Core i7 7820X搭載パソコン『DAIV-DGX750S1-SH2』をレビュー

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クリエイターにとって手放せないソフトはAdobe社のAdobe Creative Cloud。買い切りではなく、利用する権利にお金を払うサブスクリプション方式では、誰でも手軽に簡単にプロが使うソフトウェアが利用できる一方で、ことパソコンにフォーカスしたとき、いったいどんな性能のパソコンを選べばいいのかと悩む人も多いのだと思います。

今回僕がマウスコンピューターからお借りしたモデル、『DAIV-DGX750S1-SH2』は、Adobe Creative Cloud 推奨スペックパソコンであり、なぜそんなことがいえるかといえば、マウスコンピューターはAdobe社の製品認定販売代理店である『Adobe AUTHORIZED RESELLER』の資格をもっています。

『DAIV-DGX750S1-SH2』はインテル Core i7 7820Xという8コア16スレッドの主に業務用で使われるハイパワーCPUを搭載しつつも、このクラスでは比較的安価な価格で購入できるところがメリットだと思っているのですが、実際のパフォーマンスはいったいどんなかんじなのか、レビューしていきたいと思います。

DAIV-DGX750S1-SH2レビュー

マウスコンピューター公式サイトで確認

DAIV-DGX750S1-SH2外観紹介

正面と背面を写真で確認

本体正面は、非常にシンプルです。おなじみの『mouse』ロゴも小さく目立ちません。

DAIVブランドのデスクトップパソコンは電源ボタンが特殊で、押すタイプではなく『ひねる』ことでパソコンが起動します。

マグネット式のフロントグリルの蓋は簡単に外すことができます。

マルチカードリーダーやBlu-rayドライブをBTOした際には上側に取り付けられます。

一方下側はメッシュでファンが配備されています。

本体インターフェースを確認

前面

今回は特にBTOをしなかったため、フロントに装備されているのは以下のモノです

  • マイク入力
  • ヘッドフォン出力
  • USB3.0×2

背面

続いて背面。msi社のX299-S01を搭載しているDAIV-DGX750シリーズの背面に装備されているインターフェースは以下の通りです。

  • PS2(キーボード、マウス)
  • USB2.0×4
  • USB3.0×4
  • USB3.1×1
  • USB3.1(Type-C)×1
  • LAN端子(Ethernet)
  • 光同軸(オプティカル)
  • ラインイン、ラインアウト、マイク、リア、センタースピーカー、サブウーファー

となっています。

DAIV専用キャスターを確認

DAIVモデルのDGZ520シリーズではBTOオプションでキャスターの追加が可能でしたが、DGX750シリーズは標準でキャスターがついてきます。

クリエイターが利用するパソコンはインターフェース部の切り替えが頻繁だからといった理由なのでしょうか。

キャスターがあることによってパソコン本体の移動はとてもしやすく軽快に移動させることが可能です。

この仕組みは小規模なオフィスで利用する場合とてもありがたいのではないでしょうか。

DAIV-DGX750S1-SH2の内部、パーツを確認

マザーボード

DGX750S1-SH2はデュアルストレージ構成、シャドウベイの空きスロットは3つとなっています。

上段にある5.25インチベイはBlu-rayドライブ、マルチカードリーダーをBTOした際にはここにとりつけられます。

今回お借りしたモデルは、後程ご紹介するADATAのSSDを搭載していますが、M.2スロットがあるため、PCIe接続のSSDに換装することが可能です。

(マウスコンピューターのBTOでは追加で18000円で、最速クラスのSAMSUNG SM961に変更可能)

CPUクーラー:Cooler Master Hyper 212 EVO

12cmファンを搭載した巨大なヒートシンクが標準で装備されています。優れた静音製と高い冷却性能を併せ持つ『Cooler Master Hyper 212 EVO』

動画のレンダリングテストを行った際もその効果を存分に発揮してくれました。

後程紹介するレンダリングテストの中のCPU温度最大で59度ととても安定しています。

メモリ:PC4-19200 / DDR4-2400

標準ではCrucalメモリーが装備されていました。BTOオプションでDDR4-2666のメモリにすることも可能です(64GB)

また、クアッドチャネル対応でメモリスロットは8あるため最大で128GBまでBTOで増設可能となっています。

SSD:ADATA SU800 Ultimate

SSDはSATA接続ながらもADATA SU800 Ultimate。読込速度だけでなく書き込み速度も超高速のSSDです。

HDD:7200rpmの2TB

データ保存用のHDDはSeagateの緑、7200rpmはいまだに起動用HDDに採用される読込が早いHDDです。

データ保存用のHDDでは5400rpmが選択されることが多いのですが、DAIVブランドでは7200rpmのものを用意していくれています。

電源:700Wブロンズ

搭載される電源はBTOメーカーでは定評のあるACBelの700W 電源 ( 80PLUS(R) BRONZE )が採用されています。

長時間+高負荷がかかる作業を行う場合電源はとても大切。+10000円で850W 電源 ( 80PLUS(R) PLATINUM )に変更することが可能です。

さて、ここからは実際にスペックを検証していきたいと思います。

DAIV-DGX750S1-SH2のパフォーマンスを確認

スペック

OS Windows 10 Home 64ビット
CPU インテル® Core™ i7-7820X プロセッサー

8コア/ 3.60GHz/ TB時最大4.30GHz/ 11MB スマートキャッシュ/ HT対応

dGPU GeForce® GTX 1060 (3GB)
メモリ 32GB PC4-19200 (8GBx4/クアッドチャネル)
SSD 240GB Serial ATAIII
HDD 2TB SerialATAIII 7200rpm
チップセット インテル® X299 チップセット (ATX)
マウスコンピューター公式サイトで確認

CPU:Core i7-7820Xのパフォーマンスを確認

CINEBENCH R15

CPUのパフォーマンスを測定するベンチマークテスト『CINEBENCH』で測定した結果です。

Pass Mark CPUMark

Pass Mark CPUMarkの結果。このベンチマークテストの測定結果では、ほぼMAXのパフォーマンスです。

その他のCPUと比較してもわかる通り、Core i7 7820Xは非常に優れたCPUと言えます。

Core i7-7820Xは8コア16スレッドという贅沢なCPUとなっており、動画編集やエンコードなどマルチコアが優位に働く状況下でその真価を発揮します。

CPU:GTX1060(3GB)のパフォーマンスを確認

3DMark Fire Strike

3DMark Time Spy

FF15ベンチマーク

動画のレンダリングテスト

当ブログでは、僕が実際にYouTubeに投稿した動画の元データを使ってレンダリング(書き出し処理)を行う独自テストも行っております。使用ソフトはソースネクストから発売されている「VegasPro15」

これらの時間を測ることでクリエイター向けモデルといえるのかの指標にしていただければと思います。

CPU CPU単体処理 NVENC(GPUエンコード)
Core i7 7820X+GTX1060 10分24秒 8分00秒
Core i5 8400+GTX1080 15分9秒 7分41秒
Core i7 8700K+GTX1080 11分31秒 7分30秒
Ryzen7 2700X+GTX1080 10分3秒 7分34秒

※5分程度の編集動画(mp4、効果音、テロップあり)

グラフィックボードのビハインドはあるものの、GTX1080搭載モデルと近しい結果。DAIV-DGX750S1-SH2は、+48000円でGTX1080に換装することが可能です。

おそらくですが、GTX1080であればNVENCは7分30秒前後になるはず。

ゲーミングを『こなす』性能は十二分にあるものの、dGPUのパフォーマンスでスコアが変わるゲーミングパソコンとしてはやや宝の持ち腐れ感がいなめません。

CPUの依存度が高い動画編集や写真に多重露光などのエフェクトをかける際の重たい処理行う作業に向いています。

SSDの読込速度を検証

ADATAの高速SSDのシーケンシャルリードは562.9MB/Sと予想通り超高速SATA接続の限界値付近、また読込速度だけでなく書き込み速度もかなり高い数値が出ています。

廉価モデルのSSDとは一線を画すでしょう。(体感できるかは難しいかもしれませんが)

僕のオススメポイント

BTOせずともハイスペックそしてバランスが良い

すっきりとした本体内部はハードウェアが苦手な人にも優しいユーザーフレンドリーな設計

VR開発マシンとして扱うなど、要求度がさらに高い作業をする場合グラフィックボードはGTX1080などの上位モデルを選ぶ必要がありそうですが、CPU依存度の高い動画の処理や、写真にエフェクトをかけるなどの作業であれば、Core i7 7820Xの圧倒的パフォーマンスがあれば楽にこなせてしまうでしょう。

PCIe接続のSSDでは50度以上になることもめずらしくありません。

加えて標準で搭載されるSSDのレベルも高く、発熱が気になるPCIe接続のSSDを選ばずとも実用的。

高負荷時のPC内温度が気になる方もいらっしゃると思いますが、DAIV-DGX750S1-SH2はすっきりしたPC内部と十分な冷却性能を備えた大型ファン、そして高い拡張を兼ね備えたモデルであり、

ソフトウェアを扱うのは得意だけど、ハードウェアは苦手なんだよな

という人の悩みを解決してくれそうです。

オススメ構成例

オススメ構成例 DAIV-DGX750S1-SH2(本記事紹介モデル)
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU インテル® Core™ i7-7820X プロセッサー
メモリ 32GB PC4-19200 (8GBx4/クアッドチャネル)
SSD 240GB Serial ATAIII
HDD 2TB HDD ( 7200rpm )
保証 3年間ピックアップ修理保証
価格

3年延長保証「ピックアップ修理」付きで込々256,824円です。なお、価格や仕様は本記事執筆時2018年6月11日時点のものであり変更となる恐れがあります。

マウスコンピューター公式サイトで確認

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