ホームマウスコンピューターG-TuneG-Tune H5 2020年モデルOLEDのレビュー(旧NEXTGEAR NOTE i5750/i5751) 選べる240hzと有機ELモニターがすごいゲーミングノートPC

G-Tune H5 2020年モデルOLEDのレビュー(旧NEXTGEAR NOTE i5750/i5751) 選べる240hzと有機ELモニターがすごいゲーミングノートPC

マウスコンピューターのG-Tuneブランドから発売されるゲーミングノートPC『NEXTGEAR-NOTEi5750/5751』は240hzの高リフレッシュレートあるいは有機ELモニターを採用したゲーミングノートPCです。

別途専用モニターを購入する必要がないお買い得なゲーミングノートPCで、ゲーム環境の構築がノートPC1台で済むため、設置スペースを気にされる方におすすめです。

この記事では、メーカーからお借りした検証結果と僕の感想をお伝えいたします。

G-Tuneの製品型番が変更されたため、当ページでも製品名を変更しております。

G-Tune H5の(NEXTGEAR-NOTE i5750/i5751)のスペック解説

G-Tune H5およびH5 OLEDはは基本的に同じ筐体を利用していますが、搭載モニターによって型番を分けています。

CPUやGPUは同じ構成で、SSDやモニターの搭載パネルが違うため、価格が異なります。記事執筆時、H5が3万円ほど安くなっていて購入しやすいです。基本的なコストは有機EL>液晶です。

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G-Tune H5を選ぶメリット240hzの液晶モニターでゲームの勝率アップ

グラフィックチップを開発しているNvidia調べによると、240hz駆動の高リフレッシュレートモニターを使ってゲームをプレイすると、スキルがあろうと、なかろうと、ただそれだけでFPSやTPSなどのシューター系ゲームをプレイした際の勝率があがります。

本来であれば別途専用のモニターを用意しなければならないのですが、i5750を選べば標準で240hzのモニターが搭載されています。

下記動画で8分16秒から僕が解説しているので、詳細を知りたい方は是非参考にしてください。

もし、メインで遊びたいゲームタイトルがフォートナイトやPUBGなどバトルロイヤル系、もしくはバトルフィールド、コールオブデューティーなどFPS系のゲームであれば、普通のノートPC(60hz駆動のモニター)と比較して50%以上、キルデスレートがあがります。

キルデスレートの向上=DuoやSquadにおいて、チームの勝敗を決する可能性があるためe-Sportsシーンでは高リフレッシュレートのモニターを使うのが当たり前になっています。

G-Tune H5 OLEDを選ぶメリットは超高速の応答性と色再現度

有機ELを搭載することで得られる恩恵は超高速の応答性です。技術上、液晶より有機ELのほうが応答速度が速く正確。

ただ、リフレッシュレートのように応答速度が速いから勝率が上がったり、ゲームが優位に進むといったデータは立証するのが難しいので、別目線で考えたい。

上記画像のように、液晶と有機ELでは表示できる色が異なります。有機ELのほうが色の再現度が高く、ディテールにこだわった画像編集、映像編集が行えます。

ゲーム用途で購入検討される方が多いとは思いますが、映像編集用のノートPCとして検討してもよいと思います。

ノート用RTX2070搭載でフルHDでのゲームプレイは全タイトルで快適クラス

G-Tune H5/H5OLED どちらもNvidia製の高性能グラフィックボード『GeForce RTX2070』を搭載しています。

ノートPC、とはいえ、ゲーム性能が非常に高くフルHD(1920×1080ドット)でゲームをプレイするのであれば、RTX2070を搭載しているこのモデルを購入すれば、”ゲームプレイ時の快適性”は約束されたようなものです。

G-Tune H5のスペック

G-Tune H5のスペック
型番G-Tune H5
ディスプレイ15.6型フルHD(1920×1080ドット)240hz
CPUCore i7 9750H
GPURTX2070
メモリ16GB
SSD512GB
HDD1TB
重量約2.6kg
保証1年間無償保証・24時間×365日電話サポート

また、この構成はG-Tune H5シリーズを購入したユーザーがみんな購入していることもあり、安心です。

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ゲーム性能

ノート用のRTX2070がどの程度ゲームを快適にプレイできるか、実際にゲームをプレイしてフレームレートを計測しています。

計測データは、ゲームステージやサーバーの環境により変化する可能性があるためあくまで参考程度にとどめてください。

フォートナイト・PUBG中級ゲームタイトルの快適性

フォートナイトの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
エピック(最高画質)
104fps
高画質
116fps
中画質
158ps

人気ゲームタイトル『Fortniteフォートナイト』はエピック画質。で104fpsでした。240hzの高リフレッシュレートを活かすなら中画質まで落としたほうがいいです。

PUBGの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
ウルトラ
119fps
高画質
124fps
中画質
135fps

PUBGではウルトラで119fps、測定誤差等もあるため参考程度にしていただきたいのですが、PUBGはフォートナイトほどフレームレートは伸びず、中画質で135fps程度にとどまっています。

ファイナルファンタジー15|重量級ゲームタイトルの快適性

ファイナルファンタジー15のスコア
フルHD(1920×1080ドット)
軽量品質
9373
標準品質
8737
高品質
7712
WQHD(2560×1440ドット)
軽量品質
8693
標準品質
7026
高品質
5894

重量級ゲームタイトルでは、WQHD(2560×1440ドット)の標準品質までは快適クラスを保てます。

G-Tune H5/H5 OLEDのゲーム性能まとめ

バトルロイヤル系など中級クラスのゲームタイトルは、中画質まで落とせば、240hzのモニターを活かせる性能。

ノートPCで競技性の高い快適性を求めるのであればRTX2070搭載を求めるのがベストな選択かもしれません。

外観・デザイン

全体的に黒で統一され、アクセントに白が採用されたボディです。

ロゴや、キーボードのフチが白色が使われています。モノトーンでまとまっており、派手さはありませんが、どんなモニターやキーボードにも合う配色だと思います。

底面から本体内部を除けるメッシュ素材が採用されています。大型のファンが2機確認できます。

バッテリーパックは取り外し可能です。

UHS-ⅡのSDカードスロットも本体底面にあります。UHS-Ⅱは4K映像の撮影によく使われる超高速のSDカードの規格で、ゲーミングノートPCに搭載されていることは珍しいです。

インターフェース

G-Tune H5で採用されているインターフェースは非常にシンプルです。

右側面

  • USB-C
  • USBポート(3.0)

左側面には、

  • USBポート(3.0)
  • イヤフォン端子
  • マイク端子

奥側面に、

  • LAN端子(イーサネット)
  • HDMI
  • miniDisplayポート
  • USB-C
  • USBポート(3.1)

奥側に映像出力がまとまっているので、外部ディスプレイとの接続がしやすく、ケーブルが邪魔になりにくい作りです。

ベンチマーク結果

Cinebench R20

Cinebench R20の総合スコア
G-Tune H5
2360pts
Legion Y740(15)
2387pts
Legion Y540(17)
2716pts
m-Book W890
2416pts

 

CPUのパフォーマンスを計測するベンチマークソフトウェア「Cinebench R20」では、2360ptsでした。

上記表はCore i7 9750Hを搭載したモデルでの比較です。スコアが高いのは17.3型のノートPC。同じCPUを搭載していても筐体が大きいほうがスコアが伸びるので、ゲーミングノートPCは17.3型が最も性能が高くなります。

ただし、体感できるレベルで変化があるか?といわれると微妙なところで、個人的には無視できる範囲。

ストレージパフォーマンス

SSD

HDD

高速のm.2SSDが搭載されています。搭載SSDは市場評価の高いウェスタンデジタルのSN520でした。マウスコンピューターのPCは時期によってパーツが変更となる恐れがありますが、WDクラスの品質の高いSSDなら性能的に全く問題ないと思いますし、耐久性も信頼できます。

駆動中の熱や騒音について

ファイナルファンタジー15をフルHDの高品質で30分間起動させた際の内部温度、表面温度、騒音などを計測しました。

CPU内部温度

最高温度は91℃と高めの温度を示していました。搭載グラフィックボードがRTX2070ということもありますが、ノートPCとしては結構高めの温度です。

大幅なパフォーマンス低下はみられませんでしたが、気になる温度。

PCの表面温度

このときPCの表面温度で最も熱い箇所が43.6℃でした、ゲームのプレイに支障が出る可能性もあります。

バトルロイヤル系のゲームをプレイするのであれば別途ゲーミングキーボードを用意するのをおすすめします。

ファン回転音は53.6db程度。最もファンの回転数が高い時の音量で、この程度。普段は40db程度で安定していますが、ゲームプレイ中はうるさいと感じるかもしれません。

ゲームをプレイする際はヘッドセットを利用するとゲームのプレイを有利に進められることもあり、ヘッドセットを使う人が増えてきていますので、ストレスを削減するためにもヘッドセットは導入したほうがいいかも。

G-Tune H5 H5 OLED評価とまとめ

実質的に最上位のGPUを搭載してるマシンがセール時は税抜きで20万円を切るのでコストパフォーマンスは高いかもしれませんが、パーツ性能を使い切るのはなかなか難しい。

PUBGやフォートナイトなどのゲームをノートPC1台で済ませたいあなたにおすすめのゲーミングノートPC

ゲーミングモニターを別途購入する必要がなく、即座に優位性を手に入れるマシンなので、

「デスクトップPCは嫌だし、設定設置が面倒なのも嫌」という人が検討するゲーミングノートPCとしては最適な機種だと思います。

ただし、こうした快適性はデスクトップPCを選択するともう少し低価格で手に入るところでもあるので、購入を検討している人は今一度、”ノートPCがいいのかどうか”を考えるといいでしょう。

なお、価格や仕様は記事執筆時のもので変更なる恐れがあります。必ず公式ページでご確認ください。

セールでお得に購入可能

マウスコンピューターは公式サイトにて、PCのセールに力を入れています

セール対象製品になったものをベースとしてカスタマイズして購入してもよいですし、そのまま購入しても、問題のない構成で販売されるため、初心者の方で選び方がわからない方はセール対象製品の中から選んでみるのもよいかもしれません。

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うっしー
うっしーhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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