価格.comで常に売れ筋上位をとるHuawei社が発売するスマホ。
なかでも「P10lite」はそのコストパフォーマンスの高さが玄人ユーザーに受け、初心者でも安心して使えることから1位を獲得するほど。
僕が家電量販店で携帯電話を販売していた時は比べ物にならないほど高い評価を受けるファーウェイのスマートフォンは「是非レビューしたい」そう思ったので記載していきます。
普段僕はノートパソコンのレビュー記事をメインに執筆していますが、元スマホ販売員だったこともあって、店頭で必ず聞かれていた疑問を解決できるような記事構成を目指しています。
- 本体外観
- スペック
- カメラ性能
- Wi-Fi性能
の順番で記載していきます。目次で気になるところだけ読んでいただいてもかまいません。
【レビュー】HUAWEI P10 Lite 本体外観紹介
ファーウェイデザインとついてるものの大体のスマホが同じような形になってきているため、ブランドによる優劣はつけ難いような気もする昨今ですが、今回ご紹介する「P10lite」のサファイアブルーがかなりかっこよかったでの披露したいと思います。
本体正面:大きさ、発色を確認iPhoneSEと比較
名刺入れとp10lite
こちらは名刺入れと比較、5.2インチのスマートフォンは普段利用しているiPhoneSEよりも一回り大きいです。
ベゼル(画面の縁)は縦に上下1cm程度です、画面を大きく感じられます。
横7.2cmx14.6.5cmともちろんスペック通りのサイズです。
女性からしたらやや大きいと思いますが、最近のスマートフォンの流れを考えるとこんなものでしょうか。
ちなみに手の小さい男が持つとこうなります。
iPhoneSEとP10liteを最大輝度にして比較
どちらも画面の輝度を最大にしてみました。
画面サイズももちろんですが、解像度が高く、表示領域が広いのでとても見やすい。
huluでiPhoneSEとP10liteの映像を比較
僕の大好きな海外ドラマ「ウォーキングデッド」です。
暗めのシーンが多いので選んでみてみました。スマートフォンに映像のクオリティを求めていないので気になるところも特になし。
ただ、フルHDだとときおりブロックノイズが発生するんですよね、これはたぶんHuluのアプリ側の問題のような気もする。
大画面(5.2インチ)で映像を楽しめます。
肉眼で確認するとiPhoneSEの方が綺麗かな?とは思うものの、言われなければわからないレベル。
P10liteの液晶は青の光が強いため、青、白強調されたような発色です。
p10lite背面を確認|サファイアブルーは高級感あり!
かっこよすぎワロタwwwみたいな状態です。
まるで、鏡面仕上げのような反射力。iPhoneSEと比較するとよくわかります。
そろそろくたくたになってきた僕のiPhoneSEがかわいそすぎて( ^ω^)・・・
サファイアブルーは高級感仕上げということがわかっていただければ幸いです。
側面紹介:充電ケーブル差込口、SIMスロット、電源ボタン
厚さが7.2mmしかないため、なかなかピントが合わせづらかったのですが、かっこよさとともにご紹介できれば満足です。
P10Liteのスペックを確認
CPU | Huawei Kirin 658(オクタコア) |
ROM | 32GB(microSDは128GBまで対応) |
RAM | 3GB |
バッテリー | 3000mAh |
画面解像度 | 1920×1080(フルHD)IPS液晶 |
スマートフォンを購入する上で、大切なのは画面の大きさやかっこよさだけでなく、ゲームがきちんとプレイできるかどうかだと思います。(カメラ性能に関しては後述します)
特に、ファーウェイは独自のKirinCPUを使っているため、これは使ってみないとわからないですよね。
Kirin658のスペックをGeekBenchで確認
さて、非常に残念なお知らせです、CPUパフォーマンスを測る有料ベンチマークソフト「GeekBench」によると型遅れのiPhoneSEに搭載されているApple製のA9チップの方がパフォーマンスが高い。
しかも数字だけで見るとかなり。
と思ったけれど、それもそのはず、iPhoneSEはデュアルコア(2コア)でKirin658はオクタコア(8コア)やんけ!
ベンチマークソフトによっては単純に、シングルコアあたりの処理能力と、ベンチマークソフトが備えているマルチコア処理能力の計算で数値化しますが、ソフトウェアによって処理の方法が変わるため、一概にベンチマークテストの結果が良かったから実際の性能が高いということも言えないのです。(特にスマホの場合はなんのためのベンチマークやねんと)
だから、実際にレビューせずに数字だけ書いたものもありますが、結構間違ってたりするので注意が必要ですね。
スマホ版のPUBGモバイルはP10Lite搭載のKirin658でプレイ・ドン勝可能
5月にリリースされ早速150万ダウンロードを突破した大人気バトルロワイヤルFPSゲーム通称「PUBG」をプレイしてみました。
上記画像はiPhoneSEとP10liteの比較です。
P10liteは5.2インチフルHDの解像度のため広い範囲を見ることができます。
Kirin658では最適設定は快適画質(最低画質)となっています。
Huawei P10LiteはPUBGモバイルの標準画質まで対応
標準画質までは解像度を挙げることができましたが、HD画質はご使用の端末ではオプションを選択できませんとでました。
iPhoneSEはHD画質まで対応していたので、ゲーム機としてはiPhoneの方がまだまだ優秀であるといわざる負えません。
PC版では最高2位までしか言ったことない僕ですが、スマホ版ではドン勝することができました。
現状のスマホ版PUBGのバージョンでは、表示できるフレームレートが35fpsで処理能力よりも画面の大きさや解像度が勝つ秘訣につながるのかもしれません。(今後改善されるかもしれませんが)
Kirin658でスマホゲーム「荒野行動」「Pokemon Go」「リネージュ2」をプレイしてみた
いけるやん#p10lite #荒野行動 #スマホレビュー #huawei pic.twitter.com/E5cC6LsLf2
— うっしー@ 💻ブログ書いてマウス🐭 (@usshi_na_life) 2018年4月19日
Pokemongoもサクサクやんけ!#p10lite pic.twitter.com/aq8aSX49ks
— うっしー@ 💻ブログ書いてマウス🐭 (@usshi_na_life) 2018年4月19日
リネージュ2もサクサクやんけ。#P10lite pic.twitter.com/Mdx8flAHof
— うっしー@ 💻ブログ書いてマウス🐭 (@usshi_na_life) 2018年4月19日
こんな感じで、サクサク動きます。いやはや数字だけでは測れんのですなぁ。
カメラ性能の確認|背面1200万画素、前面800万画素は綺麗に撮れるのか!?スタバの新作フラペチーノで比較
さて、スマホといったらカメラの性能はとても大事。なんなら僕にとってはゲームよりも大切だったりします。インスタ映え狙いたいしね。
#p10lite #iPhoneSE #g1xmk2@の順番で#スタバ の新作フラペチーノにInstagram Clarendonフィルター#ベリーベリーフラペチーノ pic.twitter.com/ArO4kDB7Ak
— うっしー@ 💻ブログ書いてマウス🐭 (@usshi_na_life) 2018年4月19日
ということで、スターバックスで発売されたストロベリーベリーフラペチーノとともに比較してお送りします。
ツイートはしていますが、フィルターをかける前の写真で比較していきましょうか。
P10liteで撮影
iPhoneSEで撮影
Canon Power Shot G1Xmk2で撮影(ハイスペックコンデジ)
あえて、逆光になるよう不利な条件で撮影してみましたが、P10Lite綺麗に撮影で来てるのではないでしょうか?
snowで自撮り比較。
1枚目がP10lite 2枚目iPhoneSEP10liteの方が広角
僕は何をやっているんだろう。 pic.twitter.com/0mPKsVTMln
— うっしー@ 💻ブログ書いてマウス🐭 (@usshi_na_life) 2018年4月19日
P10liteのフロントカメラでSNOW
iPhoneSEのフロントカメラでSNOW
眉毛濃いな( ^ω^)・・・
と、こんな感じで、発色良く取れます、p10liteの方が鎖骨付近が浮き出ているのが確認できますね。
広角かつ描写力はP10Liteの勝ちかな。
LTEの回線速度
各社の平常時にはかった計測結果です。
UQモバイルが圧倒的スピードです。(ピーク時はもっと差が開きます)
詳細につきましては下記記事にまとめてありますので、格安スマホの回線速度に興味のある方は是非参考にしてくださいね。
P10liteのWi-Fiモジュールのパフォーマンスを確認
1回目 | 2回目 | 3回目 | |
P10lite | 34.41Mbps | 32.17Mbps | 31.95Mbps |
iPhonse | 30.58Mbps | 30.07Mbps | 30.19Mbps |
我が家はSonet光マンションタイプかつルーターからは離れた部屋で計測しました。
条件は同じなので、内蔵されているWi-Fiモジュールの性能はほとんど同じくらいかなといった印象ですね。(時間変えて測りなおしたらiPhoneの方が早かったです。なぜだろう?)
3000mAhのバッテリーもちをPCMark『Work battery life2.0』で確認
PCMark for Androidには、実際にバッテリーに負荷をかけつづけ、実駆動時間を測る『Work battery lite 2.0』という項目があります。(この場合7時間56分間がちゃがちゃやってたので僕は寝ました。)
これによると95%(僕のP10 Liteの最後充電量)から20%になるまで、連続でスマートフォンを利用していた場合の駆動時間は8時間程度ということでした。
通信状況や利用するアプリケーションによって変更になる可能性がありますが、概ねP10 Liteは連続使用で8時間程度はもってくれるということです。
P10liteのオススメポイント紹介
圧倒的安さでキャンペーン時なら即買いしたいレベル
Android触るたびに思うんだけど、AppleのA9チップってマジでコスパ高いと思う。
ただ、今回のセールみたいに6800円でP10liteが購入できてしまうとみんな買うよなぁ…
— うっしー@ 💻ブログ書いてマウス🐭 (@usshi_na_life) 2018年4月19日
今回僕が購入した理由として、NTTレゾナントのサイトでOCNモバイルONEキャンペーンが行われていたからです。
その価格なんと6800円。
レビュー記事を見ていただいて、なんとなく、iPhoneSEと同等かそれ以上のパフォーマンスを発揮していると感じたため、かなり安いと思います。(ベンチマークの結果はまぁ…)キャンペーン適用前でも22800円で購入できるみたいなのでそれでも安い。
お子さんに持たせたり、初めてスマートフォンを使うという人にはお勧めしたいですね。反対に、iPhoneSEのコスパの高さも感じてしまいました。2年落ちとはいえ、まだまだ使えるスマホ。
そして、背面カバーも実はついてきてしまいます。
安さを感じさせないオシャレなデザイン
画面のロックがすぐに解除可能な指紋認証はとても魅力的です。
そして、やはり今回選んだサファイアブルーのオシャレ感。iPhoneSEのローズゴールドと双璧をなしているため、僕としては大満足。むしろカラーリングはp10liteの方が好みですね。
まとめ:新機種発売前のキャンペーンがあったら即買いしましょう。
さて、まとめです。
Huawei製のスマートフォンが価格.comで軒並み1位を取る理由がやっとわかりました。確かにコスパが高い。それも、一時期の「安いけど処理が遅い」、「カクツク」、「カメラの性能が低い」といった不満点もきちんと解消されています。
2代目(サブ機)のスマホにといわれる方もいらっしゃいますが、メイン機としても十分活用できると思います。