年間アーカイブ 2020

Lepow Z1レビューコンパクトで使いやすい15.6型モバイルモニター【PR】

気軽に持ち運べる液晶モニターLepow Z1の紹介です。今回はサンプル機をメーカーから提供いただきレビューいたします。 既に検証を終えているのですが、Lepow Z1モバイルモニターとして非常に使いやすいと感じました。特徴からおすすめのポイントまで紹介いたします。 Lepow Z1の特徴 動画で見る https://youtu.be/ZceGLkc1iVs 動画でも解説しています。チャンネル登録もお待ちしております。 15.6型のモバイルモニター Lepow Z1は15.6型のモバイルモニターです。13.3型や14型のモバイルノートPCと組み合わせてつかうと作業効率が向上します。一般的なモニターに使われる16:9の解像度なので、使いやすいと思います。 解像度はフルHDなので、持運びでゲーム用のモニターとして使ってもいいと思います。 視野角の広いIPSパネルを採用 「中国メーカーなので」というと偏見になってしまいますが、Lepow Z1に使われているパネルは作業用にぴったりなIPSパネルです。 角度や向きによって色のムラが発生しづらいため、作業用とだけでなく映像視聴にも適しています。 HDMI/USB-Cの出力に対応 映像の入力はHDMIおよびUSB-Cに対応しています。注意点として、HDMIはHDMI Mini(microじゃない)を採用しています。 ※モニターを購入するとHDMI-HDMIminiケーブルととUSB-C to USB-Cケーブル/USB-A to USB-Cケーブルが付属するため、別途ケーブルを購入する必要はありません。ケーブルをなくしそうなら追加で買ってもいいと思います。 Lepow Z1のスペック サイズ 15.6型 本体重量 730g パネルタイプ フルHD(1920×1080ドット) 解像度 IPS コントラスト比 1000:1 リフレッシュレート 60hz 輝度 300cd/㎡ 応答速度 5ms 最大表示色 1670万色 保証 3年保証 Lepow Z1はスペックを見る限り、一般的な用途に適したモニターです。バッテリーは内蔵してません。 また、SwitchやPS4など家庭用のゲーム機であれば表示遅延が気にならない程度のモニターです。応答速度は5msと遅いですが、モニターサイズがコンパクトなのでそこまで気にならないです。 とはいえ、もし、ゲーム用で検討されているのであれば、きちんとしたゲーム用のモニターがいいと思います。 ゲーミングモニターが必要な理由 付属物 液晶モニターケースカバー Lepow本体 保護フィルム ACアダプター USB-C to USB-Cケーブル HDMI-A to HDMI...

ThinkPad E595パフォーマンスモデルレビュー 15.6型でRyzen搭載!最高のコストパフォーマンスのノートPC

ThinkPadシリーズはビジネスシーンに最適化された法人向けのノートPCですが、個人の方にもおすすめしたいノートPCです。なかでも今回レビューするThinkPad E595はThinkPadシリーズとしてのクオリティを保ちながら、CPUにAMD製のRyzen モバイルプロセッサを採用しているため価格を大幅に下げていまして、約5万円で購入できる15.6型のノートPCでとても人気が高いです。 メーカーよりThinkPad E595 パフォーマンスモデルの実機をお借りしたので検証結果と感想を記載いたします。 ThinkPad E595の特徴 ThinkPad E595は15.6型の一般的な作業に適したスタンダードノートPCです。その価格の安さと性能の高さから、価格.comの売れ筋1位にランクする実績がありThinkPadシリーズの中でも屈指のコスパで人気が高いです。 動画で見る https://youtu.be/S8n4pMFXND8 YouTubeで解説しました、チャンネル登録もお待ちしております。 Ryzen モバイルプロセッサ搭載で安くて高性能 定番のインテルCPUではなくAMD Ryzenを搭載することで大幅に販売価格を下げています。 Ryzenシリーズはインテル製のモノよりも低価格かつハイパフォーマンスなので、レノボだけでなく、日本HPから販売される人気シリーズ ENVY x360 13などにも採用され、インテルCPUのもつ市場シェアを逆転させる勢いで売れています。 うちやすいキーボードはテンキー付き ThinkPadは業界1打ちやすいキーボードを搭載するブランドとして有名ですが、価格の安いThinkPad E595でもそれは健在です。 キーのストローク(沈み込み)やキーピッチ(キーの中心からとなりのキーの中心まで)は上位モデルと変わらず非常に打ちやすいです。 ThinkPadブランドでも5万円~ ThinkPad E595最大の魅力は、そこそこ高性能なRyzenとThinkPadのキーボードが付いているにもかかわらず、下のグレードのモデルがセール時に税込み50,600円で購入できるほど安い点。 ThinkPadブランドなのに安価で購入できるのは素晴らしいです。また、パフォーマンスモデルから視野角の広いIPSパネルを採用しており、全体的な品質が高いノートPCです。 ThinkPad E595に搭載されている Ryzen CPUは一番下のモデルでもMicrosoft Officeソフト、互換ソフトや簡単な画像編集をこなせてしまう性能があるため、低価格でスタンダードなノートPCを探している人にはおすすめできるノートPCだと思います。 ThinkPad E595 公式サイトで確認 価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。 セールをチェック レノボ公式サイトでは毎週価格の変動がありますので、セール情報をチェックしておくことをお勧めします。 レノボのPCセール・クーポン・キャンペーン情報まとめ 検証機のスペック 今回メーカーよりお借りした検証機はパフォーマンスモデルです。 ThinkPad E595のスペック モニター 15.6型(1920×1080ドット) IPS CPU Ryzen 5 3500U iGPU Radeon Vega...

Macbookユーザーに思わずおすすめしたくなるUSB-C対応ハブ TS-HUB5Cをレビュー

ノートPCのインターフェースから徐々に既存のUSB-Aがなくなりつつありまして、それはAppleが発売するMacbookだったりMicrosoftのSurfaceが率先して最新技術を取り入れたノートPCを販売するからなのですが、ユーザーにとって必ずしも最新の技術が使われたPCはいいことばかりではありません。 USB-Cはまさにその代表で、スマートフォンの充電はずいぶんと便利になったのですが、PCにおけるデータ転送は、いまだSDカードやUSBメモリで行う人もいるわけでして、かくいう僕の場合はカメラで撮影した写真を取り込むためにSDカードリーダーは必須なのです。 ということで、USB-Cで接続可能でお手軽にポートを増やせるオシャレなUSB-Cハブを紹介します。 USB-C対応ハブ TS-HUB5C トランセンドは台湾の半導体メーカーでして、ミラーレスカメラなどで使い勝手の良い高速な読込速度を誇るSDカードや、PCで気軽に使えるUSBメモリで定評があります。 USB 3.1 Gen2 USB-Cに対応 USB 3.1 Gen2の転送速度は10Gbpsですので非常に高速なデータが可能です。 Macbookなど、高級モバイルノートPCに採用されるThunderbolt 3の転送速度は最高で40Gbpsなので、比較すると遅いです。 しかし2020年現在、Thunderbolt 3対応機器は価格が高いので汎用性が低いです。(そもそも40Gbpsで移動させなきゃいけないデータって何なんだろう) 10Gbpsに対応していれば、SDカードの読込速度を余裕で上回っているので、個人的には十分。おそらくUSBを複数接続してつつデータ転送を行っても速度低下は起きないと思ったので買っちゃいました。 対応機器 USB-PDは充電専用です。 ここに、例えばMacbookなど、USB-PD対応機器で充電するPCの場合、PC充電用とSDカードリーダー等(ハブ)、で2つのポートを使わなければならないのですが、USB-Cポート1つですむのです。 非常にありがたい設計。 USB-TypeA×2 USB-3.1 Gen2×1 SDカードスロット(UHS-Ⅱ) microSDカードスロット(UHS-Ⅰ) USB-PD(60W) SDカードスロットはUHS-Ⅱまで対応 僕が買った理由の一つに、このハブがSDカードの高速転送規格UHS-Ⅱに対応していたことでした。 いまだUHS-Ⅱ対応のSDカードは利用していないのですが、高画素機を使っているため、いずれはUHS-Ⅱのカードも使うでしょう(たぶん、おそらく、めいびー)。 良かった点 個人的に気に入った点は3つ ケーブルが短くてすっきり ダイヤモンドカットでオシャレ 読込が速くなった(気がする) ケーブルが短くてスッキリ ケーブルの長さは約10cmほどでかさばらない長さです。これまで他社製のハブを使用していましたが、そのハブは20cm程度の長さがあり、かさばりが気に入らなかったので、このケーブルの短さはかなりグッドです。 ダイヤモンドカットがオシャレ ハブそのものは樹脂素材でできていえるのですが、よく見るとフチの部分にダイヤモンドカットが施されておりまして、高級感があるんですよねー。 USBハブで4500円って結構高いと思ったんですけど、ちょっと手間がかかっているし持ち運びが多い人にもおすすめできると思います。 そして、トランセンドのロゴが目立たないのでデザインを気にする人には本当におすすめ。 USB-Cになって読込が速くなった(倍の速さ) USB-Aのハブを使っていた時の2倍の速度がでるようになりました。重たい動画データなどが瞬時にPCに取り込めるようになったので1つ悩みの種がなくなりました。 ハブを使ったときの転送速度 TS-HUB5C接続時 約90Mbs USB-A接続時 約40Mbs SDカードのクラス10v30を使っている人で速度がなかなかでないと考えている方はUSB-Cのハブを使うことで解決するかもしれませんね。 これからUSB-Aはどんどんなくなっていくと思いますし、MacbookユーザーやSurfaceユーザーは1つもっておくとよいかもしれません。

ASUSがPCの保証を大幅改善、ASUSのあんしん保証を紹介

外資系メーカー製のPCを購入する際、最も気になるのは保証の内容だと思います。 日本国内の大手メーカーは公式ネット通販で購入する場合3年保証が標準で付帯するため、「多少の出費が致し方ない」と高い価格で購入する人が多く、一方で外資系メーカーは低価格かつ、デザイン性に優れた製品を販売しているにも関わらす、保証の内容が見劣りするがゆえに、購入してもらえないという、製品とは関係ない部分でユーザーからの信頼を勝ち取らないといけませんでした。 そこで、日本と友好的な関係を築く台湾のPCメーカー「ASUS」が日本向けにPCの保証を大幅に強化、2020年5月より「ASUSのあんしん保証」を開始しました。 ASUSのあんしん保証とは ASUSのあんしん保証は、従来のメーカー保証に加え、ユーザー起因による破損にも対応可能な手厚い保証サービスです。 https://youtu.be/uTfMvOFXC2U 動画でも紹介しております。チャンネル登録も是非おまちしております。 従来の保証サービス・延長保証サービスとの違い 従来のメーカー保証では、通常の使用条件で保証期間内に発生した不具合や自然故障のみ という制限が設けられており、分解や改造(つまりメモリの増設やHDDの交換など)を行った場合すべてメーカー保証の対象外となっていました。 が、新しいASUSのあんしん保証は、故障原因が不問となりました。つまり、どんな壊れ方でもオーケー ASUSのあんしん保証規定 ASUSのあんしん保証は下記のような特徴があります。 加入料金が0円(製品購入後30日以内にMy ASUSに登録する) 保証期間が1年(従来のメーカー保証期間に準ずる) 故障原因は不問 故障時の負担金は部品代金の20% サービス回数は1回が限度 ASUSのあんしん保証は、対象製品購入後にASUSのメンバーシップ、My ASUSに登録することで適用可能となります。 購入後30日以内に登録しないと無効ですので注意しましょう。 対象製品 ノートPC ゲーミングノートPC Chromebook デスクトップPC 一体型デスクトップPC ゲーミングデスクトップPC vivoPCを除く、ASUS(ASUSの日本正規代理店)が販売するすべてのPCが対象です。 また、追加料金を支払うことで、ASUSのあんしん保証そのものを延長可能な『ASUSのあんしん保証プレミアム3年パック』にも加入可能です。 今までは、ついているのかいないのかわからないようなメーカー保証だけでしたが、ASUSのあんしん保証によって、ASUSのPCの保証は大手国内メーカーにも負けないほどの価値のある保証となりました。 当たり前ですが中古は対象外なので注意しましょう。 延長保証・ASUSのあんしん保証Premium 3年 ASUSのあんしん保証は個人購入の場合、3年まで延長可能です。 ASUSのあんしん保証Premiumには下記のような特徴があります。 加入料金が税込み14,800円(購入後30日以内に登録する) 保証期間が3年(従来のメーカー保証期間に準ずる) 故障原因は不問 故障時の負担金は部品代金の0% サービス回数は合計3回で年1回が限度 ASUSのあんしん保証Premium3年は、対象製品購入後にASUSのメンバーシップ、My ASUSに登録し、ASUSのあんしん保証3年パックの登録を対象製品購入から60日以内に行う必要があります。 あんしん保証パック3年の購入方法 ASUSの公式通販サイト、『my ASUS』『ASUS Store Online』『ASUS...

4Kとウルトラワイドモニターどっちがいいのか?僕が4Kモニターを選ばなかった理由を解説

結局4Kとウルトラワイドモニターってどっちがいいんでしょうね? 個人的にはウルトラワイドモニターが最高だと思っているのですが、用途によっては、というか当たり前だけどユーザーによっては4Kのほうが優れていると感じる人もいるハズなので、あくまで僕個人の意見として、4Kとウルトラワイドモニターどっちがいいのか記載していく。 なお、今回検証機として採用したのは、僕が普段利用しているLGの34型ウルトラワイドモニター(3440×1440ドット)と提供されたBenQの32型4K(3840×2160ドット)モニターです。 ウルトラワイドモニターLG 34 WL750-Bレビュー 4KモニターBenQ EW3280U レビュー  4Kとウルトラワイドモニターそれぞれのメリット アスペクト比(縦と横の比率)が16:9を超えた21:9とか32:9がウルトラワイドモニターの定義だと思うのですが、今回の記事で出てくるモニターは21:9です。 動画で見る https://youtu.be/aZUonm0g-3E 13分ほど語りました。参考になれば幸いです。 4Kモニターのメリット 表示領域が広いフルHD4つ分の情報量 30インチクラスのモニターは画素ピッチが狭く、文字が見やすい 4Kコンテンツの視聴ができる いずれも「フルHD(1920×1080ドット)やWQHD(2560×1440ドット)と比較して高解像度だから」 という理由です。 ウルトラワイドモニターのメリット ディスプレイ2個分あるいは3個分の情報を等倍で1枚に表示できる 文字で見てもなんとなくわかりづらいだろうから今回は僕が用意できた4Kモニターとウルトラワイドモニターの写真で比較していきます。 表示領域が広い 表示領域とは解像度のことなので画面のサイズ関係なく表示できる領域のことを指しているわけですから、ノートPCに搭載されている13.3型の4Kモニターであろうが、32型の4Kモニターであろうが表示領域は同じ。 といってもわかりづらいので視覚的に見てもらうと下記のとおりです。 4Kモニターの表示領域 4Kモニターで100%スケールでWindowsを表示すると、僕のプロフィール写真まで見えている。 ウルトラワイドモニター(UWQHD)の表示領域 UWQHDで100%スケール表示だとこのくらいです。ちょうどゲーミングPCのセール情報付近で着れてしまっているのがわかりますね。 ※モニターをほぼ同じ距離において、フルサイズカメラの35mmで撮影しています。 4Kモニターは表示領域が広い ウェブページは超横長に作られていることはほとんどなく、僕のブログサイトのように、左右は余白のように余ってしまうのです。 縦の情報量が多い分、画面スクロールせず情報量を取得するのは4Kモニターのほうが有利です。 画面分割はどちらでもできる ウルトラワイドにしたら是非やってほしい、"画面分割"ですが、今回紹介しているウルトラワイドのように(3440×1440ドット)の半分横の解像度は1720ドット、で、フルHDとさして変わらないため、十分な大きさを保ったまま2画面に分割することが可能です。 4Kは100%スケールで文字が読みづらくなる。 まずサイズ感を理解してもらうために写真を見てもらいたい。 32型の4KモニターでWindowsを表示させようとするとタスクバーのアイコンは8mm程度になる。 "人によって"見やすいか、見辛いか、意見が分かれると思いますが、個人的に32型の4Kモニターで100%スケールで表示させた場合アイコンや文字が小さくなりすぎて実用性があるとは言えないと考えています。 32型程度の大きさのモニターでは4Kの優位性は薄れてしまう Windowsには文字や画像を拡大表示させる機能、がありますので、モニター本体のサイズと解像度にあった表示スケールには"推奨"とされるわけです。 つまり、「ドットバイドット(等倍表示)では見辛いので、画面に表示できる情報量は少なくなりますが拡大しましょうね。」とOS側から言われてるのです。150%の拡大表示を行うと、ウルトラワイドモニターの等倍表示と概ね同じくらいの文字、アイコンサイズになります。 文字やアイコンが大きくなるということは1ページあたりに表示できるスペースが狭くなるため、ウェブページ閲覧時の4Kモニターを使う優位性がほぼなくなります。 縦に長いと疲れる 「じゃあ、43型とかならオーケー?」と感じる人もいるかもしれませんが、モニターサイズが大きくなりすぎると設置スペースや距離が離れるため疲れてしまう。 人間の目は横には強いけれど、上下に弱いので顔を動かす必要性がでてくる。 自分の手を地面に水平にめいっぱい広げても恐らく左右の眼でとらえられているかもしれないけれど、上下で行った場合途中から視界から消えるでしょう。 つまり縦に長いと疲れる。 効率を重視して疲労をとるのはナンセンスなので僕は4Kにしなかったわけだ。 4Kモニターは画素ピッチが狭く文字や画像が綺麗に見える スマホで文字や画像が綺麗に見えるのと同じで、画素ピッチが狭くppi(1インチあたりのピクセル数)が多いと画素がつまっており、綺麗に見えます。 34インチのUWQHDは標準的なPCモニターの解像度なのでウェブページの文字を1000%程度拡大しないとはっきりと差がわからない程度。 画素密度比較 4K(EW3280U) 138ppi UWQHD(34WL750-b) 110ppi 画像と文字ははっきりくっきりしている必要性がない ドット単位で写真の補正や修正を加えるクリエイターならまだしも、ブロガー/YouTuberという立場で、"文字がはっきりみえるから"という理由で4Kモニターは選びたくないと考えてしまいました。 UWQHDでもそうですが、フルHD以上の解像度をもつモニターで表示機能も求めると価格も比例して高くなっていきますので、ここは選択肢になりづらい。 映像美は確か 各メーカーが販売する4Kモニターはこれまで記載してきた通り、表示領域の確保や文字の見やすさだけでなく、"映像のきれいさ"を体感するための表示機能だったりする。 Netflixで4Kコンテンツが楽しめるようになり、HDR撮影されたものをPCやその他デバイスからモニターに出力して視聴する人も増えてきています。 映像視聴はUWQHDよりも4Kのほうが機能が充実しているため楽しめると思います。 コンテンツクリエイトにはどちらも有効 RAW現像 lightroom Classic 表示機能の無意味さはあくまでウェブページ上だけの話で、ドット単位で色を乗せる、補正をかけるといったクリエイティブ用途において高解像度であることは有利に働きます。 また、フォトグラファーが行うRAW現像など何百もの写真をライブラリから見つけ出すのは4Kモニターのほうが得意かもしれません。 4Kの場合 UWQHDの場合 上記はAdobe Lightroom Classic CCのそれぞれ等倍表示です。 同じ大きさで、アイコンや画像を見た時はUWQHDよりも4Kのほうが見やすいです。 僕の設定では4Kなら一枚に240枚、UWQHDは144枚でした。もちろん、サムネイルサイズを変更すれば表示枚数は増やせます。 特定のソフトウェアを利用する場合文字の大きさよりも、画像の見やすさ、ソートのしやすさ編集時の見やすさが重視されると思います。そうした意味で4Kはクリエイター向けといえるかもしれません。 動画編集 Premiere Pro 4Kの場合 プロジェクトファイルが4列で見えている、クリップを全部確認できる、エッセンシャルグラフィックス素材が16個見えている。 UWQHDの場合 UWQHDも、横の長さは4Kに迫るドットの多さなのでクリップ自体の長さはそこまで差がなく、編集のしやすさは4KもUWQHDも変わらないように感じました。 縦の解像度が4Kのほうが多いため、「プレビューが見やすい」というのはあるかもしれません。 初めから自分が行う作業が決まっている場合は4Kのほうが有利かも ウェブページの閲覧のように、まだ見ぬ情報にアクセスするには文字の大きさや縦の長さが気になって、ウルトラワイドのほうが有利だ、と思うシーンが多いです。 クリエイティブなソフトウェアは配置がすでに分かっている状態で触ることが多く、「ピクセル(画素)と対話」あるいは、「クリップの編集」の場合それほどの差にはならないと思います。 また、動画編集時においては、4K撮影したものをフルHDにダウンスケールして高画質な情報をYouTubeにアップロードするクリエイターもいます。 企業用のPVやディテールにこだわった表現を行いたい場合、4Kモニターのほうがよいですね。 高解像度モニターのデメリット 価格が高い どちらにも通ずることですが、高性能な表示機能を持つモニターは価格が高いです。 例えば、僕が利用しているLGのウルトラワイドモニターでも5万円以上します。 このモニタースペックはIPSパネルでsRGB程度の色域です。割と一般的な表示性能ですが、フルHDやWQHDと比較すると高額になりがち。 4Kモニターですと、sRGBカバー率99%のモニターは6-10万円程度、プロ仕様になると15万円~と予算がどんどん高くなっていきます。 PCの性能が必要 高解像度表示はそれだけでマシンパワーが必要となります。 僕の自作PCには消費電力がわかるモニターがついていま。4K解像度で作業した際の消費電力はフルHDと比較して通常時で1.5倍、ゲームプレイ時には倍になります。 高解像度モニターで作業効率を上げようとモニターだけ買っても、PCのパフォーマンスが低いためにかえって効率が悪くなる恐れがあります。(僕はUWQHDモニター導入時に自作PCのパーツを全部買いかえています。) 非力なノートPCで4KやUWQHDを使いたいと思うユーザーは多いと思うのですが、デスクトップPCが望ましいです。 だから僕はウルトラワイド クリエイティブな用途において真価を発揮する4Kモニターを積極的に使いこなす自信がなく、そのうえ、sRGB以上の広色域でIPSパネルとなると10万円以上してしまうので、コストパフォーマンスが悪くなってしまう。 だから僕はウルトラワイドです。 おすすめのウルトラワイドモニター Amazon.co.jp 限定のLG  34WL750-Bは、多機能というわけではないですが、sRGBを100%程度カバーするウェブコンテンツ制作向きのモニターとなっておりまして、導入コストはお手頃。 関連記事 BenQ EW3280U レビュー  LG...

【PR】BenQ EW3280U レビュー 10万円以下で最高の4K HDR10対応モニター シネマティックVlogにおすすめです!

4Kモニターを選ぶ理由は、"綺麗な映像を楽しむ"や、"作業効率の向上"だったりすると思うのですが、すべてを一度に手に入れようとすると価格が高くなりがちです。 BenQが2020年に発売したEW3280Uは作業用モニターとして実用的に限界サイズである32型の4Kモニターであり、上記の価格的な手の出しづらさを可能な限り排除した高コスパの4Kモニターとなっています。(とはいえ8万円しますが…) DCI-P3の広い色域や、独自のHDR i技術を搭載した高スペックモニターをBenQからお借りしたので、検証結果と感想をお伝えいたします。 EW3280Uの特徴 BenQが"EW"あるいは"EX"と型番の頭につけて販売する製品がビデオエンジョイメントシリーズの液晶モニターです。 公式ページ上では高画質エンターテイメントのカテゴリです。 動画で見る https://youtu.be/SynFr750eTo YouTubeでも解説していますので是非参考にしてください。 VAからIPSパネルに 前モデルEW3270Uからの大きな変更点はVAパネルからIPSパネルに変更された点でしょう。IPSパネルは広視野角で、視聴する距離に縛られにくく、作業時以外でも映像を気軽に楽しめるようになりました。 またVAパネルの優れたコントラストを補うための機能も満載です。 映画好きにおすすめの機能「HDR i」搭載 EW3280Uに搭載されているHDR 機能は Display HDR (通常) Game HDR i(暗いシーンで敵を見やすくする) Cinema HDR i(シーンに合わせて彩度を追加) の、3つがあります。(日本語のメニューを選択した場合はシネマHDR iゲームHDR iの表記になります) ゲーム HDR iでは暗いところ(シャドウ)を明るく、明るい(ハイライト)ところを暗く、「ちょうどよい感じ」に液晶モニターが自動で調整します。 HDR i機能はシネマティックな表現と公式ページで謳っているとおり、ハリウッド映画のようなティールアンドオレンジを再現します。まるでフィルムで撮影したような印象になるためプレイ中の映像がグッと引き締まる感じです。 最大60W出力のUSB-PDに対応 EW3280Uは背面のポートにUSB-Cを搭載しており、USB-Cポートは最大60Wで出力可能なUSB-PDに対応しています。 5V/3A 9V/3A 15V/3A 20V/3A といった具合で、スマホを急速充電可能です。 ノートPC側がディスプレイ出力に対応していれば充電と映像出力を同時に行えます。 10万円以下で最高のコストパフォーマンスの4Kモニター 4KUHD IPS ...

msi GE75 Raider GE75-10SFS-011JP レビューCore i9 10980HK搭載のハイパフォーマンスゲーミングノートPC

msiのGE75Raiderはノート用インテルCPUの第10世代最上位グレードのCore i9 10980HKとGPUにNvidia GeForce RTX2070SUPERを搭載したウルトラハイエンドゲーミングノートPCです。 今回メーカーより実機をお借りしたので検証結果と僕の感想を記載していきます。 msi GE75Raider GE75-10SFS-011JPの特徴 国内で発売されるGE75-10SFS-011JPの特徴について記載いたします。 動画で見る https://youtu.be/ZsqqFmzM8ss 動画で各種ゲームのフレームレートなども解説しております。チャンネル登録もおまちしておりますよ~ Core i9 10980HK搭載でノートPC最高クラスの性能 ゲーミングノートPCやクリエイター向けのノートPCで多く採用されている末尾にHが付いたCPUの最上位モデルCore i9 10980HKを採用しています。 ノート用ながら8コア16スレッドで5.3Ghzという高いクロック周波数を実現するため、デスクトップPCに匹敵する性能です。 加えて、搭載GPUもRTX2070SUPERとなり、eSportsに必要とされるハイリフレッシュレートの描画が可能です。 17.3型の大迫力の240hz液晶搭載 狭額縁デザインが主流となり、従来のモデルよりもフットプリントを小さく液晶を大きくできるようになったため、昨今ゲーミングノートPC市場においては17.3型を選択するユーザーが増えてきているようです。 そして、GE75 RaiderはeSportsシーンにおいて必要不可欠な240hzの高リフレッシュレートに対応したモニターを搭載しています。 eSportsシーンでは特別なスキルはなくとも高いリフレッシュレートを採用したモニターを使うとキルデスレートがあがるという統計データをNvidiaが発表しており、GE75に搭載されている240hzの高リフレッシュレートモニターはビギナーからプロ級の腕前を持つユーザーすべての人におすすめしたいモニター性能です。 steelseries ゲーミングキーボード採用 また、従来より採用されていたsteelseriesキーボードが採用されています。高耐久で同時押しに対応したゲーミングキーボードで鮮やかなRGBライティングが特徴です。 別途専用のゲーミングキーボードを用意せずとも最高クラスの環境を手に入れることができます。 以上が概要となっています。msiはスタイリッシュ+ハイパワーに定評があり、日本国内において2018年、2019年2年連続売上販売台数No1を達成していまして、上記の挙げた要素も人気の要因だと思います。 GE75 Raider  GE75-10SFS-011JP スペック GE75 Raider GE75-10SFS-011JPスペック モニター 17.3型(1920×1080ドット)240hz ノングレア CPU Core i9-10980HK dGPU Nvidia RTX2070SUPER メモリ 16GB SSD 512GB HDD 1TB インターフェース USB3.2 Gen2 Type-C(Thunderblot 3)...

AMD Ryzen 5 3500レビュー 低予算のライトユーザー向けデスクトップCPU

AMDのRyzen 5 3500は6コア6スレッドのデスクトップ用CPUです。Ryzen 5 3500UはモバイルノートPC用のCPUで別物ですので注意してください。 低価格なBTOPCやメーカー製PCに搭載されることが多く、また、低価格で自作PCを仕上げたいユーザーの選択肢となるCPUです。 https://youtu.be/0IEAu1MgMBA うっしーのベンチ機での検証結果を踏まえ僕の感想を記載します。 ゲーム用PCを組む際、あるいはメーカー製PCを購入する最に注意すべき点として、価格でRyzen 5 3500を選ぶならアリだけれど、安定性を重視したいのであれば、もう少し上の性能を選びたいところ。 AMD Ryzen 5 3500とは AMDのRyzenシリーズのCPUです。Zen2アーキテクチャを搭載した3000番台のエントリークラスのCPUとして販売されています。 メーカー製PCでは、日本HPが販売するOMEN by HPのOMEN Obelisk Desktop 875(AMD)をはじめ、各種BTOメーカーの最も安いゲーミングPCの構成に取り入れられていることが多いです。 スペック 世代 第3世代 AMD Ryzen コードネーム Matisse(マティス) CPUコア数 6 スレッド数 6 プロセスルール 7nm 基本クロック 3.6Ghz ブーストクロック 4.1Ghz TDP 65W CPUクーラー (Wraith Stealth cooler)付属 対応メモリ DDR4 対応チップセット X570/X470/B450 Ryzen 5 3600/3600Xで12スレッドでしたが、Ryzen 5 3500では6スレッドに。 性能と引き換えに低コスト化に実現し、Amazonでの実売価格は16,000円前後と非常にリーズナブル。 競合製品 比較にあげられるのは同じく6コア6スレッド、内蔵GPUなしのCore i5...

Legion C530 レビュー8万円台から買える高コスパゲーミングPC

レノボの販売するLegion C530シリーズは、コンパクトかつ低価格でゲーミングPCを初めて買う人におすすめしやすい機種です。 PCの設置スペースがなく"仕方がなく、ノートPCを購入しなければならない"といったユーザーの悩みを解決してくれるPCです。 今回メーカーから検証機をお借りしたので検証結果と僕の感想をお伝えいたします。 Legion C530の特徴 Legionはレノボのゲーミングブランドで、コンパクトなモデルから、ミドルタワーのハイエンドクラスのゲーミングPCを取り揃えています。 低価格+ハイパフォーマンスといった、レノボらしい持ち味のラインアップが特徴的で、ベースモデルからのカスタマイズ幅があまりないので、できるだけ高性能なモデルをチョイスするのが望ましいと思われます。 エントリーゲーミングPCの鉄板構成 ゲーミングPCはCPUやGPUがゲームをプレイするのに適した構成で販売されるPCのことを指しますが、レノボのLegion C530はまさにコテコテのゲーミングPCといっていい良いでしょう。 最安構成は税込みで89,760円で、Intel Core i5 9400F/メモリ8GB/GTX1650/といった、俗にいうコスパの高い構成。フォートナイトやAPEX Legends PUBGなど中級クラスの人気ゲームを画質調整して快適に遊ぶ程度のスペックです。 また、最も高い構成でも電源は耐えられるよう、すべてのモデルで500W(BRONZE)を搭載しています。 ツールレスで開封可能なゲームライクなPCケース ケースの開封は赤いレバーを引っ張ると、メインパーツが露出する仕組みで、パーツの増設、交換も簡単です。 背面は、電源とHDDを格納するパーツが埋め込まれていました。別途電力を撮れるような配線でしたので、SSDのみのモデルを購入した場合でも後から増設するのは簡単だと思います。 Legion C530最大の特徴は"取っ手つきのゲーミングPC"という点でしょう。もう少し流線形のデザインをしていたら、最新のエコカーみたいな感じになりそうな感じです。 コンパクトゲーミングPCなかでも屈指の実用性を誇るPCケースで、設置スペースの関係でゲーミングノートPCと迷っている方に積極的におすすめしたいモデルです。 おすすめモデル 型番 90L2003QJM 90L2003RJM 90L2003SJM 90L2003TJM CPU Core i5 9400F Core i7 9700 メモリ 8GB 16GB GPU GTX1650 GTX1660Ti GTX1650 GTX1660Ti ストレージ 512GB SSD 1TB HDD+512GB 1TB SSD 1TB HDD+1TB SSD ◎ 〇 Legion C530は低価格ゲーミングとしては破格のコスパなので、全部おすすめなのですがそのなかでも特におすすめなのが、Core i5 9400FとGTX1660TIの組み合わせです。 GTX1660TIはフォートナイトやPUBGなど、人気のゲームタイトルを高画質で快適に遊べる程度の性能がありますので、メモリ8GBに対して不満を感じたら交換するといった順序で大丈夫です。 このPCは自分でメモリを増設するのが容易ですから、交換のしづらいCPUやGPUだけしっかりと選定しておけば失敗しないと思います。(メーカーPCはパーツ変更で保証対象外となる恐れがあるので注意しましょう。) なお、この製品、超人気なので売り切れの可能性もあります。 Legion C530 89,760円 公式サイトで確認 価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。 セールをチェック 新モデルが発売されているので、価格のチェックをおすすめします。レノボ公式サイトでは毎週価格の変動がありますので、セール情報をチェックしておくことをお勧めします。 ...

ThinkPad T490s プレミアム レビュー 国内生産モデル有ハイスペック14型モバイルノートPCの決定版

持運ぶためのノートPCで耐久性やキーボードのうち味にこだわる方におすすめしたいのが、Lenovoが販売するThinkPad T490sです。 ThinkPad T490sは14型のボディに高解像度の液晶モニターを搭載可能なハイスペックモバイルノートPCといった位置づけで、重量がXシリーズよりも重たいことを除けば完ぺきな14型モバイルノートPCといっても過言ではありません。 今回、メーカーから実機をお借りしたので検証結果と僕の感想をお伝えいたします。 ThinkPad T490sの特徴 動画で見る https://youtu.be/qFkr7wVa7QE YouTube上でポイントを紹介しています。チャンネル登録もおまちしておりますので是非よろしくお願いします。 米沢生産モデル有、国内製造で安心 ThinkPadはNECが所有する米沢工場にて生産を行っており、メイドインジャパンモデルとなっています。 国内で組み立てを行うことにより、船便、空輸による輸送時の物理的な衝撃を避けられます。設計生産をすべてを日本国内で行う外資系メーカーはレノボだけなので、ThinkPadは正真正銘メイドインジャパンなのです。正直なところ、それだけで買う価値のあるノートPCです。 そのため、価格は他のレノボ製品と比較して高価ですが、持運びを検討されている方で品質を重視したい方はこのモデルおすすめです。 キーボードが打ちやすい UじにくぼんだキーボードはThinkPadの特徴の一つであり、最大の魅力です。 ノートPC市場のなかでも最も打ちやすいキーボードであり、他メーカーでは追随できないほどのうちごこちを誇るキーボードは、旧IBM時代からのこだわりです。 キーボードのうち味にこだわる方はThinkPadを選んでおけば間違いないといわれるほどなので、オフィスワークやレポート執筆、プログラミングなどでキーボードのうち安さを重視する人が安心して使えるキーボードだと思います。 高解像度モニター選択可能 ThinkPad T490sはノートPCとしてはめずらしいWQHD(2560×1440ドット)のパネルをモニター選択可能です。 一般的なフルHD(1920×1080ドット)のモデルも選べますが、画像編集など、クリエイティブな作業を行いたい場合はWQHDを選択するとよいでしょう。 米軍規格MILスペックのテストをクリア ThinkPad T490sは過酷な環境下でもPCを使い続けられるよう200以上の品質チェックテストに合格しています。 ノートPCの開閉耐久性や、落下テストなど外からの衝撃に強いノートPCになっていますので、耐久性にこだわる方におすすめです。 CPUやメモリ等、他メーカーのPCと比較するとやや価格が高めですが、それに見合った品質はあります。 ThinkPad T490s 142,560円 公式サイトで確認 価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。 セールをチェック レノボ公式サイトでは毎週価格の変動がありますので、セール情報をチェックしておくことをお勧めします。 レノボのPCセール・クーポン・キャンペーン情報まとめ ThinkPad T490sのスペック 今回メーカーよりお借りした検証機は米沢生産モデルのThinkPad T490s:プレミアム です。 ThinkPad T490sプレミアムのスペック モニター 14型(1920×1080ドット)400nits IPS CPU Core i7-8565U iGPU Intel UHD Graphics 620 メモリ 16GB(オンボード) SSD 512GB インターフェース HDMI×1/マイクロホン/ヘッドフォン・コンポジャック/イーサネット拡張コネクタ2×1、ドッキングコネクタ×1(USB-C×2)/USB3.1 Type-C ×1 USB 3.1 Gen2 Type-C(Thunderbolt 3) USB...

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