Lenovo Yoga 770(AMD)レビュー 2022年のマストバイ2-in-1ノートPC

0
14972

筆者が購入したLenovo Yoga 770 AMDをレビュー

スペック

Lenovo Yoga 770
モニター
  • 14型(2880×1800ドット)90Hz,OLED
CPU
  • AMD Ryzen 7 6800U
iGPU
  • AMD Radeon 680M
メモリ
  • 16GB
SSD
  • 1TB
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約316.66m×奥行き約220.25mm×高さ約17.35mm
バッテリー71Wh
無線通信規格Wi-Fi6E/Bluetooth V5.2対応
充電タイプUSB-C
重量約1.42kg
保証1年間引き取り修理サービス・パーツ保証

スペック解説の記事はこちら

特徴

動画で見る

71Whでロングランバッテリーの2-in-1ノートPC

Yoga770に搭載されているバッテリーは71Whの非常に大型のバッテリー。これにより連続動作時間は事務作業などでも12時間を超えることが可能だ。

最新のモバイルノートPCはこのYoga 770のように半分が基盤、半分がバッテリー、というのがトレンド。

バッテリーの連続動作時間をテストする、PCMark10 ModernOfficeではMicrosoft Officeの互換ソフトウェアを動作させ何時間連続で動作できるのかを計測可能。そのほかビデオ再生やゲームのプレイに相当するベンチマーク機能でテストした結果は下記の通り。

Lenvo Yoga 770バッテリーテスト
PCMark10 ModernOffice12時間23分
PCMark10 Video12時間16分
PCMark 10 Gaming1時間55分

 

ゲームのプレイを行うと連続動作時間は極端に短くなるものの、ビデオの再生だけ行った場合は12時間ほどの連続動作が期待できる。事務作業やクリエイティブワークを行った場合は連続で5時間〜8時間程度は動作してくれそうだ。

Yoga 770は新しいCPUによってグラフィックスパフォーマンスが向上しており、ゲームのプレイや動画編集などのクリエイティブワークにも対応できるようになっているため、このバッテリーの連続動作時間は非常に素晴らしいと感じた。

Radeon 680Mを搭載でゲームもクリエイティブも行える

Yoga 770に搭載されているCPUはAMD Ryzen 7 6800Uで新しい世代のCPU。CPUそのもののパフォーマンスアップはもちろん、内部のGPUが飛躍的な性能向上となっており、ゲームやクリエイティブに利用できるようになった。

CPUに内蔵されているオンボードGPU AMD Radeon GraphicsはPS5にも搭載されているRDNA 2アーキテクチャを採用している。昨年までのRyzen 5000番台はVega Graphicsだったため、動画編集などのクリエイティブワークで全く作用しなかったのでこの点が非常にありがたいポイント。

AMD Radeon 680Mはビデオメモリーが2GBでPCのメインメモリ2GB程度を占有している。つまり、インテルCPUよりもメモリの空きについては不利なのでRyzen搭載モデルはメモリを32GB搭載していたほうがいいかもしれない。

重たいゲームもプレイ可能

重量級のPCゲームタイトル「シャドウ・オブザ・トゥームレイダー」のベンチマーク結果では「AMD Fidelity FX」を利用し、画質を最低まで下げることで、平均54fpsで描画できた。

また、超重量級のゲームタイトル「サイバーパンク2077」においてはAMD FidelityFX Super Resolution 1.0が適用できるため、平均130fpsを超えるシーンもあった。

専用GPU搭載モデルと比較すると、まだまだ満足にプレイとまではいかないが、AMDのソフトウェアが最適化されているゲームタイトルであればフルHD解像度で十分にゲームを楽しめる。

14型で90Hz/VESA Display HDR 500のパネルを搭載

Yoga 770に搭載されているモニターは有機ELパネルで、応答速度と広い色域が魅力だ。

Windowsに表示されるモニター画面を見る限り、HDR認証は Vesa Display HDR 500 トゥルーブラックのHDR認定とされていた。

また、リフレッシュレートは90Hzで格闘ゲームやシューター系のゲームでゲーミングモニターとしても利用可能なパネルだ。

有機ELパネルは焼きつきなどの不安もあるが、その恩恵も大きく、色域が広く、応答速度も早いので万能に使える点が素晴らしい。

そしてこのモデルは2-in-1モデルなのでタッチにも対応。付属のタッチペンは簡単なメモ書きなどに利用できる程度のもので、本格的なイラスト制作には向かないかもしれないが、同梱されているので不満に思う人はあまり多くなさそうだ。

価格は16万円台、競合と比較するなら割安感がある

2022年7月現在、Yoga 770は販売価格が16.1万円になっている。競合となるのはAppleが販売するM1チップ搭載のMacBook AirあるいはM2チップ搭載のMacBook Airで円安の影響を受けている状態だと途方もない価格差になる。

Yoga 770MacBook Air(M1)MacBook Air(M2)
CPURyzen 7 6800UM1M2
GPURadeon 680M
メモリ16GB16GB16GB
SSD1TB1TB1TB
価格161,511円218,800円248,800円

比較したのは現在の価格なので後に変更となる恐れがあるが、旧型のMacBook Airよりも5.7万円ほど安く、新型のMacBook Airよりも8.7円安い価格で販売されている。

パフォーマンスについては後述していくが、フルHDの動画編集で出先で使えるクリエイター向けのノートPCといったカテゴリで勝負するのであればYoga 770で必要にして十分な性能はあるので、MacBook Airを検討している人はYoga 770もチェックしてほしい。比較記事は下記。

価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

パフォーマンス

Yoga 770のパフォーマンスを各種ベンチマークを利用して掲載。

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスのみでコンピューターグラフィックを生成し、CPUの性能を測定するベンチマークソフト。点数が高ければ高いほど高性能とされているが、実際のソフトウェアを動作させた際の実性能と差が開く可能性があるが結果下記の通り

 

Cinebench R23の総合スコア

Core i7 12700H
16525pts
Core i7 12700H
16052pts
Core i9 12900H
14884pts
Core i7 11800H
14111pts
Ryzen 9 5900HX
13894pts
Ryzen 7 5800H
12651pts
Ryzen 9 5900HS
12058pts
Ryzen 7 5800H
11670pts
Ryzen 76800U(レビュー機)
11306pts
Core i7 11800H
11250pts
Ryzen 7 5800H
11224pts
Core i7 1260P
10686pts
Ryzen 5 5600H
8815pts
Ryzen 7 5800U
7889pts
M1
7372pts
Core i7 11370H
7135pts 
Ryzen 5 5500U
6727pts
Core i7 1165G7
6594pts 
Core i7 1165G7
5379pts
Ryzen 5 4500U
4463pts
Core i5 1135G7
4223pts

最新のCinebench R23(Minimum Test Duration OFF)では11306pts。

AppleのMacBook Airに搭載されているM1チップを大きく引き離し、旧世代のRyzenプロセッサと同等クラスのパフォーマンスを発揮可能。

また、モバイル向けのインテル第12世代プロセッサよりもさらに高いスコアが出ているため、新世代CPUは互角といってもいい。

シングルコア性能は1500ptsでRyzen 5000番台よりも100pts程度は上昇している。シングルコア対決ではインテルの方が部があるので画像系のクリエイティブメインで行うのであればインテルが有利だが、マルチに使えるといった面でノートPCを検討されている人も多いと思うのでその点ではAMDでいいと思う。

PCMark 10

FutureMarkが提供するPCMARK 10は、MicrosoftOfficeのWord、Excelに類する互換ソフトウェアや、ビデオ通話会議ソフト、画像編集ソフトのバッジファイルを実際に動作させ、どの程度の快適性があるかをスコア化。提供元はおおむね4000点以上あれば快適としている。

Microsoft Officeを使った事務作業は非常に快適に行える性能。ビデオ通話アプリも全く不快感を感じない水準。

そして今回はクリエイティビティのスコアが非常に高い値を出している。動画編集のスコアが4000点以上かつレンダリングスコアが高い。画像編集も動画編集も使える性能だ。

UL Procyon Photo Editing ベンチマーク

UL Solutionsが提供する「UL Procyon Photo Edting ベンチマーク」はいわゆる写真編集のベンチマーク。Adobeの「Photoshop」「Lightroom Classic CC」を使用し、実際の写真編集のワークフローに沿ったバッチファイルを実行。

処理にかかった時間をスコア化することで相対的に評価が可能だ。

 

Photo Editing ベンチマーク

Ryzen 7 6800U
6923pts
Core i7 1260P
6713pts
Core i7 1165G7
6018pts

 

Ryzen 7 6800UCore i7 1260P
Adobe Lightroom Classic CCのワークフロー
読み込み3.344秒3.150秒
プレビュー0.827秒0.600秒
プリセット適用0.389秒0.339秒
エディットイメージ1.583秒1.585秒
スマートプレビュー7.047秒5.654秒
書き出し30.762秒29.325秒
エンハンスディテール4.316秒5.691秒
フェイスディテクト4.013秒22.073秒
バッチプロセッシングスコア76646599
Adobe Photoshop CCのワークフロー
画像読み込み0.317秒0.319秒
フィルター適用1.104秒1.043秒
画像結合1.123秒0.882秒
データ保存61.479秒57.615秒
画像書き出し4.331秒4.153秒
GPUフィルター16.773秒14.686秒
イメージレタッチスコア69236831

 

ベンチマーク結果をデルのXPS 13 Plusと比較するとわずかにYoga 770の方が有利になった。特にLightroomの結果がよく出ていた。

とはいえ、体感的にはほぼ変わらないほど快適なので、総合力で選ぶべきだろう。

UL Procyon Video Editing ベンチマーク

同じくUL Solutionsが提供する「UL Procyon Video Edting ベンチマーク」はAdobe Premiere Proを利用し、H264/H265でそれぞれファイルを書き出しし、処理にかかった時間をスコア化するというもの。

素材データは用意されたものでプロジェクトファイルの全体の長さは1分程度のものだ。素材データは4Kで1080P/4Kにエンコードを行い処理時間からスコアを算出できる。相対的に評価しやすいベンチマークソフトだ。

video-editing-benchmark

 

Yoga 770XPS 13 Plus
YouTube 1080P (1/2)1046秒786秒
YouTube 1080P(2/2)144秒136秒
4K UHD(1/2)4127秒3794秒
4K UHD(2/2)243秒256秒
Video Editing Score25072754

エンコードタイムではインテルCPUとIntel Xr Graphicsに不利な結果となった。

開封動画の配信でも言及したが、ビデオ再生の快適性とエンコードスピードの性能に開きがあるため、ソフトウェアの最適化で解消されればRyzenプロセッサはもっと高速にエンコードできると思われる。この辺りは開封時の動画プレビュー(1時間1分あたり)を参考にしてほしい。

ゲーム性能

サイバーパンク2077

超重量級ゲームタイトルのサイバーパンク2077ではAMD FidelityFX Super Resolution 1.0を適用させベンチマークを回したところ、ベンチマークテスト上の結果では、平均73fpsで描画可能だった。

サイバーパンク2077の平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)AMD FidelityFX Super Resolution 1.0
ウルトラパフォーマンス
73ps
クオリティ
62fps
自動
53fps

実際にウルトラパフォーマンスで動作させるとレンダリングが荒くなり、解像度が一つ落ちたかのような感じになるので、「クオリティ」項目を選んだ方が良いだろう。

シャドウオブザトゥームレイダー

重量級のゲームタイトル「シャドウオブザトゥームレイダー」はAMD FidelityFXコントラストアダプティブシャープニング(CAS)が有効にでき、適用したところ下記のようなフレームレートになった。

シャドウ・オブザ・トゥームレイダーの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)AMD FidelityFX CAS
高画質
34ps
低画質
44fps
最低画質
54fps

最低画質にすれば遊べることには遊べるといった状態で、サクサク快適にとまではいかなかったが、プレイ可能なレベルだった。

今後、サイバーパンク2077のようにAMD FSR(Fidelity FX Super Resolution)が最適化されたゲームタイトルであれば、AMD CPUに内蔵されたGPUで十分にゲームにプレイが可能になるだろう。

Apex Legendsの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)最低画質
射撃訓練上
72fps

人気のシューター系ゲームタイトル「Apex Legeds」では解像度をフルHDに設定し、画質を最低に設定した。

平均フレームレートは72fps重めのエフェクトが入るシーンでは60fps程度までフレームレートは落ち込んだものの快適にゲームがプレイできるレベルではあった。

シューター系のゲームタイトルはフレームレートがゲームの戦績に関わるため、ガチプレイヤーにはお勧めできないがカジュアルに遊びたい人であれば、快適に遊べるレベルはギリギリクリアしているといった感じだ。

SSDの読み書き

クリスタルディスクマークの結果。ショートサイズの2242規格が影響しているのか、大容量データの書き込み時にランダムアクセスライトの落ち込みがあった。

とはいえ、この水準なら体感的に遅いと感じることはないと思うので問題はない。

PCの温度とファンの動作音について

ピーク時のCPU温度について

Cinebench R23の10minuteテスト実行時の挙動をHWInfoで計測した。

サーマルスロットリングは一切なく、パフォーマンスの低下が非常に緩やかだ。インテル第12世代も素晴らしいが、CPUの安定度ではAMDの方が有利。最大温度も90℃以下に抑えられており、まだまだ余裕がありそうだ。

PCの表面温度

Cinebench R2310minute時のPCの表面温度。キーボード側は最高が36.3℃で人の指よりもほんのり温かい程度だった。

底面は40℃程度。膝に乗せて使うのもの大丈夫な水準。

ファンの音の大きさについて

この時のファンの音の大きさは43.9dbほど。最近のモバイルノートPCの中では比較的高い数値ではあるものの、これでパフォーマンスを損なわずに動作させられているので、素直に驚いた。

デザイン

Yoga 770 AMDモデルのカラーはストーンブルーでクリアな薄い青が印象的なデザイン。

右下にレノボのマークはあるものの、あまり目立たないので気にせず使えるだろう。

側面から見た写真。インターフェースが搭載されているボディ側面は丸く加工されている。

ボディはアルミシャーシで出てきるため剛性の高そうな感じもあり、所有欲を満たせるデザインだ。

ディスプレイ側は大型のカメラが搭載されているものの、基本的にベゼルが細く没入感がある。

付属のペンはペンホルダーをUSB-Aの端子に挿入すると写真のように止めておくことができる。

底面側。吸気部が大きめに取られているため、冷却性能は非常に高い。

底面はT5のトルクスドライバーがあれば開封可能だ。

Yoga 770はメモリがオンボードなので増設は不可。クリエイティブで使うなら32GBモデルを選択した方が良いだろう。SSDはM.2 2242規格が採用されていて、スペーサーを外せば2280規格も取り付けは可能。

キーボード・タッチパッド

キーボードはUS配列を日本語表記に変えた配列でエンターキー周辺がやや窮屈な感じがある。

配列は特殊だが、フルサイズスケールかつ、キーのクリック感がちょうど良くタイピングはしやすい。

キーボードのバックライトは二段階で明るさを調節可能で、Fn +スペースキーでコントロールできる。

タッチパッドも非常に大型でカチカチとしっかり沈み込むタイプなので物理的な動作が好きなユーザーであれば使いやすいと感じるだろう。

モニター

ディスプレイはナローベゼルデザインを採用した14型。解像度は2880×1800ドットで16:10のアスペクト比を採用している。

パネルはグレアタイプのものだが、あまり反射が目立たず目が疲れにくい。

色域

Yoga 770(LEN8A98)の色域
sRGBカバー率100%
DCI-P3カバー率99.9%
Adobe RGBカバー率96.0%

Yoga 770に搭載されていたパネルは LEN8A98。

シネマカラーのDCI-P3に対して100%程度のカバー率があり、動画編集や写真編集にも利用可能なパネルだ。

リフレッシュレート

は90Hzで動作。格ゲーやシューター系のゲームタイトルで有利になるゲーミングモニターとしても利用可能。

カメラ

室内の蛍光灯

撮影用の照明

Yoga 770に搭載されているカメラは1080PでWindows上のアプリから撮影したものを掲載。

室内照明では影の部分がノイズになってしまっているが、撮影用の照明を使うと顔の輪郭がはっきりし、ノイズも目立たなくなった。ノートPC用のカメラとしては非常に高画質でテレワーク用のカメラは不要といってもいいかもしれない。

インターフェース

  • HDMI
  • USB-C(USB-4)
  • USB-C(3.2 Gen2 )
  • micro SDカードスロット

  • オーディオジャック
  • USB-A
  • 電源ボタン

ACアダプター

ACアダプターは65W出力でUSB-Cタイプのものが付属している。

Lenovo Yoga 770(AMD)の評価とまとめ

良い点

  • 新世代のオンボードGPU搭載でグラフィックスパフォーマンスがモバイルノートPCの中でトップクラス
  • クリエイティブにもゲームにも使えるパネルを採用
  • バッテリーの連続動作時間が長い
  • 専用のカメラがなくても高画質でテレワーク可能
  • 標準でスタイラスペン付属でタブレットとしても使える

気になる点

  • キーボードの配列

究極の完成度を誇る2022年の決定版

Yoga 770は性能・バッテリー・カメラ・モニター、どれをとっても高い次元のパーツが搭載されており、ケチの付け所がほとんどないといってもいいモデルで、インテル第12世代に引けを取らないAMDプロセッサがより魅力を高めてくれている。

性能に関していえばインテルモデルに対して不利なシーンもあるものの、バッテリーの連続動作時間やクリエイティブ性能を考えれば、AMDモデルの方がお勧めしやすい。

また、昨今のテレワーク需要のためにフルHD解像度のカメラを採用しているのも非常に大きく、「事務作業・ゲーム・クリエイティブ・テレワーク何でもこい!」といった感じで非常に頼りになる製品だ。

とはいえ、尖った性能があるわけではなく、満遍なく優秀といった感じなので、ゲームをするならゲーミングノートPCの方が有利だし、軽量性を求めるなら軽い機種は他にもあるので、欲張りな機種になってるとも言えるだろう。

2022年の上期は終わってしまったが、ここまでバランスの良いノートPCは現状見当たらないので、迷ったらコレといった感じのノートPC。おそらく筆者が選ぶベストバイはYoga 770。

価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)