HP ENVY 14-ebは日本HPが販売する、持ち運び可能な14型のクリエイター向けモバイルノートPC。
日本のユーザー向けに最適化された新しいキーボードと、ユーザー評価の高い「HP ENVY 15」の上質なデザインを14型で再現したモデルで持ち運びの多いクリエイターにおすすめしたい1台。
メーカーより発売前に検証を借りたので検証結果や使い勝手をレビューしていく。
スペック
検証機はハイパフォーマンスプラスモデルで、スペックは下記の通り
HP ENVY 14-eb スペック | |
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モニター |
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CPU |
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iGPU |
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dGPU |
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メモリ |
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SSD |
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サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約318mm×奥行き約224mm×高さ約17.5mm |
バッテリー持続時間 | 約12時間30分 |
充電タイプ | 135W ACアダプター/USB-C |
重量 | 約1kg |
保証 | 標準保証:1年(1年間引き取り修理サービス、1年間パーツ保証/電話サポート) |
HP ENVY-14eb
公式サイトで確認なお、価格や仕様は変更となる恐れがあるため必ず公式ページにて確認を。
HP ENVY 14-ebの特徴
優れたデザインはそのままに、日本独自のキーボードを採用
HP ENVY 14-ebは昨年発売され、好評だったHP ENVY 15のデザインを踏襲しつつ、キーボードを再設計。
幅広にとられたエンターキーや筐体ギリギリまでに迫るタッチパッドなど、ユーザーが手に触れる部分を再度見直し、日本時に合ったキーボードへ進化した。
これまでキーの配列などで玄人ユーザーから指摘があり、HP製ノートPC唯一の弱点と思われていた箇所がなくなった。
パーツポテンシャルを100%引き出す冷却性能
15.6型のHP ENVY 15は価格が高いにもかかわずユーザーからの評価が高い理由は、デザインだけでなく、性能も高いから。重たいタスクであるはずの動画編集を簡単にこなしてしまうパフォーマンスがあってこそだ。
HP ENVY 14にはインテル第11世代プロセッサCore i7 1165G7プロセッサを採用している。第11世代CPUはシングルスレッドあたりの性能が非常に高いが、筐体の設計によってパフォーマンスが変化しやすい。
CPU使用率を100%に、PCのピーク時の動作を確認するソフトウェア「OCCTV8.1.1」を動作させたところ、4.0Ghz弱で安定。第10世代のデスクトップCPU並みのパフォーマンス。
動画編集、画像編集などのクリエイティブなタスクにおいては、シングルスレッドの性能が非常に重要。モバイルノートPCに搭載されることもあるのだが、長時間の動作で著しく動作周波数が低下する場合もあるため、HP ENVY 14は非常に安定度が高いといえる。
Thunderbolt 4搭載かつUSBが2つで使い勝手が良い
HP ENVY 14は4K解像度を2画面同時出力できるThunderbolt 4を搭載しつつ、フルサイズのHDMIを搭載している。
USB-Cから直接映像出力できるモニターが増えており、画像のようにクラムシェルモードでデスクトップPCのような環境の構築も容易だ。
Satechi アルミニウム Type-C デュアル HDMI アダプター 4K 60Hz USB-C PD 充電付き (MacBook Pro/MacBook ...
画像では、USB-CとHDMIそれぞれから出力されているが、Thunderbolt 4ポートにデュアル映像出力が可能な変換アダプターを接続すれば、HP ENVY 14は4Kモニター3枚同時出力が可能なはずだ。(検証していないけど)
HP ENVY 14はノートPC1台で自宅や出先それぞれで利用したい、クリエイターにおすすめの1台だ。
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デザインや使い勝手について
HP ENVY 14-ebはアルミニウムシャーシで作られたボディ本体が特徴的で、ねじれの強さに対する剛性やデザイン性を両立させたリッチなノートPC。
中央にはノートPCのデザイン性を損なわないプレミアムロゴが印字されている。ノートPCにおいてユーザーからの評価がわかれるのが、この中央のロゴ。
主張をしすぎるとうるさいといわれ、なければメーカーのブランド力の誇示が周囲にできない。所有欲を満たしつつ、しっかりと存在感のあるHPのプレミアムロゴはユーザーからの評価が非常に高い。
本体はナチュラルシルバーのカラーリングが採用されており、高級感・清潔感のあるデザインだ。
キーボード側は同様のカラーで統一されている。また、モニター下部のロゴもプレミアムロゴで統一されており、非常に美しいノートPCだと感じた。
底面は、奥側の高さを持たせるようゴム足の長さが調整されている。キーボードを打った際に傾斜があったほうがタイピングポジションを取りやすいからだ。
HP ENVY 14-ebは底面側もアルミニウム合金の素材を採用しているため、重量感があり、実際の重量も実測値で1.5kgほどと昨今のモバイルノートPCと比較すると重たい。
ただし、”重量”と”高級感”はセットなので、例えば、国内大手メーカーが採用する軽量PCはカーボンファイバーが採用されることが多いのだが、その軽さとともに、高級感は損なわれる。
賛否あれどHP ENVY 14-ebの方向性は、質感・高級感を求めるユーザーのための設計であると感じ取れるユーザーにおすすめだ。
スピーカー
バングアンドオルフセンのサウンドシステムは左右底面に設置されているが、音質はまずまずといったところでノートPC用といった水準だ。
モニター
モニターは高輝度、広視野角、高精細なパネルのモニターを採用している。
ベゼル幅は左右に5mm、上側に1cmほど。昨今のモバイルノートPCと同等クラスのナローベゼルデザインで、既存の13.3型のサイズに14型のモニターを搭載したような形だ。
15.6型のHP ENVY 15やSpectre x360 14がグレアタイプのパネルを採用している。フリップしないタイプのクラムシェル型のノートであれば、理想的なパネルタイプだと思う。
※検証機はノングレアタイプですが、実際の製品はグレアタイプのタッチパネルのモノさ採用されているようです。
色域・トーンカーブ
キャリブレーションツールによるトーンカーブの測定結果は画像の通り、RGBが綺麗な線になっている。明度の高い箇所では全体的に若干強めだが、肉眼では自然な色合いが確認できた。
カラースペース、色域はsRGBカバー率が99.1%で色再現性は非常に高い。おそらくトーンカーブの微妙なずれは、sRGB基準にキャリブレーションされて出荷されているからだろう。
輝度は、手持ちの測定器で計測したところ447nitでノートPCに採用されているモニターとしては非常に高輝度なモニターだった。
モニター品質は非常に高く、コンテンツクリエイトに最適なモニターだと思う。
キーボード・タッチパッド
キーボードは冒頭で紹介した通り、日本向けに再設計され、幅広のエンターキーが特徴的だ。従来機は右端にpgup pgdn が配置されていたが、矢印キーとともに、エンター下部に格納された。日本人好みのキーボードだ。
キーストローク(キーの深さ)は約1.5mmほど。クリック感はすくないが、しっかりと押しこんだ際にPC本体の剛性が高くたわみが少ない点が好印象。
キーピッチ(キーの中央から隣のキーの中央までの距離)も18-19mmほどとフルサイズスケールのサイズ感なので非常に打ちやすいと感じた。また、ホームポジションに手を置いた際にアルミニウム合金のひんやりとした質感を感じ取れる点がよい。この点はMacBook AirやSurface Laptopシリーズに近い感覚だ。
指紋認証のセンサーが右側のAltキーの隣に設置されている。反応速度は良好で、軽快にログイン可能だ。
タッチパッドはパームレスト側ぎりぎりまで詰め込まれており、かつ幅広で非常に使い勝手がよい。
クリック感のあまりない浅いタイプのタッチパッドなので好みが分かれそうではあるのだが、滑りやすさも含めて操作性は良好だと感じた。合わなければ別途マウスを用意するとよいだろう。
インターフェースについて
インターフェースはキーボード側ギリギリまで詰め込まれているのが非常に印象的。
左側
- オーディオコンボジャック
- USB-A
- HDMI
- USB-C(Thunderbolt 4)
右側
- microSDカードスロット
- USB-A
- DCジャック
Thunderbolt 4が搭載されているため利便性は非常に高い
画像は、外付けSSDをUSB-C(3.2Gen2)で接続し動画データを移動させた際の転送速度はおおむね460MB/sでFHDで作られた1つのプロジェクトファイルおよびいくつかの動画データ(合計15GB)を移動するのに要した時間は30秒ほどだった。
USB-C対応の周辺機器の利用を前提とした設計であるため、外部機器の知識がなければ使いこなせいないかもしれない。
ACアダプター
135WのACアダプターの重量は実測値で434gほど。HP ENVY 14本体が1.5kgほどなので合計で2kgほどにもなる。持ち運べないことはもちろんないが、携帯性は昨今のモバイルノートPCと比較するとやや不利。
性能について
各種ベンチマーク・検証は「HP Command Center」からデバイスモードを「パフォーマンスモード」にして計測。
Cinebench R20
Cinebench R20はCPUのパフォーマンスのみでコンピューターグラフィックを生成し、CPUの性能を測定するベンチマークソフト。点数が高ければ高いほど高性能とされているが、実際のソフトウェアを動作させた際の実性能と差が開く可能性があるが結果下記の通り
Cinebench R20の総合スコア | |
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Ryzen 9 5900HX | |
Core i9 10980HK | |
Ryzen 9 4900HS | |
Core i7 10875H | |
Ryzen 7 4800H | |
Ryzen 5 4600H(TUF Gaming) | |
Ryzen 5 4600H | |
Core i7 10750H | |
Core i7 11370H | |
m-Book K700 Core i7 9750H | |
mouse K5 | |
HP ENVY X360 13 Ryzen 7 4700U | |
Core i7 1165G7(レビュー機) | |
HP ENVY x360 15Ryzen 5 4500U | |
Core i5 10300H | |
ThinkPad E14 Gen 2(AMD) | |
Prestige 15 Core i7 10710U | |
mouse X5 (Core i7 10510UI) | |
ThinkPad E595(Ryzen 5 3500U) | |
ThinkPad X390(Core i7 8565U) |
マルチスレッド性能は2419ptsで、モバイルノートPCとしては高性能な水準。従来のモデルはAMDのマルチコアプロセッサマシンが猛威を振るっているが、クリエイティブタスクのみを考えた際はシングルスレッドのパフォーマンスも重要となる。
シングルスレッド性能は534ptsで非常に高いスコアだった。
Cinebench R23
Cinebench R23の総合スコア | |
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Ryzen 9 5900HX | |
Ryzen 7 5800H | |
Ryzen 9 5900HS | |
M1 | |
Core i7 11370H | |
Core i7 1165G7(レビュー機) |
最新のCinebench R23(Minimum Test Duration OFF)では6594ptsで、最新の高性能ゲーミングノートPCと比較すると不利な結果になった。
Cinebench R23のシングルスレッドスコア | |
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Core i7 11370H | |
M1 | |
Core i7 1165G7(レビュー機) | |
Core i7 1165G7(XPS 13) | |
Ryzen 7 5800H | |
Ryzen 9 5900HS | |
Ryzen 9 5900HX |
Cinebench R23には今回のように1度で性能を測定する方法と動画で紹介しているようにストレステストを含んだ測定方法があるため、スコアの上ぶれ下ぶれが発生する。
クリエイティブタスクの快適性に直結するシングルスレッド性能は1469ptsで、ノートPC用としては最高クラスのシングルスレッド性能を発揮できる。
PCMARK10
FutureMarkが提供するPCMARK 10は、MicrosoftOfficeのWord、Excelに類する互換ソフトウェアや、ビデオ通話会議ソフト、画像編集ソフトのバッジファイルを実際に動作させ、どの程度の快適性があるかをスコア化。提供元はおおむね4000点以上あれば快適としている。
結果は総合スコアが5394でMicrosoftOffice互換ソフトやビデオ会議ソフト、画像編集などのクリエイティブタスクの利用は快適水準だった。
3D Mark Timespy
3D Mark Time Spy | |
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ROG Flow X13(R9 GTX1650) | |
HP ENVY 14(GTX1650Ti) |
3D Mark TimespyではROG Flow X13をわずかに下回る結果に。
このスコア差では体感的な差はほとんど感じられない。
Crystaldiskmark
検証機に搭載されていたSSDはウェスタンデジタル製で非常に高速。シーケンシャルリードは3366MB/sとNVMeSSDの理論値付近の速度で読み込み可能。
Adobe Premiere Pro CC動画の書き出し速度検証
過去YouTubeにアップロード用に作成したプロジェクトの書き出し時間を測定しました。α7R4で撮影したフルHD動画をH264 YouTube1080Pプリセットで書き出し、その時間を検証するというもの。
Premiere ProCCは2021年4月18日時点の最新バージョンに更新、ハードウェアエンコーディングで実施しました。
- XAVC S FHD24P(50Mbps)
- 動画の長さ15分11秒
- テロップ/カット編集/画像挿入あり
- シーケンス設定は24fpsです。
機種 | 24fpsの書出し時間 |
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ROG Strix SCAR 17 | 2分13秒 |
ASUS TUF DASH F15 | 2分22秒 |
HP ENVY 14-eb(電源接続時) | 2分53秒 |
HP ENVY 14-eb(バッテリー動作) | 2分56秒 |
ROG Flow X13(バッテリー動作時) | 3分10秒 |
MacBookAir (M1)(ハードウェア) | 4分24秒 |
mouse K5 | 5分5秒 |
XPS 13(9310) | 6分25秒 |
mouse X5-R7 | 10分29秒 |
MacBook Air (M1)(ソフトウェア) | 10分46秒 |
mouse X5-R5 | 11分22秒 |
弊ブログで毎度おなじみのYouTube動画の書出しでは、処理時間が2分53秒だった。
シングルスレッド性能の高さとソフトウェアの相性があり、Ryzenを搭載したROG Flow X13よりもはやい速度で書きだすことができた。現状、14型のモバイルノートというくくりのなかでは最速クラスの書出し速度だろう。
Lightroom Classic CCにてRAW現像時間を検証
Adobe Lightroom Classic CCにてα7Ⅱで撮影した24MPのRAWファイル100枚を一斉に書出し、その速度を検証しました。
LightroomClassic CC初期プリセットで画質を100に設定し、デスクトップへ書出し。結果は下記のとおりです。
機種 | 書出し時間 |
---|---|
ROG Strix SCAR 17 | 1分26秒 |
ROG Flow X13 | 1分32秒 |
ASUS TUF DASH F15 | 1分41秒 |
XPS 13(9310) | 1分37秒 |
HP ENVY 14-eb(電源接続時) | 1分44秒 |
mouse K5 | 1分53秒 |
mouse X5-R7 | 1分57秒 |
MacBook Air(M1) | 1分58秒 |
mouse X4-R5 | 3分8秒 |
RAW現像においては最新のAMD Ryzen 5000番台に若干不利な結果だったが、ノートPC全体で見ると非常に高速であることにかわりはない。
14型以下のクリエイターモバイルノートPC群の中では上位に入り込むパフォーマンスの高さだ。
PCの内部の温度、ファンの動作音
CPU温度
OCCTv8.1.1は、CPU使用率を100%にできるソフトウェアで検証用などで用いられる。
CPUの最大温度は瞬間的に93℃まで上昇するが、82℃程度で安定。これはHP ENVY 14がクリエイター向けに作られているということも有、ファンの回転数が上がるまでに多少の時間差があったためだ。
ファンが全開動作している際はCPUの温度上昇は82℃程度で落ち着くので、熱による故障の心配はない
また、動作周波数は常時4.0Ghz程度で安定するため、実性能においても、Ryzen 9 5900HSと同等の動作周波数を維持できるようにくらいついている。
PC表面の温度
また、この時のPC表面温度は中心部で34.1℃程度最も暑い箇所でも38.5℃なので、ほんのり会叩くなる程度で低温やけどの心配はない。
CPUの温度や、本体表面の温度については筐体サイズが大きい利点がここで生きてくるため、重量とトレードオフで考えるべきところなのかもしれない。
ファンの駆動音
ファンの動作音は最大で約51db程度。これはCPU使用率が100%時の話で、ソフトウェア上で静音モードの際は動作音はほとんどしない。
HP ENVY 14-ebの評価とまとめ
良い点
- 14型かつパフォーマンスを十分に発揮できる性能
- どんな空間にもバチっとはまるシンプルでエレガントなデザイン
- クリエイター向けの各種インターフェース
- sRGBカバー率100%程度の16:10のモニターでクリエイター向き
- 国内向けに再設計されたキーボードが使いやすい
気になった点
- 重量
- 価格は高め
メインマシンで持ち運びしたいクリエイターにおすすめのノートPC
デザインそのものについては相変わらずシンプルで所有欲を満たす設計。個人的に評価したいのはHP ENVY 14-ebは15.6型のHP ENVY 15同様、搭載されたパーツのパフォーマンスを存分に発揮できる冷却性能がある点。
デザインとパフォーマンスを両立できるクリエイターPCは多くはないからだ。たいていどちらかにかたよってしまいがち。
HP ENVY 14-ebは重量を犠牲にすることでパフォーマンスとデザインの両立を図っているため、ここを許容できるクリエイティブPCを検討しているユーザーにおすすめの1台だ。
Ryzen シリーズを搭載したPCと比較しても動画編集ならばソフトウェアの相性的に有利なので、その点も踏まえて検討してほしい。
HP ENVY-14eb
公式サイトで確認なお、価格や仕様は変更となる恐れがあるため必ず公式ページにて確認を。
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