【大人のガンダム】機動戦士ガンダムサンダーボルトは社会経験のあるアラサー男子が楽しめる良作。

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にわかガンダム好きとして、ガンダムを知覚するようになってからはや十数年。UCは見たけれど、00は見てないし、ビルドファイターズも見ていない。

この作品の見所はとっつきやすくて、リアルで、重たくて、おっさん向け!それでは紹介していきます。

入りやすい世界観が魅力ガンダムサンダーボルトの世界

機動戦士ガンダム THE ORIGIN シャア・セイラ編 I 青い瞳のキャスバル

サンダーボルトは1年戦争中の物語です。まずここが重要。

結局シャアっぽいハンサムなおじさんとアムロっぽいイチゴ世代(15歳)が大人なんてクソだ!という物語なんでしょ?と思いつつ、そうでもなく、良い意味で期待を裏切られた作品です。

故に、戦闘シーンは過酷さを極め、初代ガンダムらしいガンダムに仕上がっているかなと感じます。

 

結局のところガンダムSEEDや新しいガンダムで受け入れ難いのはニュータイプ⇨それに代わる何かに設定が置き換わっているんですよね。

だから初代ガンダムを知っている人からはとっつきやすい、そう言った意味ではガンダムユニコーンも宇宙世紀からの継続なのですごく物語には入りやすかった。

なのでしばらくガンダム見てなかったんですけどーっていう人も簡単に物語に入っていけます。

で、ガンダム見てないんですけど?知らないんですけど?というのはTHE ORIGINから見始めても楽しく見れます。

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リアルすぎる設定が重い、重すぎる。

MG 機動戦士ガンダム サンダーボルト 高機動型ザク "サイコ・ザク"Ver.Ka (GUNDAM THUNDERBOLT版) 1/100スケール 色分け済みプラモデル
めっちゃかっけぇ

ちょっとネタバレも入るのですが、この作品ではサイコ・ザクというのでがでます。

初期型のサイコフレームのようなものを搭載した機体。(ガチ勢からすると怒られそうなんですがリユース・P・デバイスが正しい。語れないですから、僕語れないですすんません。

なんでサイコフレームみたいなものと書いたか。ということですが、サイコフレームは逆襲のシャアでててくるのが正しいんですよ。パイロットの感覚でモビルスーツを動かす。※念のためモビルスーツはガンダムとかザクとか人型機体の総称です。

ちょっとガンダム知らないんですけど、みたいな人はわからないかもしれませんが、このサイコナンチャラってすごくて、ファンネルっていう有名な武器があります。それを可能にするのがサイコミュというものなんですけど、それとはちょっと違うかなと自分で思ったもので、正しいとか正しくないとか知らないっす。

思念をモビルスーツに搭載したシステムが受診することによって直感的な操作が可能になります、そうサイコザクならね(古い

久しぶりにiPhoneが出たので、ここでiPhoneの話題でも。

iPhoneは故スティーブ・ジョブズがコンピューターを知らない層でも簡単にインタネット、音楽を楽しむことができるように革命を起こした製品

だからこそ全世界的にヒットしているし、スマートフォンを使う若者が増えているのは間違いなと思うんです。ジョブズのプレゼンテーションは何回見てもかっこいい。無駄がない。

ほお、で君は何を言いたいんだいと思ったでしょう。そうでしょう。

これがガンダムとなんの関係があるのか。

戦争になった⇨大人たちは死んだ⇨それでも戦地に人を送り込まなければならない⇨子供が戦争に

これは現実の世界でも問題にはなっているのですが、サンダーボルトの設定が重い所以はここにあります。

まず子供は未熟です、訓練も受けてません、実際アムロ・レイが初見でガンダム動かしてザクを制することができたのは、運とガンダムの性能のおかげです。1年戦争も末期の作品ですから、モビルスーツは習熟し、パイロットは戦闘教育を受けてない子供。

思考故の発想は明らかに非人道的でした。

未熟なパイロットを強化するために新型のモビルスーツ作った、ただしこれは神経接続するので四肢欠損していないとダメです。は?

簡単に操縦できるモビルスーツをつくることで、訓練を受けていない戦闘スキルの低い人でも一定以上の戦績を上げることができる、まさに革新的なモビルスーツなのですが、あまりに非人道的すぎる。

しかし、それも仕方ないことなのかもしれないと思わせるシーンがいくつもある。

事実、サンダーボルトではジムに乗って出撃して5秒でやられる子供が頻出。酷いなんて酷いのだ。

結果、ジオン軍の若きパイロットダリル・ローレンツは二階級特進を条件に腕を切り落とします。仲間が次々に死んでいき自分も両足と片腕を失ってしまった状態で軍からの命令、せっかく残った右腕も、「一本残ったところで」、的な描写が、より心をどんよりとさせます。

非人道的だけれど、非常に合理的なシステムがこのアニメの真骨頂。マジで見ててつれーよ、こんな前途ある若者になんてことしてくれてんだよ、おい!という感情でいっぱいでした。

戦闘中にジャズ?おっさんかよ、だがそれがいい。

Amazonのレビューでも賛否あって、挿入歌が悪い的な。

そりゃ最近のガンダムアニメは戦闘シーンとか盛り上がるところでカッケー音楽流しますもんね、半分同意で半分否定。

他にもマッカラン(ウィスキー)が飲みてーといった、おっさんにしかわからない表現が多数。

俺の歌をきけーとはマクロスのヴァサラ様の発言ですが、今回の連邦側、ガンダムを操る人はイオさん。ジャズの音楽が聞こえたらやばいぞ、という設定は受け入れられないんですかね。ルパン三世はオッケーなのに。

ガンダムサンダーボルトはおっさんにこそ愛されるべき作品、渋い。ガンダムユニコーンのバナージのように「打てませーん」といった甘さは一切なく、まごうことなき初代の系譜をたどる作品となっております。初代よりひどくないか?「戦争」という描写をよりリアルに描いたガンダムサンダーボルトはAmazonプライムで見放題です。

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