年間アーカイブ 2020

MousePro NB410Hレビュー 税抜8万円台で法人向けモバイルノートPC

マウスコンピューターの法人向けモデルMousePro NB410は10万円以下から購入できる法人向けのモバイルノートPCです。 Core i5 が税抜き8万円台で購入可能と法人モデルとは思えないほどコストパフォーマンスが高く、それでいて個人向けPCと同じく、購入後1年間は24時間365日の電話サポートが付帯し、お得度が高いです。 メーカーから実機をお借りしたので検証結果とおすすめポイントを記載していきます。 スペック MouseProNB410H モニター 14型(1920×1080ドット) CPU Core i5-10210U iGPU インテル UHD グラフィックス メモリ 8GB SSD 128GB (SATA) サイズ(幅×奥行×厚さ) 幅322mm×奥行き218.2mm×高さ16.9mm バッテリー持続時間 約25.0時間 充電タイプ DCジャック 重量 約1.1kg 保証 1年間無償保証・24時間×365日電話サポート インターフェース規格など仕様詳細はマウスコンピューター商品ページの『仕様詳細』よりご確認いただけます。 MousePro NB410商品ページ マウスコンピューターの法人向けPCは電話サポートのほか、ピックアップ修理が可能なピックアップ保証が標準付帯します。 ピックアップ保証について 公式サイトでみる https://youtu.be/HgiWyj1msy0 おすすめポイントをYouTubeでまとめていますので是非参考にしてください デザイン・使い勝手について Mattさんを起用したCMで話題のMousePro NB4シリーズは、黒を基調としたデザインでビジネスシーンに映えます。 「一般的な黒色の天板」、といった感じではなく、マグネシウム合金にラメのような加工が施されており、指紋が目立ちません。 上記のように、高画質なカメラで撮影しても、皮脂や指紋が目立たないようになっています。 大手外資系メーカーではデザイン性を重視したモデルも多いのですが、MouseProNB410はビジネス向けノートPCとしての使い勝手を重視したデザインだと思いました。 キーボード側も同様、黒を基調としたデザインです。 内部に熱をため込まないよう、モニター側に空気の通り身を確保しています。膝の上で広げてもそこまで熱くありません。 底面はフラットなデザインを採用しています。空気の吸気穴がないタイプです。 耐久性の高い設計 MouseProNB4は米軍調達規格MIL810Gに準拠しており、軽量性や堅牢性に優れたボディを採用。また、同社の個人向けノートPCシリーズでは珍しい180度画面開閉にも対応します。 180度の画面開閉はプレゼンテーションに最適な作りで、大手外資系メーカーでも多く取り入れられる設計です。 MouseProNBシリーズは、法人向けとして販売されているものの、個人でも購入可能なので、学生や社会人におすすめなモバイルノートPCだと思います。 キーボードの打ちあじ MousePro NB410シリーズのキーボードは配列が自然で癖がありません。 エンターキーが若干小さいことを除けば、非常に使いやすいキーボードといっていいでしょう。キーストロークは1.2mmと薄いもののしっかりとクリック感があり、高級モバイルノートのようなうち味です。 堅牢性をうたっているだけのことはあって、おもいっきり押し込んでもボディ本体にたわみがなく、かなり打ちやすいキーボードだと思います。 インターフェース 左側面 DCジャック HDMI USB-A USB-C(DP出力/USB-PD対応) 右側面 microSDカードスロット オーディオコンボジャック ...

Amazon限定 LG-24GL650-Bレビュー2万円で買える144hz 1msの高コスパゲーミングモニター

以前、YouTubeでAmazonで買えるおすすめのゲーミングモニターという動画を出して以来、その動画のコメント欄に「1万円か2万円で買えるゲーミングモニターはありますか?」というコメントを多くいただきました。 ということで、前回Amazonタイムセールで1万円程度のモニター「LG24MK400」を購入して使ってみて、満足してしまい2万円モニターの開封が遅れてしまった( ^ω^)・・・ 今回は2万円強でDPケーブルも付属してくる初めてゲーミングモニターを購入する人におすすめな24GL650のレビューです。 LG-24GL650-Bの特徴 https://youtu.be/PLzoa6q_jA8 LGのモニターは安く、それでいてモニターとして最低限の機能(本体のガワも含めて)を搭載している点が僕は好きで、低価格モデルでも他人に安心しておすすめできると思っています。   24GL650は表示機能も優れていて、応答速度を高速にしやすいTNパネルを採用し、144hzの高リフレッシュレートや1msを実現しています。 YouTubeの動画上でも語っていますが、VESA100や首振り、高さ調節などもおすすめポイントです。 2万円なのに高機能 僕が購入したときは20,980円だったのですが、新XboxやPS5の情報解禁が近づくにつれて価格が高くなっているような気がします。というか記事執筆時は2.5万まで値上がりしていたので、安くなっていたらすかさず購入したほうがいいかもですね。 競合機種との比較 型番 LG-24650GL S2421HGF サイズ 23.6型 23.8型 パネルタイプ TN TN 解像度 フルHD(1920×1080ドット) フルHD(1920×1080ドット) 応答速度 1ms(GtoG) 1ms(GtoG) リフレッシュレート(最大) 144hz 144hz 高さ調節 対応 対応 チルト 対応 対応 画面の回転 対応 非対応 電源 AC 内蔵   LG製は画面回転に対応 2機種の大きな差は、電源が内蔵されているか、否か、そして画面の回転(縦横)の切替です。画面サイズは0.2インチほどであればほとんど気にならないでしょう。 おそらく、同等クラスのパネル(LG製)を搭載したゲーミングモニターなのでその時に安いほうを購入するのがいいと思います。 見やすいメニュー画面でゲームに集中できる LG製のゲーミングモニターには下記機能が搭載されています。 ブラックスタビライザー→シャドウ部分をもちあげて敵を索敵しやすくするモード AMD FreeSync→テアやスタッタを少なくするべくカクツキを防止する機能 応答速度の変更 24GL650は今、接続されているPCやゲーム機がどの状態(リフレッシュレート/アダプティブシンク/ブラックスタビライザーの効き方/応答速度)にいるかが一目瞭然でわかるようになっています。 また、メニューボタンのゲーミングモードを選択するとあらかじめ決められた設定した設定を瞬時に呼び出せます。 この機能のおかげでいちいち設定からメニューを探さなくて済むので非常に便利だと思いました。 モニターの設置のしやすさ LG24GL650は外付けの電源を採用しています。 付属物について DPケーブル スタンド スタンドネック ACアダプター ケーブルホルダー マニュアルCD 2万円ということもあり、昨今のモニターでいうと簡易的な装備にとどまります。スタンドのVカットが特徴的な本機ですが、金属素材を使っているため、重量は1万円で販売されているモデルよりもあります。 また、DPケーブルが付属してくるため別途購入の必要がありません。 LG24MK400H-B レビュー 23.5型、1万円で買えるコスパが高いゲーミングモニター 重量 モニター重量 モニター 3.0kg モニター+スタンド 4.9kg   スタンドを合わせた総重量は5kg弱と、昨今の24型クラスのモニターとしては普通サイズです。 1万円クラスのスタンドが樹脂でできたモデルより重たく、取り回ししづらいたいめ、メインモニターかゲーム用のサブモニターとして据え置いたほうがいいと思います。 取付工具は不要 24GL650はスタンド脱着式の機構が備わっているので、上下を合わせてはめるだけで組立てできます。 スタンドネックも備え付けのネジを手回しでオーケー。 組立にドライバーを用意する必要はありません。 モニターの見え方や色について このモニターはTNパネルを採用しているため、正面からの見え方は良好ですが斜めから見ると、文字が見えづらくなります。 ただし、それ以外はTNパネルの中でも比較的色合いは綺麗で、PCであれば一般的な作業にも使えると思います。 色域 キャリブレーションツールにて測定したカラースペースをソフトウェアで確認してみました。 24GL650の色域 sRGBカバー率 95.0% sRGB対比 108% LGのゲーミングモニター「24GL600F」と表記されていることからパネル部分は共通なんだと思います。 やはり、TNパネルとしては非常に広い色域を有しています。 ゲーミングモニターにおいて広い色域というのは綺麗な映像を見るのに有利なだけでなく、ゲームのプレイ時にキャラクターや背景を自分の見やすい色に調整できるため、このモニターや安いながらしっかりとゲームを優位に進める機能があるといっていいと思います。 LG-24GL650-Bの評価とまとめ 良い点 低価格ながら画面回転、チルトに対応 144hz/1msで2万円強(購入時)でコストパフォーマンスに優れる 広い色域を持つTNパネル DPケーブルが標準で付属 気になる点 鋭角的なデザインで1万円モニターと比べて設置スペースを大きくとる フレームが厚い 2万円クラスのモニターならLGかデルでしょう 個人的にあまり期待していなかったのですが、思った以上にメニューがしっかりしていて、搭載されているパネルもよいパネルが採用されていました。 パネル製造メーカーのLGならではだと思います。競合するデルの製品もおそらくLG製なので、いかにもゲーミングチックなデザインが苦手な方はそっちを選んでもいいと思います。 ゲームを有利にプレイしたいからゲーミングモニターが欲しいという人は最低限このクラスからだと思います。 関連記事 液晶モニターはネット通販のAmazonで買うことをおすすめ。理由を教えます。

ASUS ROG Zephyrus M15 G15,S15レビュー 搭載の持ち運びできるスリムなゲーミングノートPC

ASUSが2020年9月に発表したROG Zephyrus M15 GU502LW (GU502LW-I7R2070)をレビューします。 ROG Zepyhrusシリーズには、G15、M15,S15がありますが、同様の筐体を採用されているため、比較検討されている方の参考にもなるはずです。(天板は違います) スペック 今回検証機としてお借りしたのは下記モデルです。 ROG Zephyrus M15 GU502LW CPU Core i7 10750H dGPU GeForce RTX2070Max-Q メモリ 16GB SSD 1TB(RAID0) サイズ(幅×奥行×厚さ) 360×252×18.9(~19.9)mm バッテリー持続時間 - 充電タイプ DCジャック 重量 2.0kg 保証 メーカー保証1年 インターフェース規格など仕様詳細はmsi公式ページの『製品スペック』よりご確認いただけます。 ROG Zephyrus M15 GU502LW (GU502LW-I7R2070)製品スペック ベースはメモリ16GB×SSD1TBといった構成で、自らメモリやSSDを増設する場合メーカー保証対象外になるので注意が必要です。 G15/M15/S15の違いについて ROG Zephyrusには、インテルCPUを搭載したモデルとAMD CPUを搭載したモデルでグレードが分かれます。コストパフォーマンスはAMD+NvidiaのG15が最も優れていると個人的には感じますが、フレームレートを追求するのであればM15がよいと思います。 ROG Zephyrus G15 ...

LG24MK400H-B レビュー 23.5型、1万円で買えるコスパが高いゲーミングモニター

LGが販売する24MK400H-Bは1万円台で買える安価な価格ながらも、応答速度が1msリフレッシュレートが75hzと格闘ゲーマーや任天堂Switchユーザーに最適なスペックのゲーミングモニターです。 Amazonタイムセールで値下がりしたタイミングで購入。実際に格闘ゲームをプレイしつつ検証したのでおすすめポイントなどを記載します。 スペック サイズ 23.5型 解像度 フルHD(1920×1080ドット) パネルタイプ TN 応答速度 1ms(GtoG) リフレッシュレート 75hz 輝度 250cd スピーカー 非搭載 首振り チルト対応 VESA VESA75対応 重量 2.8kg サイズ(幅×高さ×奥行) スタンドあり:555×421×182mm スタンドなし:555×331×38mm 入出力 HDMI/ヘッドフォンジャック/D-Sub(アナログ) LG24MK400Hの特徴 1万円台で買える格安ゲーミングモニター 豊富な表示機能 軽量で設置しやすい 動画で見る https://youtu.be/jqj7sGMzTYE YouTubeでも解説しているので是非チェックしてみてください。 1万円台で買える格安ゲーミングモニター 低価格なゲーミングモニターというと頼りない印象ですが、LG 24MK400Hは75Hzのリフレッシュレートと応答速度1msの高速モニター。それでいてパネルはLG品質が搭載されているので、コストパフォーマンスが非常に高い。 Amazonセール時では、11,550円まで値下がりしたので速攻で購入しました。 豊富な表示機能 LGは中級者向けの機能として、2万円以上の価格帯のモニターに搭載しているブラックスタビライザーや、照準を合わせやすくさせるクロスヘアを標準で搭載しています。 それだけでなく、ちらつきのもととなるテアリングを防止するAMD FreeSyncを搭載。機能が完全にお値段以上で「流石LG」といわざるおえないほどの機能性でした。 軽くて設置がしやすい モニターは2.4kgほどで片手で持てる重量です。スタンドを合わせた総重量でも3kgを超えることはないため、誰でも簡単に設置できると思います。 また、背面は75mmVESAに対応しているためモニターアームや壁掛けマウントに取り付けることも可能です。 付属物、設置の仕方 付属物について ユーザーズマニュアルCD モニター設置セットアップガイド HDMIケーブル ACアダプタ 電源ケーブル スタンド スタンドネック ネジ 製品保証書 この製品は、購入するとHDMIケーブルが付属しています。低価格モデルには珍しく、誤って追加で購入しないよう注意しましょう。 電源内蔵タイプではなく、ACアダプタが付属するタイプです。 設置の仕方 ネジを回す必要があるためドライバーを用意しましょう。コンビニで販売されている精密ドライバーで大丈夫です。 スタンドネックをモニター背面にはめ込む ネジを回す スタンドを取り付ける 特殊な部品などが使われておらず、スタンドネックやスタンドは樹脂でできているため、はめやすいです。 ただし、ネジをしっかし回さないとぐらつきます。ここは比較的力が必要な個所で、最大の難所、ネジ穴がしっかり成形されてないので、斜めに力を入れると、ネジが斜めに入ってしまうと思います。注意しましょう。 スタンドネジは、コイン、ドライバー、手回しいずれかで大丈夫です。 色域・見え方について モニターの見え方です。TNパネル独特の白みがかったような色合いです。右側がメインで使っているUWQHDのモニター 一般的なTNパネルの見え方です。現状では、視野角が広く彩度の高いIPSパネルのモニターも1万円前後で購入できるため、PCの作業用に検討されている方はそちらを購入したほうがいいです。 色域・トーンカーブ キャリブレーションツールによるトーンカーブです。赤がわずかに強いのですが、変な癖もなく、自然な発色だと思います。 LG24MK400H-Bの色域 sRGBカバー率 91.8% AdobeRGBカバー率 71.2% 色域は一般的なモニターよりも少し広めですが、TNパネルですのでクリエイティブな作業には向きません。「モニターに搭載される色調整機能を使って、ゲーム画面を見やすくできる」というように考えたほうがよいでしょう。 実際に使ってみた評価 実際に格闘ゲームをプレイした感想と組立てた際のデザインについて記載しますが、ゲーミングモニターとしての感想で、一般的な作業での感想ではないためご了承ください。PC作業用なら絶対IPSパネルがいいです。 格ゲーをプレイした感想 筆者の僕は鉄拳7の中級者クラスの腕前です。(最高段位Steamで雷神)このモニターはテアリングがなく、目視では感じられませんでした。 ゲーミングモニターとしての優位性は手に入れられると思います。 デザインは微妙 昨今のモニターは、フレームを削り取ったフレームレスやナローベゼルデザインが主流ですが、LG24MK400Hは約2cmほどのフレームの厚さで、細いフレームに慣れている人だと気になるとおもいます。 また、スタンドが樹脂素材の質感が少し頼りない感じがします。ネジはしっかり締めましょう。 格闘ゲーマーや任天堂Switch用におすすめ 60hzまでのゲームで高速の応答性を必要とする格闘ゲーマーや、30fpsで動作する任天堂Switchにおすすめのゲーミングモニターで、1万円とは思えないほどの機能やパネル品質で非常にコストパフォーマンスが高いです。 スタンドは頼りないもののVESAに対応しているため、モニターアームと一緒に購入するのもありだと思います。 関連記事 液晶モニターはネット通販のAmazonで買うことをおすすめ。理由を教えます。

ASUS E210MA レビュー デザイン刷新のASUSの3万円格安モバイルノートPC

ASUS E210MAはASUSが販売している、格安モバイルノートPCの代表格です。2020年にデザインを大幅刷新し、(携帯したくなるデザインで)けっこうヤレそうなノートPCに仕上がっているということもあったので、メーカーから検証機をお借りしました。 Windows 10Sモード(Microsoft Store以外からソフトウェアのインストールができない)が標準だったので、購入すればよかったなとおもいましたが、CPUのベンチマークだけとれたので、デザイン面について言及していきます。 スペック ASUS E210MA モニター 11.6型(1366×768ドット) CPU Celeron N4020 iGPU インテル UHD グラフィックス 600 メモリ 4GB SSD 64GB (eMMC) サイズ(幅×奥行×厚さ) 幅279.1mm×奥行き191.2mm×高さ16.9mm バッテリー持続時間 約12.7時間 充電タイプ DCジャック 重量 1.08kg 保証 本体:購入日より12ヵ月間のインターナショナル保証 バッテリーおよびACアダプター:購入日より12ヵ月間の日本国内保証 インターフェース規格など仕様詳細はASUS商品ページの『スペック』よりご確認いただけます。もしくはAmazon商品ページでも閲覧可能です。また、ASUSのあんしん保証にも対応し、格安ノートPCとしては破格の保証規定のノートPCだと思います。 ASUS公式ページ ASUS E210MA ASUSがPCの保証を大幅改善、ASUSのあんしん保証を紹介 公式サイトで詳細をみる ASUS E210MAの特徴 動画で見る https://youtu.be/5OyDk9a1BAo YouTubeにて解説しました。是非参考にしてください。 格安PCだけどオシャレ ボディ全体は樹脂素材で構成されていますが、天板にはASUSのロゴをモチーフとした特殊な模様が印字されています。カラーリングも相まって、思わず持ち運びたくなるようなデザインの良さです。 カラーは3色 ピーコックブルー(レビュー機) ドリーミーホワイト ローズピンク(2020年9月下旬発売予定) 落ち着いた色合いのピーコックブルーや華やかさを感じさせるローズピンク、清潔感のある、ドリーミーホワイトの3色展開です。 CPUはCeleron N4020でモバイルノートPCとしては必要最低限   Cinebench...

Core i7 10700Kレビュー ベンチマーク結果を紹介

デスクトップ用CPUインテル第10世代CPU Core i7 10700Kのベンチマーク結果について解説します。 Core i7 10700Kの特徴 第10世代のCore i7 10700Kは8コア16スレッドを有するCPUで、前モデルCore i7 9700Kよりも物理コアが2つ論理コアが4つ増えています。第9世代の最上位CPU Core i9 9900Kと同等以上の性能が発揮可能で、お得になりました。 ゲーム性能ではRyzen 7 3700Xを凌ぐ 型番 Core i7 10700K Ryzen 7 3700X CPUコア数 8 8 スレッド数 16 16 プロセスルール 14nm++ 7nm ベースクロック 3.8 Ghz 3.6 Ghz ブーストクロック 5.1 Ghz 4.4 Ghz TDP 125W 65W 対応メモリ DDR4 DDR4 対応チップセット H410/B460/H470/Z490※ A520/B550/X570/X470/B450 シューター系ゲームなど、ハイフレームレートで描画されたほうが有利とされるゲームにおいて、CPU選びも非常に重要な要素です。シングルコアあたりの性能が高いほうが有利とされ、同ランクのCPUで比較するとCore i7...

Googleスマートフォン Pixel 4aレビュー 4万円台で買えるミドルクラススマホの決定版

Google謹製スマートフォンPixel 4aが2020年8月20日に日本で発売開始されました。筆者の僕は、昨年発売された、前モデルPixel 3aを「2019年に最もおすすめできるスマートフォン」に選出した。 2019年うっしーが選んだ満足度ナンバーワンスマートフォンはPixel 3a スマホにハイスペックを求めない僕は、半ば消去法的な要素も少なからずあったのですが、結果としてPixel 3aは非常によくできたスマートフォンだったため、次世代機のPixel 4aも予約開始後、即買いました。 1年間Pixel 3aをメインスマホとして利用してきた視点から、Google Pixel 4aがどの程度進化したのか記載していきたいと思います。 スペック Pixel 4a 簡易スペック サイズ 5.7型 SoC(CPU) Snapdragon 730G メモリ 6GB ストレージ 128GB バッテリー 3140mAh 無線 11a/b/g/n/ac Bluetooth 5.0 重量 143g   公式サイトで詳細を見る 動画で見る https://youtu.be/F1cMCuGOO9M YouTubeでも解説してみました。チャンネル登録もお待ちしております。 SoC(CPU)は600番台から700番台へ Pixel 4aはCPU(スマホではSoCと表記するのが一般的ですが、便宜上CPUとします)にグラフィック処理性能を強化した、Snapdragon730Gを採用しています。Pixel 3aはSnapdragon 670でしたので、ワンランクアップグレードされた形です。 実際、Pixelユーザーがゲーム専用機として廉価モデルのPixel 4aを買うか、と言われると怪しい部分もありますが、米国ですでにサービス提供済みのクラウドを用いたゲームプラットフォーム「Google Stadia」が快適に動作するようなスペックまで引き上げる必要があるからかもしれませんね。 6GBRAMと128GBROMの嬉しいアップグレード ストレージが128GBとなり、ビデオ撮影の録画も意識した作りになっているのかと感じますが、ビデオ撮影機能は表面的にアップグレードされていません。 Googleは、クラウドコンピューティングの思想を持っており、Googleフォトやドライブをユーザーに使ってもらうことで、デバイスのスペックはもりもりにする必要がないと考えている企業なので、そのGoogleが128GBのROMを搭載するということは、もうすでに、128GBを標準と考えていいのかもしれない。(格安WindowsPCですら64GBのモデルがあるのに) バッテリー容量は増え重量は減る バッテリー容量は3140mAhで、Pixel 3aよりも140mAhほど増えいているのにもかかわらず重量は4gほど削られています。 高性能な小型精密機器のスマートフォンは1g削減するのに非常にコストのかかるデバイスだと思いますが、Pixel 4aは本体の厚さや指紋センサーのリングを削って実現しています。軽さを重視するユーザーのためのスマートフォンといえるでしょう。 Wi-Fi6には非対応 体感的な恩恵を感じづらい Wi-Fi6には非対応です。iPhone...

mouse SL レビュー スリム型デスクトップPC

mouse SLシリーズは置き場所に困らないコンパクトなデスクトップPCで省スペースなオフィス環境を構築するのに最適です。ライトなゲームまでこなせるように専用GPUを搭載するモデルがあり、幅広い用途から選べます。 また、AMDモデルを選択すると3万円台から入手可能な価格も魅力の一つです。メーカーよりお借りした検証機でこのmouse SLシリーズを解説いたします。 動画で見る https://youtu.be/nZGk16ne2jQ YouTube上でも解説しています。チャンネル登録もおまちしております。 スペック インテル AMD mouse SL3 Core i3-8100 mouse SL2 Athlon200 mouse SL5 Core i5 9400 mouse SL4 Ryzen 3 3200G mouse SL5-G Core 5 9400/GTX1650 mouse SL6 Ryzen 5 3400G mouse SL7 Core i7 9700 mouse SL6-G Ryzen 5 3500/GTX1650 mouse...

ROG Strix GT15 レビュー 専用マザーボード採用のROGのゲーミングPC

ROG Strix GT15は2020年8月に発売予定のASUSが販売するメーカー製ゲーミングPCです。第10世代のインテルCore i7および、Nvidia GTX1660S~RTX2070Sまでの性能から選択可能なシリーズです。 大手PCパーツメーカならではの機構やパーツ選定がされており、自作PCはしたくないけれど、BTOメーカーではなく高性能なPCが欲しいという方にお勧めです。 今回ASUSよりRTX2070S搭載モデルをお借りしたので検証結果およびおすすめポイントを解説します。 ROG Strix GT15 の特徴 https://youtu.be/KXRal2sPf5Q 動画でも解説していますので是非参考にしてください。 ASUS ROG オリジナルケース採用 自作PC界隈で定評のあるROGシリーズはコアユーザーに好まれるハイエンドPCパーツ群です。性能も価格が高いがゆえにライトユーザーから敬遠されがちなロマンあるブランドです。 かくいう筆者の僕もROGシリーズで自作PCを構成することは一つのロマンとしてとらえておりまして、手っ取り早く手に入れられるのが ROG Strix GT15のよさでしょう。 実際にROG STRIX Helios(右側)と比較してみると一回りほどコンパクトなのがわかります。Heliosケースは実売で3.5万円とミドルクラス級のGPUが一つ購入可能な金額で販売されている、リッチなPCケースです。   ROG Strix GT15のケースの材質は樹脂とアルミ、サイドパネルはガラスケースで、「価格なり」といった印象ではありますが、ASUSオリジナルのROGケースといった点で非常にお買得だと思います。「ROGは好きだけれど全部そろえるのが面倒だ」という方はこうしたメーカー製PCからチョイスするのもありかもしれません。(ROGのパーツで1から自作すると中堅クラスのスペックでも30万円を余裕で超えます。経験者談w) GPU/マザーボードはASUS製 ROG Strix GT15はROG STRIX B460 G-Gamingというゲーミングデスクトップオリジナルのマザーボードを採用しています。 GPUは外排気型の「TURBO-RTX2070S-8G-EVO」を搭載していました。(GPUは選ぶグレードによって変更されます) マザーボードはPrimeシリーズとROG F...

msi GF75Thin 10SCSR-001JP レビュー 17.3型+120hzゲーミングモニター搭載のノートPC

msiが販売するGF75Thinは17.3型のゲーミングノートPCです。120hzのハイリフレッシュレートモニターとGTX1650Tiを採用しつつ、価格を抑えた点が魅力です。 メーカーより実機をお借りしたので検証結果とおすすめポイントをまとめます。 スペック GF75-10SCSR-001JP CPU Core i7 10750H dGPU GeForce GTX1650Ti メモリ 16GB 32GB(カスタマイズ可能) 64GB(カスタマイズ可能) SSD 512GB(NVMe) 2TB(カスタマイズ可能) サイズ(幅×奥行×厚さ) 397×260×23.1mm バッテリー持続時間 - 充電タイプ DCジャック 重量 2.2kg 保証 メーカー保証2年 インターフェース規格など仕様詳細はmsi公式ページの『製品スペック』よりご確認いただけます。 msi GF75Thin-10SCSR-001JP製品スペック ベースはメモリ16GB×SSD512GBといった構成で、最大メモリ64GB+SSD2TBまで増設可能です。メモリやストレージを増設する場合、msi公認ショップで注文する必要があります。 特徴 17.3型で120hzゲーミングモニター搭載 拡張性は高め 動画で見る https://youtu.be/7KcfgBUdDk0 YouTubeでメリットやデメリットを解説していますので是非ご覧ください。 17.3型+120hzでゲームが快適 GF75シリーズは17.3型+120hzというライトゲーマーにおすすめできる液晶パネルを採用しています。GTX1650Tiはエントリークラスでいわゆる入門機的な位置づけのGPUですが、1日平均して1時間程度のプレイするユーザーであれば必要にして十分な性能です。 シューター系のゲームやバトルロイヤル系のゲームを中画質で120fpsで動作させるのに最適だと考えていて、17.3型の大柄なモニターに採用することで、別途ゲーミングモニターを買う必要がありません。 過不足なくまとまったバランスのよいゲーミングノートPCだと思います。 拡張性は高め、クリエイティブにも◎ 17.3型という大きな筐体は拡張性に優れています。ゲームのプレイだけでなく、写真の編集や動画編集にもチャレンジしてみたいという人にもおすすめです。 自分自身でのカスタマイズも簡単ですが、メーカー保証の対象外となってしまうため注意が必要です。msi公認ショップのarkがおすすめです。 msi-GF75-10SCSR-001JP arkでみる 価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。 デザイン・外観 msi-GF75Thinはアルミ合金素材にヘアライン加工が施された天板、赤色でプリントされた同社のエンブレムが特徴です。 シリーズとしてはエントリークラスに位置するモデルで、上位機種のような奇抜さはありませんが、フラットな天板に赤は存在感があります。 キーボード側の赤もとても印象的で、黒、赤の強そうなデザインです。液晶モニターのフチが狭いのもいいですね。 底面は、メカニカルなパターンが特徴的です。太いヒートパイプが目につきます。冷却にもこだわったつくりで安心感がありますね。 重量 GF75Thinの重量 本体のみ 2.144kg 本体+AC 2.840kg PC本体の重量は2.1kgと、17.3型としては標準的な大きさです。 持運びはできますが、気軽さはありません。 液晶モニター 17.3型のノングレアのパネルが採用されています。 視野角は広めだと思います。 色域とトーンカーブ キャリブレーションツールによるトーンカーブです。青と赤がつよめ。 搭載パネルはAUO社のパネルでした。 AUO B173HAN04.0 GF75Thinの色域 sRGBカバー率 62.6% AdobeRGBカバー率 46.4% ウェブコンテンツの基準となるsRGBカバー率は62.6%で標準的なモニターでした。 キーボード キーボードはフルサイズスケールのキーボードです。キートップが赤くカラーリングされており、文字も赤です。矢印キーの「→」が0に入り込んでいる以外は普通だと思います。 GF75の強みはユーザーの利便性を損なわない冷却システムです。熱をモニター側の排気部に集中させることで、ゲームプレイ時の熱をキーボードに伝えないような設計になっています。 サーモグラフィで測定したところ、人が触れない箇所は43.8℃でした。キーボード側は人間の体温と同じくらいです。 インターフェースについて 左側 DCジャック HDMI USB-A×2 右側 セキュリティロック ヘッドフォンジャック マイクジャック USB-A USB-C ...

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