msiが販売するGF75Thinは17.3型のゲーミングノートPCです。120hzのハイリフレッシュレートモニターとGTX1650Tiを採用しつつ、価格を抑えた点が魅力です。

メーカーより実機をお借りしたので検証結果とおすすめポイントをまとめます。

スペック

GF75-10SCSR-001JP
CPU
  • Core i7 10750H
dGPUGeForce GTX1650Ti
メモリ
  • 16GB
  • 32GB(カスタマイズ可能)
  • 64GB(カスタマイズ可能)
SSD
  • 512GB(NVMe)
  • 2TB(カスタマイズ可能)
サイズ(幅×奥行×厚さ)397×260×23.1mm
バッテリー持続時間
充電タイプDCジャック
重量2.2kg
保証メーカー保証2年

インターフェース規格など仕様詳細はmsi公式ページの『製品スペック』よりご確認いただけます。

ベースはメモリ16GB×SSD512GBといった構成で、最大メモリ64GB+SSD2TBまで増設可能です。メモリやストレージを増設する場合、msi公認ショップで注文する必要があります。

特徴

GF75のおすすめポイント
  • 17.3型で120hzゲーミングモニター搭載
  • 拡張性は高め

動画で見る

YouTubeでメリットやデメリットを解説していますので是非ご覧ください。

17.3型+120hzでゲームが快適

GF75シリーズは17.3型+120hzというライトゲーマーにおすすめできる液晶パネルを採用しています。GTX1650Tiはエントリークラスでいわゆる入門機的な位置づけのGPUですが、1日平均して1時間程度のプレイするユーザーであれば必要にして十分な性能です。

シューター系のゲームやバトルロイヤル系のゲームを中画質で120fpsで動作させるのに最適だと考えていて、17.3型の大柄なモニターに採用することで、別途ゲーミングモニターを買う必要がありません。

過不足なくまとまったバランスのよいゲーミングノートPCだと思います。

拡張性は高め、クリエイティブにも◎

17.3型という大きな筐体は拡張性に優れています。ゲームのプレイだけでなく、写真の編集や動画編集にもチャレンジしてみたいという人にもおすすめです。

自分自身でのカスタマイズも簡単ですが、メーカー保証の対象外となってしまうため注意が必要です。msi公認ショップのarkがおすすめです。

msi-GF75-10SCSR-001JP

arkでみる

価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

デザイン・外観

msi-GF75Thinはアルミ合金素材にヘアライン加工が施された天板、赤色でプリントされた同社のエンブレムが特徴です。

シリーズとしてはエントリークラスに位置するモデルで、上位機種のような奇抜さはありませんが、フラットな天板に赤は存在感があります。

キーボード側の赤もとても印象的で、黒、赤の強そうなデザインです。液晶モニターのフチが狭いのもいいですね。

底面は、メカニカルなパターンが特徴的です。太いヒートパイプが目につきます。冷却にもこだわったつくりで安心感がありますね。

重量

GF75Thinの重量
本体のみ2.144kg
本体+AC2.840kg

PC本体の重量は2.1kgと、17.3型としては標準的な大きさです。

持運びはできますが、気軽さはありません。

液晶モニター

17.3型のノングレアのパネルが採用されています。

視野角は広めだと思います。

色域とトーンカーブ

キャリブレーションツールによるトーンカーブです。青と赤がつよめ。

搭載パネルはAUO社のパネルでした。

GF75Thinの色域
sRGBカバー率62.6%
AdobeRGBカバー率46.4%

ウェブコンテンツの基準となるsRGBカバー率は62.6%で標準的なモニターでした。

キーボード

キーボードはフルサイズスケールのキーボードです。キートップが赤くカラーリングされており、文字も赤です。矢印キーの「→」が0に入り込んでいる以外は普通だと思います。

GF75の強みはユーザーの利便性を損なわない冷却システムです。熱をモニター側の排気部に集中させることで、ゲームプレイ時の熱をキーボードに伝えないような設計になっています。

サーモグラフィで測定したところ、人が触れない箇所は43.8℃でした。キーボード側は人間の体温と同じくらいです。

インターフェースについて

左側

  • DCジャック
  • HDMI
  • USB-A×2

右側

  • セキュリティロック
  • ヘッドフォンジャック
  • マイクジャック
  • USB-A
  • USB-C
  • イーサネット(有線LAN)

ゲーム性能

フォートナイト

フォートナイトは、実際にソロでプレイを5分程度行い、その平均フレームレートを計測しました。(スカイダイブ時も計測しています。)プレイ内容を完全再現できないのであくまで参考程度の指標としてとらえてください。

画質はプリセットの「最高画質」「高画質」「中画質」を選択しました。

フォートナイトシーズン2の平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
エピック(最高画質)
63fps
高画質
115fps
中画質
181fps

人気ゲームタイトル『Fortniteフォートナイト』は最高画質で63fpsでした。120hzのモニターを活かすのであれば中画質まで落としたほうが安定します。

PUBG

PUBGはトレーニングモードで建物周辺を5分程度集会した平均を算出。

おそらく、実際のゲームプレイでは、平均で10fps以上上下するものと思われます。テストモードでの集会はプレイヤーの数によってフレームレートがブレますのでこちらも参考程度に。

プリセットは、「ウルトラ(最高画質)」「高画質」「中画質」を選択

PUBGの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
ウルトラ
65fps
高画質
88ps
中画質
90fps

PUBGではウルトラで65fpsでした。PUBGのトレーニングモードに関しては、周囲のプレイヤーの人数や攻撃を受ける回数によって上下してしまいます。

中画質までおとすと90fpsまで向上。さらに画質調整を施せば平均120fpsまでは出せそうな感じです。

ApexLegends

ApexLegendsのトレーニングモードで5分ほどマップを周回、フレームリミッターを解除し、垂直同期をオフにして、「アンチエイリアス」「テクスチャストリーミング」「テクスチャフィルタリング」、「アンビエントオクルージョン品質」を1段階ずつ引き下げ、最高画質、高画質、中画質として記載します。

ApexLgendsの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
最高画質
76fps
高画質
96fps
中画質
123fps

ApexLgegendsでは中画質から123fpsで安定します。実践値では大幅に下回る可能性もあるためさらに画質調整が必要かもしれません。

重量級ゲームタイトル/MHW/SOT

モンスターハンターワールドは、重量級ゲームタイトルの筆頭です。DX12オフ、垂直同期をオフにし、各プリセットにて1-1のマップを5分ほど周回しました。

選択画質は「最高画質」「高画質」「中画質」です。

のMHWの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
最高画質
42fps
高画質
57fps
中画質
60fps

モンスターハンターワールドなどの重量級ゲームは低画質におとすことで快適性があがります。

シャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダー

シャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダーのベンチマーク機能を使って、最高画質、高画質、中画質のプリセットを計測。

選択画質は「最高画質」「高画質」「中画質」です。

のMHWの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
最高画質
46fps
高画質
53fps
中画質
56fps

同じく重量級ゲームタイトルのシャドウオブザトゥームレイダーでは低画質まで調整を行うと快適にプレイ可能でしょう。

ゲーム性能まとめ

GF75に搭載されているGTX1650Tiは中級クラスのゲームタイトルを中画質で120fps以上で動作させるのにちょうどよいゲーム性能です。

ノートPCようではGTX1660TiやRTX2060までのモデルを購入するとフルHD解像度ではすべてのゲームタイトルを高画質以上で快適にプレイ可能ですので、GPUがライトゲーマーとミドルゲーマーの境界線といっていいかもしれません。

SSDの読込速度

ウェスタンデジタル製のSSDが搭載されていました。読込速度は2879Mb/sで高速です。

動作音とPCの内部温度

ファイナルファンタジー15実行時の熱やファンの動作音を測定しました。

ファンの動作音

GF75Thinのファンの動作音
エクストリームパフォーマンス時約44db

 

CPUテストはエクストリームパフォーマンスで実行していますがファンの動作音は控えめでした。

PCの内部温度

CPU温度は最高で100℃です。

GF75Thinの評価とまとめ

良い点

  • 17.3型+120hzでゲーミングモニター買う必要なし
  • 動作音が静か

気になる点

  • サーマルスロットリングの挙動
  • 17.3にこだわらなければもう少し安いものもある

セカンドPC、ライトゲーマーにおすすめのゲーミングノートPC

2020年現在ではRyzen CPU+GTX1660TIモデルがGF75Thinと同じような価格帯ではつばいされていることをかんがえるとコストパフォーマンスが微妙です。

GFシリーズではなくBravoのほうがお得感が増します。(※BravoはRyzen 7 4800H+Radeon RX5500M搭載で税込み137,800円)

インテルCPUとGeForceの組合せで優位なのはごく少数に限られるため、あえてこのモデルにこだわる必要性を感じません。

とはいえ、17.3型+120hzのゲーミングモニター採用モデルはめずらしく、また、非常に実用的でもあるので「ためしにゲーミングノートPCを買ってみたい」「カスタマイズして動画編集を行ってみたい」「サブ機として持ち運びたい」といったニーズにハマるゲーミングノートPCだと思います。

msi-GF75-10SCSR-001JP

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価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず販売ページでご確認ください。

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