Core i5 搭載ノートパソコンを選ぶ人は堅実かつ失敗の少ない買い物ができます。
その理由は費用対効果の高い製品群となり、安かろう悪かろうにあてはまらないからです。
この記事ではノートパソコンに搭載されているインテル製CPU Core i5シリーズの特徴と搭載ノートPCの選び方からおすすめまで紹介します。
Core i5搭載ノートPC人気で売れ筋のおすすめランキング
「選び方はいいからおすすめを紹介しろ!」というかたのために価格.comを参考に最新の売れ筋モデルをご紹介いたします。
【1位】Dell Inspiron 14 5000 プレミアム
最高のコストパフォーマンス
63,063円(17%クーポン利用時)
スペック
液晶 | 14インチFHD |
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CPU | Core i5 10210U |
GPU | Intel UHD |
メモリ | 8GB |
SSD | 256GB(NVMe) |
HDD | – |
クーポンを利用することで、7万円台で購入が可能です。即納モデルを選択した場合、Microsoft Office Home&Businessがついて93,151円と、非常に安い価格で購入することができます。
注意点
- 即納モデルを選択すると、納期は早いですが、別途カスタマイズすることができません。通常モデルはBTO=受注生産なので納期が2週間以上かかる可能性があります。
- クーポン利用時の金額ですので、公式サイトでご確認ください。
【2位】Microsoft Surface Pro 7
最高品質タブレットPC
レビューをみるスペック
液晶 | 12.3インチ(2736×1824ドット) |
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CPU | Core i5 1035G1 |
GPU | Intel Iris Plus |
メモリ | 8GB |
SSD | 256GB(NVMe) |
HDD | – |
注意点
- メモリ・SSDの増設は不可能なので、できるだけハイスペックのものを選ぶことをおすすめします。
- 品質の高いWindowsタブレットですが、価格も高いです。
- タイプカバー(キーボード)は別売りです
【3位】Microsoft Surface Laptop 3
上質のキーボード素材採用
レビューをみるスペック
液晶 | 13.5インチ(2,256×1504ドット) |
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CPU | Core i5 1035G1 |
GPU | Intel Iris Plus |
メモリ | 8GB |
SSD | 256GB(NVMe) |
HDD | – |
注意点
- メモリ・SSDの増設は不可能なので、できるだけハイスペックのものを選ぶことをおすすめします。
- 品質の高いノートPCですが、価格も高いです。
- 4色カラーが選択できるのは、2つ目のグレードからです。
【4位】HP Pavilion 13-an0000
女性におすすめのSAKURAカラー採用
82,000円
スペック
液晶 | 13.3インチ(1920×1080ドット) |
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CPU | Core i5 8265U |
GPU | Intel UHD 620 |
メモリ | 8GB |
SSD | 256GB(NVMe) |
HDD | – |
注意点
- DVDドライブは付属していません。
- コストパフォーマンスが高いです
日本HPより当サイト限定のクーポンが発行されています。ハイスペックなモデルを低価格で購入したい方はぜひご利用ください。
【5位】NEC Lavir Direct PM
究極の13.3インチ
199,584円
スペック
液晶 | 13.3インチ(1920×1080ドット) |
---|---|
CPU | Core i5 8265U |
GPU | Intel UHD 620 |
メモリ | 8GB |
SSD | 256GB(NVMe) |
HDD | – |
注意点
- Core i5搭載モデルとしては高額ですが、重量が軽量です。持ち運び、据え置きを一台でこなしたいひとにおすすめ。
【6位】富士通 FMV LIFEBOOK UH75/C3
最軽量モデルも選択可
189,345円
スペック
液晶 | 13.3インチ(1920×1080ドット) |
---|---|
CPU | Core i5 8265U |
GPU | Intel UHD 620 |
メモリ | 4GB |
SSD | 256GB(NVMe) |
HDD | – |
注意点
- Core i5搭載モデルの最安モデルはメモリが4GBです。
- レビュー記事は最軽量モデルです。
もう少し、じっくりノートPCに搭載されるCore i5の性能について知りたいという方のために解説いたします。
ノートPC用インテル『Core i5』 の特徴
最新のCore i5 8250UやCore i5 8265Uは家庭用向けCPUの標準
上記グラフは、実際に僕がノートPCやデスクトップPCの性能を測るベンチマークテストを用い作成しました。
Core i5 8250UやCore i5 8265UはデスクトップPCやノートPCで展開されるすべてのCPUの中でも真ん中、つまり標準的な性能なのです。
Core i5の世代による性能の違い第7世代と第8世代では60%程度性能差が
第10世代 | 第8世代 | |
CPU名 | Core i5 10210U | Core i5 8265U |
コア数 | 4 | 4 |
スレッド数 | 8 | 8 |
ベースクロック(最大) | 1.6(4.2Ghz) | 1.6Ghz(3.9Ghz) |
TDP | 15W | 15W |
2020年に発売されているモデルは、第十世代のCore i 5 10210Uがメインとなります。
また、グラフィックスを強化したCore i5 1035G1(Ice Lake)というCPUを搭載しているモデルがありまして、こちらはグラフィックスパフォーマンスが強化されています。
第8世代から第10世代にかけて単純性能で処理能力が倍になっているというわけでもないのですが、実際にベンチマークのスコアでは、下記のような結果になります。
Cinebench R20
Cinebench R20の総合スコア | |
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Core i7 9750H | |
Ryzen 7 3750H | |
Core i7 1065G7(Surface Pro 7) | |
Core i7 8565U | |
Core i5 1035G7 | |
Core i5 8265U | |
Core i3 10110U | |
Celeron 4205U |
第8世代から第10世代になったからといって爆発的なパフォーマンスの伸びはなく、ブースト時の軽度なものとなっています。
動画編集など重たいタスクをこなしたい方は優先的に第10世代CPU搭載モデルを選ぶといいと思いますが、第8世代CPU搭載モデルは価格が安くなっていますので狙い目です。
HとUの違い
CPUの末尾に”H”とついているのが基本性能が高いモデルとなっております。その分消費電力が多く、PC本体も分厚くなるため持ち運びには適しません。
個人的にはUシリーズのほうがモバイルノートPCや家で使うスタンダードノートPCとしてはおすすめです。
よりハイスペックなモデルを選択したい方は下記記事を参考にするとよいかもしれません。
Core i5とCore i7どちらかで悩んでいるなら利用用途で選びましょう
過去、実際に検証してきたデータに基づいて、Core i5 8250UとCore i7 8550Uの性能面での”差”を紹介したいと思います。
「Core i5で十分だよ」といっても、限界パフォーマンスはやはりCore i7の方が有利ですし、別にCore i5でも十分といえるシーンだってあります。
実性能・動画の書き出し(レンダリング)、Adobe lightroom ClassicによるRAW現像
最近では、YouTubeやインスタグラムに編集した動画をアップロードする方が増えていますし、それが理由でパソコンを買い替える人も少なくありません。
動画編集ソフトによるデータ書き出しをより短時間で処理を終えられた方が性能が高いということになります。
プロ用編集ソフトで動画をYouTube用に書き出し
プロ用動画編集ソフト『Vegas Pro15』を用いて実際にYouTubeにアップロードした元データを使ってレンダリング=書き出しを行い、その速度を検証します。
動画に用いられたデータは5分程度のFHDファイルと、テロップ、アニメーション有り、『Vegas Pro インターネットHD1080p59fps』フォーマットに変換する速度でCore i5とCore i7の性能差を比較。
ハードウェア | CPU単体 | QSV |
Core i7 8565U(Spectre x360 13) | 30分31秒 | 12分58秒 |
Core i7 8550U(B400H)※ | 32分46秒 | 15分41秒 |
Core i5 8250U(Pavilion cs0000) | 30分07秒 | 13分55秒 |
Celeron N4100(B507E) | 1時間4分分52秒 | 27分39秒 |
結果として、Core i5とCore i7による実性能(カタログスペックではなく実際に作業させたときの性能)で差がほとんどみられませんでした。
RAW現像(写真編集)
動画編集同様、ミラーレス一眼で撮影された写真をレタッチしてSNSに投稿する人が増えています。Adobe lightroomがもっとメジャーであるため、カメラの一番きれいな画質規格であるRAWファイルをJpeg画像に変換した時間を計測。
この作業においても処理時間が短い=性能が高いということになります。
Adobe Lightroom Classicにて、α7Ⅱで撮影したRAWファイル(1枚あたり24Mb)を100枚JPEGに書き出しするスピードを計測したところ12分49秒でした。
スペック | 書き出しにかかった時間 |
Core i7 8565U メモリ16GB(Spectre x360 13) | 2分41秒 |
Core i7 8550U,メモリ8GB(B400H) | 4分17秒 |
Core i5 8250Uメモリ8GB(Pavilion cs) | 4分52秒 |
Celeron N4100,メモリ4GB(B507E) | 12分49秒 |
RAW現像においては、メモリの差が処理時間に影響を与えるため、価格が10万円を大きく超えるノートパソコンと10万円以下で買えるCore i5搭載ノートPCでは差がでます。
とはいえ、メモリが同じ8GBであれば20-30秒程度であるため余程細かいことを言わなければ「処理能力が足りなくてイライラする」といったことにはならないでしょう。
※もし、本格的にクリエイティブな作業を行いたい場合はコスパを度外視して上位のCore i5 8300Hなどデスクトップ級のパフォーマンスを発揮するハイエンドモバイルCPUを選択した方がよいです。(作業効率的に)
Core i5搭載ノートPCの価格、相場
外資系メーカーは6万円台から購入可能
大手価格比較サイト「価格.com」によると第8世代のCore i5を搭載したノートパソコンの最安値価格はデル・のInspiron 14 5000プレミアムで最安でした。
デル、レノボは低価格が売りですが、メモリが最大8GBまでなど、スペックが限定されるなど注意点もございますので、僕が執筆したレビュー記事をご覧いただけると幸いです。
また、予算が少ない方のためにRyzen搭載モデルのおすすめの記事を記載しましたので、10万円以下で高性能なノートPCが欲しいという方は下記記事も参考にしてください。
メーカー別Core i5搭載ノートパソコンのおすすめ
動画でわかるメーカーの選び方
メーカーの選び方と考え方を動画にまとめました
以下より、メーカーとおすすめのノートパソコンを記載していきます。
レノボ
外資系メーカー最大手のレノボは価格.comの中でも最安値をマークする常連のメーカーです。
中国メーカーということもあり、初期不良などを気にされる方も多いですが、パソコンごとのブランドに着目すれば価格を安く、高品質なノートPCを購入することができます。
ideapad330は税込み・送料込み85,606円
HDDより高速なSSDとDVDの読込が可能なDVDドライブが標準で付属する一般的なノートPC。
いわゆるスタンダードノートPCといわれています。
15.6インチにCore i5 8250Uが搭載されて、税込み85,606円で購入可能。価格は安いですが、実用的なレベルで使えます。(価格は変更となる恐れがあるため必ず公式ページで確認してください。)
ideapad 720S – プラチナは税込み・送料込み99,922円
13.3インチの高視野角な液晶ディスプレイを搭載し、非常にコンパクトなので持ち運びもできるノートPCです。
基本性能が高く、見た目も落ち着いているため学生やビジネスマンにおすすめです。(価格は変更となる恐れがあるため必ず公式ページで確認してください。)
日本HP(ヒューレット・パッカード)
日本hpのノートPCは価格や性能だけでなく見た目にこだわったメーカーです。
低価格なのにオシャレが得意ですので女性におすすめです。
HP Pavilion 15-cu0000は税込み・送料込み78,840
15.6インチ液晶にDVDスーパーマルチドライブとSDカードリーダーを搭載したスタンダードノートPCです。
パソコン本体の独特な”質感”に定評があり、低価格モデルながら高級感を再現しており人気機種です。(価格は変更となる恐れがあるため必ず公式ページで確認してください。)
HP Pavilion 15-cs0000は税込み・送料込み91,800円
上位モデルのSpectreシリーズで培ったデザインを低価格モデルに再現することで圧倒的な人気を誇るのが、HP Pavilion 15-cs0000です。
光学ドライブなどはついていませんが、とにかく天板がオシャレで肌触りが良いため、女性におすすめ。(価格は変更となる恐れがあるため必ず公式ページで確認してください。)
デル
元祖低価格なメーカーといえばデルコンピュータ―です。最新の技術を盛り込んだノートPCから一般家庭向けの低価格なモデルまで幅広いです。
XPS 13はOffice付きで128,855円新生活応援セットが安い
Inspiron 13 7000プレミアムは3年保証税込み・送料込み112,205円
13.3インチで持ち運び可能な薄型で人気のInspiron 13 7000プレミアムは3年保守つきで税込み、送料込み83,346円です。
費用対効果およびサポートを考えると最もお得なノートPCだと思います。(価格は変更となる恐れがあるため必ず公式ページで確認してください。)
マウスコンピュータ―
国内メーカーで最もコストパフォーマンスに優れるメーカーがマウスコンピュータ―です。
やや、外資系メーカーと比較すると金額は高いのですが、国内生産による初期不良の少なさ、日本人による組立で安心感があります。
また、他メーカーと違いディスプレイ出力が多く複数のモニターに手軽に出力できる点がおすすめ
mouse F5
15.6インチ液晶を搭載し、オーソドックスなデザインのスタンダードノートPCです。
DVDスーパーマルチドライブを搭載した売れ筋モデルです。
mouse X4 i5は税込み・送料込み102,080円
14インチの売れ筋モデルです。
マグネシウム合金を採用した軽量+頑丈なモバイルノートPCです。
富士通
世界最軽量モデルを発売するのが国内メーカーの富士通です。価格は高いものの、製品クオリティに定評があります。
世界最軽量モデルは176,188 円から
世界で一番軽いノートパソコンです。金額は高めですが、製品クオリティが非常に高く、持ち運びで重量が気になる人がこのモデルがオススメです。
Core i5搭載ノートPCを選びきれないという方へ
ノートパソコンの選び方がわからない方は下記動画・記事をごらんください
初心者の方のために動画解説しています。
予算が足りない場合
AMDというメーカーのRyzen CPUを搭載したモデルがおすすめです。
価格が安く高性能を手に入れることができるため、「予算が足りなくてパソコンが買えない!」と考えている方のために下記記事を執筆いたしましたので是非参考にしてください。
ローンも検討してみては?
「予算が足りない、でも欲しい」といったもんだいを解決するためには、ショッピングローンを利用するのも手だと思います。
ノートPCくらい現金で買えよという意見もありますが、仕事や新生活で必要な場合、生活防衛資金はあった方が良いですし、そもそもその他の出費に回せるといった利点があります。
金利手数料で購入できるパソコンメーカー一覧をまとめましたので是非参考にしてください。
うっしーならいふ限定クーポン
日本HPにクーポンを発行してもらっていますので、ぜひ下記バナーから詳細をご覧ください。お得にPCを買えます。
最近買った私のかわいいロムルス君(PC名)はインテル® Core™ i7-8750H プロセッサー
先ほどのグラフにはノートPCに搭載できるCore i7 8750Hがありましたが、デスクトップPCに搭載されるCPUぐらいの性能をもちますが、コストパフォーマンスは悪いです。素直にデスクトップPCを選んだ方が堅実でしょう。
※ええ~~~そうなんだ! でも買っちゃったよ。21万だった・・・。
買う前にこのサイトを知っていればなぁ・・・。
コメントいただきありがとうございます。
そういっていただけると、記事執筆の励みになります。
是非ご家族やお友達などでノートPCの購入で迷っている方がいたら参考サイトとしてご紹介いただければと思います。
今後ともよろしくお願いします。