らないコンパクトなデスクトップPCで省スペースなオフィス環境を構築するのに最適です。ライトなゲームまでこなせるように専用GPUを搭載するモデルがあり、幅広い用途から選べます。 また、AMDモデルを選択すると3万円台から入手可能な価格も魅力の一つです。メーカーよりお借りした検証機でこのmouse SLシリーズを解説いたします。 動画で見る https://youtu.be/nZGk16ne2jQ YouTube上でも解説しています。チャンネル登録もおまちしております。 スペック インテル AMD mouse SL3 Core i3-8100 mouse SL2 Athlon200 mouse SL5 Core i5 9400 mouse SL4 Ryzen 3 3200G mouse SL5-G Core 5 9400/GTX1650 mouse SL6 Ryzen 5 3400G mouse SL7 Core i7 9700 mouse SL6-G Ryzen 5 3500/GTX1650 mouse...

ROG Strix GT15 レビュー 専用マザーボード採用のROGのゲーミングPC

ROG Strix GT15は2020年8月に発売予定のASUSが販売するメーカー製ゲーミングPCです。第10世代のインテルCore i7および、Nvidia GTX1660S~RTX2070Sまでの性能から選択可能なシリーズです。 大手PCパーツメーカならではの機構やパーツ選定がされており、自作PCはしたくないけれど、BTOメーカーではなく高性能なPCが欲しいという方にお勧めです。 今回ASUSよりRTX2070S搭載モデルをお借りしたので検証結果およびおすすめポイントを解説します。 ROG Strix GT15 の特徴 https://youtu.be/KXRal2sPf5Q 動画でも解説していますので是非参考にしてください。 ASUS ROG オリジナルケース採用 自作PC界隈で定評のあるROGシリーズはコアユーザーに好まれるハイエンドPCパーツ群です。性能も価格が高いがゆえにライトユーザーから敬遠されがちなロマンあるブランドです。 かくいう筆者の僕もROGシリーズで自作PCを構成することは一つのロマンとしてとらえておりまして、手っ取り早く手に入れられるのが ROG Strix GT15のよさでしょう。 実際にROG STRIX Helios(右側)と比較してみると一回りほどコンパクトなのがわかります。Heliosケースは実売で3.5万円とミドルクラス級のGPUが一つ購入可能な金額で販売されている、リッチなPCケースです。   ROG Strix GT15のケースの材質は樹脂とアルミ、サイドパネルはガラスケースで、「価格なり」といった印象ではありますが、ASUSオリジナルのROGケースといった点で非常にお買得だと思います。「ROGは好きだけれど全部そろえるのが面倒だ」という方はこうしたメーカー製PCからチョイスするのもありかもしれません。(ROGのパーツで1から自作すると中堅クラスのスペックでも30万円を余裕で超えます。経験者談w) GPU/マザーボードはASUS製 ROG Strix GT15はROG STRIX B460 G-Gamingというゲーミングデスクトップオリジナルのマザーボードを採用しています。 GPUは外排気型の「TURBO-RTX2070S-8G-EVO」を搭載していました。(GPUは選ぶグレードによって変更されます) マザーボードはPrimeシリーズとROG F...

msi GF75Thin 10SCSR-001JP レビュー 17.3型+120hzゲーミングモニター搭載のノートPC

msiが販売するGF75Thinは17.3型のゲーミングノートPCです。120hzのハイリフレッシュレートモニターとGTX1650Tiを採用しつつ、価格を抑えた点が魅力です。 メーカーより実機をお借りしたので検証結果とおすすめポイントをまとめます。 スペック GF75-10SCSR-001JP CPU Core i7 10750H dGPU GeForce GTX1650Ti メモリ 16GB 32GB(カスタマイズ可能) 64GB(カスタマイズ可能) SSD 512GB(NVMe) 2TB(カスタマイズ可能) サイズ(幅×奥行×厚さ) 397×260×23.1mm バッテリー持続時間 - 充電タイプ DCジャック 重量 2.2kg 保証 メーカー保証2年 インターフェース規格など仕様詳細はmsi公式ページの『製品スペック』よりご確認いただけます。 msi GF75Thin-10SCSR-001JP製品スペック ベースはメモリ16GB×SSD512GBといった構成で、最大メモリ64GB+SSD2TBまで増設可能です。メモリやストレージを増設する場合、msi公認ショップで注文する必要があります。 特徴 17.3型で120hzゲーミングモニター搭載 拡張性は高め 動画で見る https://youtu.be/7KcfgBUdDk0 YouTubeでメリットやデメリットを解説していますので是非ご覧ください。 17.3型+120hzでゲームが快適 GF75シリーズは17.3型+120hzというライトゲーマーにおすすめできる液晶パネルを採用しています。GTX1650Tiはエントリークラスでいわゆる入門機的な位置づけのGPUですが、1日平均して1時間程度のプレイするユーザーであれば必要にして十分な性能です。 シューター系のゲームやバトルロイヤル系のゲームを中画質で120fpsで動作させるのに最適だと考えていて、17.3型の大柄なモニターに採用することで、別途ゲーミングモニターを買う必要がありません。 過不足なくまとまったバランスのよいゲーミングノートPCだと思います。 拡張性は高め、クリエイティブにも◎ 17.3型という大きな筐体は拡張性に優れています。ゲームのプレイだけでなく、写真の編集や動画編集にもチャレンジしてみたいという人にもおすすめです。 自分自身でのカスタマイズも簡単ですが、メーカー保証の対象外となってしまうため注意が必要です。msi公認ショップのarkがおすすめです。 msi-GF75-10SCSR-001JP arkでみる 価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。 デザイン・外観 msi-GF75Thinはアルミ合金素材にヘアライン加工が施された天板、赤色でプリントされた同社のエンブレムが特徴です。 シリーズとしてはエントリークラスに位置するモデルで、上位機種のような奇抜さはありませんが、フラットな天板に赤は存在感があります。 キーボード側の赤もとても印象的で、黒、赤の強そうなデザインです。液晶モニターのフチが狭いのもいいですね。 底面は、メカニカルなパターンが特徴的です。太いヒートパイプが目につきます。冷却にもこだわったつくりで安心感がありますね。 重量 GF75Thinの重量 本体のみ 2.144kg 本体+AC 2.840kg PC本体の重量は2.1kgと、17.3型としては標準的な大きさです。 持運びはできますが、気軽さはありません。 液晶モニター 17.3型のノングレアのパネルが採用されています。 視野角は広めだと思います。 色域とトーンカーブ キャリブレーションツールによるトーンカーブです。青と赤がつよめ。 搭載パネルはAUO社のパネルでした。 AUO B173HAN04.0 GF75Thinの色域 sRGBカバー率 62.6% AdobeRGBカバー率 46.4% ウェブコンテンツの基準となるsRGBカバー率は62.6%で標準的なモニターでした。 キーボード キーボードはフルサイズスケールのキーボードです。キートップが赤くカラーリングされており、文字も赤です。矢印キーの「→」が0に入り込んでいる以外は普通だと思います。 GF75の強みはユーザーの利便性を損なわない冷却システムです。熱をモニター側の排気部に集中させることで、ゲームプレイ時の熱をキーボードに伝えないような設計になっています。 サーモグラフィで測定したところ、人が触れない箇所は43.8℃でした。キーボード側は人間の体温と同じくらいです。 インターフェースについて 左側 DCジャック HDMI USB-A×2 右側 セキュリティロック ヘッドフォンジャック マイクジャック USB-A USB-C ...

G-Tune E5-144レビュー Core i7-10875H+RTX2060+144hzモニター搭載の薄型軽量15.6型ゲーミングノートPC

G-Tune E5-144はマウスコンピューターのG-Tuneブランドから発売されるノートPCです。ゲーマに必須とされる144hz高リフレッシュレートのモニターやフルHD下でゲームを快適にプレイ可能なRTX2060搭載している点が主な特徴です。 スペック G-Tune E5-144 CPU Core i7 10875H dGPU GeForce RTX2060 メモリ 16GB 32GB(カスタマイズ可能) 64GB(カスタマイズ可能) SSD 512GB(NVMe) 2TB(カスタマイズ可能) サイズ(幅×奥行×厚さ)  355 × 236.7 × 19.9mm バッテリー持続時間 最大5.5時間 充電タイプ DCジャック 重量 1.77kg 保証 メーカー保証1年・24時間.365日電話サポート インターフェース規格など仕様詳細はマウスコンピューター商品ページの『仕様詳細』よりご確認いただけます。 マウスコンピューター G-Tune E5-144仕様詳細 ベースはメモリ16GB×SSD512GBといった構成で、最大メモリ64GB+SSD2TBまで増設可能です。 G-Tune E5-144の特徴 薄型化しているのに業界で最高パフォーマンス 144hzゲーミングモニター搭載 Thunderbolt 3搭載でクリエイティブにも対応 動画で見る https://youtu.be/5_CWFo0O2zk G-Tune...

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