『性能とパフォーマンスのASUS』と偏った市場評価を受けるASUSですが、今年のVivoBookは一味違いますよ!
日本人に最適化されたカラーリングを引っさげて登場したVivoBook15 X512シリーズは、スタンダードノートPCの位置づけながらも、画面のフチが狭いナローベゼルデザインを採用し、なんと画面の88%が液晶モニターのスタンダードノートPCなのです。
優れたデザイン、一般用途に最適な性能を持つモデルをASUS Store赤坂にて実機に触れてきたので、ご紹介したいと思います。
VivoBook 15 X512FAのおすすめポイント
日本市場に最適化されたコーラルクラッシュカラーが素敵
天板だけでなく、全体がオレンジ色につつまれたPCというのは、その昔VAIOが発売していた記憶があります。
このVivoBook 15 X512FAのコーラルクラッシュは、ASUSが日本市場向けにデザインしたカラーとのこと。
日本人は「かわいいくてオシャレ」が大好きですし、それが似合ってしまう民族なので、赤や青などの原色で固められたモノよりも、ポップなカラーが似合います。
この日は、ZenBookなどのハイエンドモバイルPCが並ぶ中で、コーラルクラッシュカラーのVivoBookが僕の目にはひときわ輝いて見えました。
一見すると奇抜なカラーに見えるのですが、ジャケットを羽織った男性が持っていても違和感なく受け入れることができます。
このコーラルクラッシュはASUS Store(直販ネット通販)およびASUS Store Akasaka限定で購入可能なモデルとなっているため、普段使い用のノートPCにアクセントを加えたい方はこのモデルを選ぶのをおすすめします。
とても素敵な色だと思います。
スタンダードノートPCなのに画面占有率88%で持ち運びしやすい大きさに
5mm幅というのは一般的な「フレームレス」とうたっている液晶モニターとほぼ同じ。これによって没入感が増え作業に集中でき、かつ小型化できるといったメリットがあります。
一般的な15.6インチと違い、今までの14インチクラスの本体に15.6インチモニターを搭載できます。
120cm×60cmの作業机に置いたイメージは上記のような感じ。サイズ感としてはそこまで大きくなく、十分な作業スペースの確保ができます。
第8世代CPU搭載でパフォーマンスも〇
VivoBook 15 X512FAは4つのグレードから選択可能なノートPCです。
VivoBook 15 X512FAグレードによる主な違い | |||||
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型番 | カラー | CPU | メモリ | SSD | 指紋認証 |
X512FA-8145 | トランスペアレントシルバー | Core i3 8145U | 4GB | 128GB | – |
X512FA-8265 | トランスペアレントシルバー | Core i5 8265U | 8GB | 256GB | – |
X512FA-826G512 | トランスペアレントシルバー | Core i5 8265U | 8GB | 256GB | 〇 |
X512FA826G512B | ピーコックブルー/トランスペアレントシルバー | Core i5 8265U | 8GB | 512GB | 〇 |
※事務作業やOffice作業に特化するのであればCore i3 8145Uでも大丈夫でしょうが、メモリの少なさが気になりました。またカラーが選べるのは上位モデルのみで、コーラルクラッシュは公式ストアおよびASUSストア赤坂限定モデル
第8世代CPUはOffice作業から画像編集まで、重たい作業までこなせるほどのパフォーマンスがあります。
動画編集などのさらに高負荷な作業をさせる場合はやや力不足を感じるでしょうが、一般的な使い方ならば十分な性能です。
コスパなら、『X512FA-8265』写真編集などを行う場合は、NVMeSSDを搭載した『X512FA826G512B』がおすすめです。
VivoBook 15X512FA826G512Bのスペック
OS | Windows 10 Home 64ビット |
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液晶ディスプレイ | 15.6インチ(1920×1080ドット)・タッチ非対応 |
CPU | Core i5 8265U |
グラフィック | Intel UHD Graphics 620 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 512GB (PCIe Gen3接続) |
光学ドライブ | なし |
通信機能 | 無線 IEEE802.11 ac/a/b/g/n Bluetooth 4.1モジュール内蔵 |
インターフェース | USB2.0×2/USB3.0×1/USB 3.0Type-C Gen1×1/ヘッドホンコンポジャック×1/microSDカードリーダー/HDMI×1 |
サイズ/重量 | 357×230.4×19.9mm /約1.7kg |
バッテリー駆動時間 | 約10.5時間 |
オフィス | 別売り |
カメラ | 92万画素 |
保証 | 購入日より12か月間のインターナショナル保証 |
詳細はASUS公式ページで確認いただけます。
デザイン詳細
本体素材は、アルミではなく樹脂素材です。角張ったデザインではなく、四方にやや丸みを持たせることで柔らかさを表現。これなら女性も持ち運びしやすいのではないでしょうか
ASUSの担当者に聞いたところ、日本市場のVivoBookには”ASUSロゴ”に加工が施されているとのことでした。”細部にこだわりすぎててよさが伝わりにくい”と有名なASUSはここでもディテールにこだわっております。
確かにキラリと光るASUSロゴは低価格ラインなのに高級感をかもしだしています。
コーラルクラッシュ、ピーコックブルーは黒に白字のキーボートとなりますので、雰囲気がガラッとかわりますね。
背面も同様にシルバーでまとまっています。スピーカー穴が特徴的で幾何学模様を思わせる独特の穴の形をしていました。
キーボード・タッチパッド
キーストロークは1.4mmほど、リフトヒンジによって傾斜角を稼いでおり、タイピングポジションはとりやすいです。
しっかりとキーの浮き上がりを確認できました。そこまでキーは沈み込みませんが、打ちやすいと感じました。
また、キーひとつひとつが丸みを帯びたデザインで、キーボードからも柔らかい印象を受けました。
『0』のとなりにdeleteキーが、エンターキーが横長など、キーのサイズ(キーピッチ)をノート用のフルサイズに合わせているため、押しやすさは良いしポジションはとりやすいのですが、細かい点で”攻めすぎた弊害“が表れています。なれるまでに時間がかかるかもしれません。
タッチパッドはスペースも大きくとられていいました。滑りが良く操作性は高いと思います。
インターフェースについて
左側面
- USB2.0×2
- microSDカードスロット
- ヘッドフォンコンポジャック
- USB 3.1 Type C
- USB3.0
- DCジャック
液晶モニターについて
ノングレア(非光沢)タイプですので、反射が少なく作業に適したモニターです。
かなり斜めから見ると発色が変わるため、TNパネル(視野角が狭いタイプ)だと思います。
ただ、TNパネルの中でも比較的視野角の広いタイプだと思われます。余程、斜めからの見え方を気にする方でなければ気にならないレベルだと思います。
評価とまとめ
VivoBook 15 X512FAの評価 | |
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価格 | 普通か、やや高い。 |
性能 | 実機レビュー後に記載します。 |
携帯性 | 15.6インチとしての携帯性は非常に良い |
液晶 | 普通 |
デザイン | とても良い。最近の日本市場にないタイプ。優れたデザイン |
安いノートPCとはいえない価格帯なのですが、それなりのパフォーマンスと携帯性があります。
もっていてワクワクするような、思わず持ち運びしたくなるようなデザインが最大の強みです。
また、15.6インチサイズは作業がしやすいです。
据え置き用で買って、たまに持ち運ぶようとしても使えるスタンダードノートPCです。
価格や仕様は記事執筆時のものですので、必ず公式ページで確認をお願いします。
また、当ブログではASUS製品やそのほかPCメーカーのレビューを数多く行っております。疑問点がありましたら、コメント欄にていただければ可能な範囲でお答えします。
メーカー担当者に問い合わせることも可能ですので是非ご利用ください。