新型Surface Pro 6シリーズは第8世代CPUを搭載することで飛躍的なパワーアップを遂げました。これにより、モバイルノートPCの選択肢はSurface Pro 6に一択になったといっても過言ではありません。
この記事では2018年10月より発売されるSurface Pro 6の特徴とオススメポイントを紹介していきます。
Amazonサイバーマンデーセールでセットでお得
Surface Pro6のおすすめポイント
超軽量でWindowsノートPCとしては最軽量クラス
Surface Pro6の本体重量は実測値で780g。
よく比較に出されるタブレットPCのiPadよりも重く、モバイル用のWindowsノートPCとしては最軽量クラス。
4096段階の筆圧感知可能なタッチ機能付き液晶モニター
他社ノートPCでも、タッチパネル搭載モデルがありますが、Surface Pro6は4096段階の筆圧感知が可能で高機能です。
スクリーンショットの撮影も簡単で、ビジネスのアイデアをまとめたり、すぐにメモをとるといったことが容易。
使い勝手が非常によいと感じました。
ファンレスなので無音、だれにも迷惑をかけずに高性能
Surface Pro6はファンレスなので、動作音が非常に静かです。
特に驚いたのが後述する性能。
通常、ファンレスにするとパフォーマンスが低下するはずなのに、Surface Pro6は普通のノートPC以上の性能を発揮していました。
キックスタンドで視聴角度を自在に変更可能
背面のキックスタンドを開閉すると、液晶モニターの視聴角度の変更が可能です。
- 事務作業
- 写真編集
- イラスト制作
など、作業によって見やすい角度が異なるため、どんな人でも最適な角度を自分で調整できます。
ラインナップとおすすめ
Surface Pro 6のラインナップ | |||
モデル名 | おすすめ | 選べるカラー | Surface Pro 6 |
Core i5 8GB 128GB | プラチナ | 119,800円 | |
Core i5 8GB 256GB | ◎ | プラチナ/ブラック | 139,800円 |
Core i7 8GB 256GB | プラチナ/ブラック | 180,800円 | |
Core i7 16GB 512GB | ◎ | プラチナ/ブラック | 224,800円 |
Core i7 16GB 1TB | プラチナ | 268,800円 |
カラーバリエーションのブラックが選べるのは、Core i5 8GB 256GBモデルからであり、最上位モデルもプラチナのみとなっています。
なお、上記価格には「Office Home &Business 2019」も含まれており、MicrosoftOfficeを別途購入する必要はありません。
Surfaceタイプカバーキーボードは別売りです。
購入する場合2万円程度上乗せが必要となりますが。CPUの性能などを加味しても”高い買い物”とは思いません。
下記にSurface Pro用のタイプカバーを実際に使ってみた感想を記載しましたので、タイプカバーキーボードを検討している方は是非参考にしてください。
Surface Pro6に搭載されている、Core i5 8250Uの性能
検証したモデルは、Core i5 8250Uでした。
CINEBENCH R15のベンチマークスコア※ | |
Core i7 8650U 第8世代 | |
Core i7 8550U 第8世代 | |
Core i5 8250U 第8世代 | |
Core i7-7500U 第7世代 |
モバイル用のCPUとしては最高クラスの性能で、簡単な動画編集や本格的な写真編集が行える性能です。
ファンレスモデルのWindows PCとしては最強だと思います。
ノートPC用のCore i5について下記記事に詳細を記載しています。参考にしてください。
外観・デザイン
ボディ本体はスマートフォンと同じ程度の厚さしかなく、極薄です。
背面は、指紋が目立たないようマット加工が施されています。
ボディ素材は剛性に強いマグネシウム合金を採用していおり、高級感があります。
液晶モニターについて
グレアタイプなのでテカテカしています。映り込みなどが気になるかもしれません。
最近はやりのナローベゼルデザインではありませんが、本体がコンパクトなのでそれほど気なりません。
そして、液晶モニターの品質は確かです。
色域を測定したところ下記のようになりました。
Surface Pro6のモニターの色域 | |
---|---|
sRGB比 | 100.2% |
sRGBカバー率 | 94% |
ウェブコンテンツ制作の基準となるsRGBのカバー率が94%でした。
ウェブデザインや写真編集、あるいは編集した動画のチェックなど、クリエイティブな作業時も適した高品質なモニターです。
Surface Pro 6スペック
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | 第8世代 Core i5及びCore i7 |
メモリー | 8GB/16GB |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB/1TB |
グラフィックス | intel UHD グラフィックス 620 |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | – |
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1 |
インターフェース | USB3.0(フルサイズ)、Mini DisplayPort、Surface Connect、ヘッドホン出力microSDXCカードスロット |
セキュリティ | TPM2.0 |
サイズ/重量 | 292 mm x 201 mm x 8.5 mm/重量i5モデル : 770g/i7モデル : 784g |
バッテリー駆動時間 | 13.5 時間(動画再生時) |
オフィス | Office Home & Business 2016 |
保証 | メーカー保証1年 |
インターフェースについて
インターフェースは前モデルとの変化はなく、『microSDXCカードスロット』、『surface connect』 『USB3.0』、『Mini Displayポート』となっています。左側にイヤフォンジャックがあります。
なお、microSDXCカードスロットは背面のキックスタンドの後ろ側にあります。
ストレージについて
skhynix bc501というNVMeSSDが搭載されています。
BC501 | 256GB | 512GB | |
---|---|---|---|
パフォーマンス | シーケンシャルリード | 1600MB /秒 | 1600MB /秒 |
シーケンシャルライト | 780MB /秒 | 860MB /秒 | |
ランダムリード | 110,000 IOPS | 200,000 IOPS | |
ランダム書き込み | 150,000 IOPS | 180,000 IOPS | |
消費電力 | アクティブな読み取り | 2.6W | 3.0W |
アクティブ書込み | 2.5W | 3.5W | |
ホストアイドル | 50mW | ||
L1.2 | <3.5mW(16×20)、<5mW(M.2 2230/2242/2280) |
Surfaceの連続駆動時間が長い理由
Skhynix公式サイトから引用したデータです。シーケンシャルリードは1600MB/秒とのことで、実測値と同水準の性能でした。
NVMeのM.2SSDとしては爆速ではないものの、Surface Pro 6のバッテリーが長持ちする理由はSSDの消費電力が少ないからと考えられます。(2.5インチSSDの消費電力は5W~6W)
よほど大容量のデータを読み書きしない場合、最高性能を持つSSDと比較しても体感速度は変わらないため、むしろバッテリーが長持ちする方がありがたいですね。
価格比較
モデル名 | ||
Surface Pro 6 | Core i5 8GB 128GB | 119,800円 |
Macbook | Core m3 8GB 256GB | 142,800円 |
MacbookAir | Core i5 8GB 128GB※ | 98,800円 |
※第5世代CPUです。
デザインにインテリジェンスを求めてApple社のMacbookシリーズと検討する方も多いと思いますが、MacbookやMacbook AirよりもSurface Pro 6シリーズの方がパフォーマンスが圧倒的に高いのでSurface Pro 6をお勧めします。
むしろSurface Laptop 2と悩むべきです。
Surface Pro6の評価とまとめ
Surface Pro 6の魅力はなんといっても高性能化した第8世代CPUを搭載した上で770gという超軽量のタブレットPCに仕上げた点でしょう。
タイプカバーキーボードを購入すれば一瞬でラップトップに早変わりする可用性はSurface Proシリーズが発売されてからユーザーみんなが認めています。
Amazonサイバーマンデーセールでセットでお得
現行のノートPCと比較すると価格が高くなりがち
抜群の完成度を誇るSurface Pro6ですが、アクセサリーとセットで検討すると価格が高い。
この点は、Surface お買い得セットなどを利用し購入単価を下げないと、極端にコスパが悪くなってしまうので注意しましょう。
大学生や新社会人におすすめ
ちょっと頑張れば動画編集も何とかこなせてしまうスペックを持ちながら、持ち運びに適した780gの重量は驚異的です。
どこでも作業ができる、というのは言い換え得れば「常に仕事しろ」ってこと。
利用用途が明確でない場合や四六時中仕事して生産性を上げたい、意識の高い大学生や新社会人におすすめできます。
下記に大学生や新社会人にSurface Proがおすすめできる理由を記載したので気になる方は是非読んでください。