こどもべやおじさんとは、別名パラサイド・シングルで経済的にも精神的にも自立できない、30代から40代以降の男性を指すらしいのですよ。
記事執筆時、僕はまだ29歳なのでギリギリセーフだね!なんていうつもりはない。
僕はとにかく生きるのに必死だった。
ブロガーとして活動するために、一人暮らしはあまりにも心細く不安だったし、経済的にも実家に帰るっていうのが最適解だと思っていたから。家でしこしことブログを書き続ける毎日、それはもう素敵なPCデスク環境を考え続ける毎日と同義なのですよ。
そんなこどおじ代表の崖っぷちPCレビュアーの僕が考える大きなPCデスクを利用するメリットとデメリットを語りたいと思う。
本気でこどもべやおじさんをしてきた僕が語ることです。是非最後まで読んでほしい。
大きなPCデスクを使うメリットは作業効率を最大化させてくれる
- 好きなサイズのPCを置ける
- モニターを適切な位置における
- 窮屈さを感じない
この3点です。
フルタワーのデスクトップPCを置いても余裕
出オチ感が半端ないんだけれど、作業するスペースを広くとれるのは、すべての人にとって有意義なことだと思うです。
モニターも好きなモノを使えるし、スピーカーもオマケ程度なしょぼいBluetoothスピーカーじゃなくてアンプをつなげたちゃんとしたスピーカーをおける。
コレを可能にする僕の机は横幅180cm×奥行90cmの業務用デスクです。
フルタワーのPCケースや34インチウルトラワイドモニターも余裕で設置可能
僕が今使っているのは上記写真の1番右側、ROG STRIX HELIOSで、デスクトップPCの一番大きいマザーボード規格E-ATXまで対応したミドルタワーケースなのだけれど、フルタワーといっても差し支えないように思えるほどの大きさ。
左が一般的な自作PCのミドルタワーケースでその左がミニタワーケース。みんなが良く買うPCは一番左「コンパクトで高性能」がうりのやつね。
結局PCの話になってしまうのですが、PCのケースが大きくなるとどういったメリットがあるのかといえば”とても静か”
「ファンがうるさい」のがいやなら一番大きいフルパワーのデスクトップPCを買えばいいのです。
デカさこそ正義、ストレスをなくして快適な作業環境へ
パソコンは小さい物のほうが良いとか、置き場所に困らないといった、視覚的でわかりやすいメリットにつられて非力な小型PCであるとかノートPCを購入する人が多いのですが、自宅で作業するのであれば、大きいパーツをふんだんに使ったフルサイズのデスクトップPCが最もストレスが少ない。
超高性能なCPUやGPUを搭載したマシンに高負荷をかけつつ、目の前で騒音計を動かして43dbしか駆動音がしないのはとても素晴らしいこと。
これは人気の小型モバイルノートPC Surface ProシリーズやVAIO SXシリーズよりも静か
PCにおいては筐体(ファン)が大きければ大きいほど、PC本体が感じるストレスも軽減されるし、使用者が不快に思うファンノイズも軽減されるので、デカイPCを使うのが正義であり、僕はそうしている。
ちなみに僕が利用しているPCケースはASUSのROG STRIX HELIOSです
PCは机の上に置くのがセオリー
まぁ、どこにおいてもいいとは思うのだけれど、埃を考えるのであれば、机の上に置いたほうがPCにやさしい。
なにも、見栄えだけを気にして机の上に置いているわけではなく、単にパソコンにストレスを与えないために机の上に置く。
大きなPCを机の上に置きたいなら大きな机が必要になるということ。
モニターを適切な位置に配置できる
とても重要なのに、モニターの大きさと視聴距離を気にしない人は多い。
最近はPC用の作業用モニターがコモディティ化してだれでも簡単に高解像度の液晶モニターを購入可能になってきた。
それに伴って何も考えずに42型の4Kモニターを買ってしまう人もいるのだけれど、そうした用途にすぐさま対応できるのがデカい机のメリットの一つです。
ちなみに僕は34型のウルトラワイドモニターを買って使っています。
理想的なモニター視聴距離
人間の周辺視野角が100℃程度なので、あまりにも近くにモニターを設置してしまった場合、作業効率が上がるどころか下がってしまいます。
- 80cm=27インチモニター1枚、23インチモニター2枚
- 100cm=27インチモニター2枚、23インチモニター3枚
- 120cm=40インチモニター1枚、23インチモニター4枚
上記は、FX用で複数枚モニターを設置する場合どれくらいの枚数が理想なのか僕が勝手に導き出した目安です。
自分で作った目安ではあるのだけれど、このデータは概ね正しいと思っていて、大きくなればなるほど、モニターとの距離は離さなければならない。
小さな机に大きな液晶モニターを置いて、なおかつ作業効率を上げたければ、モニターアームを利用してできるだけモニターと人間の距離を遠ざけなければならない。
ゲーマーは24.5インチが吉
ちなみに、最近流行のeSports、というかFPSなどの競技性の高いゲームを積極的にプレイするゲーマーなら24.5型クラスのeSports向けのゲーミングモニターを購入しよう。
これは机の大きさとはちょっと違うんだけれど、距離と視野角においてとても大切だから覚えておいてほしい。
窮屈さを感じない
上記動画で僕が使っているPC周辺機器アイテムを紹介しています。
- フルタワーデスクトップPC本体
- 34型ウルトラワイドモニター
- ブックシェルフ型スピーカー
- ネットワークレシーバー
- エルゴヒューマンプロ(オフィスチェア)
一人暮らしで人気の横幅120cm×縦60cmの机ではすべて置くことは絶対に無理。
ただ大雑把で机に物が置いてある状態はよくないんだけれど(最近はちゃんと片付けるようになりました)机が広いと、あたりまえなんだけれど広々と使える。
よく家電量販店でPCを購入する際のセールストークで、「パソコンのメモリは机のようなもので広い物のほうがいいんですよ。だからメモリは多いほうがいいんです」という構文を口ずさむ人がいる。(僕もそうだった)
意外にもそのように発言する人の机は狭いし汚いことが往々にしてある。
作業スペースは広いほうがよいのではなかったのだろうか?
大雑把な人間が大きなPCデスクを使っても作業効率向上の恩恵をしっかりと受けられるのが最大のメリットだと個人的には思っていて、広い机はただそれだけで作業効率を上げてくれる。
大きなPCデスクを使うデメリット
- 机に部屋を占有される
- 引越づらい
机に部屋を占有される
僕が使っているような180cm×90cmの机はそれを置くだけで1畳を消費してしまう。6畳間の部屋であればかなりの存在感。
ある意味シングルベッドを1つおいているようなもので、もしシングルベッドを使っている人ならばシングルベッド2つを部屋においているということになる。
机おいて、ベッドおいたら部屋に何も置けないのである。
引越辛い
僕はそろそろこどおじを卒業したくて、引越を検討しているんだけれど、父親からもらったこの机とできれば一緒に移動させたい。
が、天板、足を含めると一人で移動させることは不可能で、引っ越し費用がかさむことになる。
なまじちょっと価格が高いゆえに捨てるのものもったいなく「ちゃんとしたものを1度買ったら長く使える」が、重しになる。
なぜみんな小さいPCデスクを買うのか?
- ベンチャー思考の渋谷にいそうな男子のミニマリスト化
- 品質の高いモニターアームの低価格化
- 都会の家賃が高い問題
僕はこんな理由だと思っています。
ミニマリスト思考とPCデスクのサイズの関係性に疑問
最近のミニマリスト思考の最たるものなのか、発信しているのが渋谷が好きなベンチャー思考の若者だからなのかもしれないけれど。ミニマルな発想になったからかも。
必要最低限で生活するという発想そのものは嫌いではないけれど、PCデスクを小さくするのはちょっと違うのかなって。
限られたスペースで作業するならノートPCが現実的になってしまうよね。
今、高品質なモニターアームめちゃくちゃ安いよね
そのうえ、中国メーカーがめちゃくちゃ頑張るものだから使えるモニターアームが低価格化しているのも要因
でもこれは納得。中国メーカーから提供されたモニターアームも結構しっかりしているし最近ではエルゴトロンのOEMでAmazonオリジナルが販売されるくらい、モニターアームが民主化されたっていうのはデカい気がする。
都会の家賃が高い問題
僕の住む静岡県の人口は約360万人で東京都は約930万人オーバー。土地的には静岡のほうが3倍以上広いんだから、東京都は人口密度が明らかに高すぎる。
人口密度が高いと家賃も高くなる。静岡の1畳と東京の1畳を平均して比較したら3倍くらい違くて、それは当然なんだけれど、それによって置ける机のサイズが決定してしまうということなんですよね。
狭い部屋を有効的に使う方法
部屋のレイアウトをあらかじめ決めておく
ソフトウェアやアプリケーションで部屋の間取りを最初から整えておけばオーケー
僕はマイホームデザイナーというアプリケーションでたまに遊んだりしているんですけど、コレが意外と便利で、無料で自分の部屋の間取りを再現したら机とか椅子の縮尺を変えられるんです。
PCの設置イメージなんかにも使えるので暇があったら遊ぶとよいです。WindowsだけでなくiPhoneやiPadにも対応しているので是非使ってみて下さい。
あらかじめ理想の部屋をソフトウェア上で作っておくことで失敗を防いでしまうということ。
狭い部屋でも有効活用できる机を買うこと
とはいえ、最近では狭い部屋を合理的かつスマートに映えるゲーミングデスクなるものも販売されています。
市場で高い評価をうけている製品なので少し紹介
人間をダメにする着る毛布”ダメ着”などで知られる国内メーカーバウヒュッテは狭いスペースを有効的に利用できるPCデスクやチェストを販売するメーカーです。
簡単に奥行を稼げる構造や、大きなPCを収納できるケースが人気で自分の用途に合わせて購入可能です。
実際に僕も体験してみましたが、ゲーマー向けということもあり、比較的大型PCを収納するスペースがあったり、複数モニターを設置することが可能で、非常に使い勝手の良いアイテムばかりです。
スタンダードゲーミングデスク
Bauhutte (バウヒュッテ) ゲーミングデスク 昇降式L字デスク PCワゴン (天板32×67cm×高さ57~78cm) BHD-670H-BK
Bauhutte (バウヒュッテ) デスクごとチェアマット BCM-160BK ブラック [特大サイズ160×130cm 厚さ1.5mm] BC...
大きなPCデスクを使うメリットとデメリットまとめ
個人的には、部屋を広く使うよりも机を広く使いたいので、大きな机is正義だと思っている。
これはデカい画面のスマホが正義(見やすい)、排気量がデカイ車は正義(安定感がある)のような実際に使ってみて初めてわかることだと考えています。
体感したことのない快適性のために投資することなのでなかなか実践しづらい部分なのですが、体感してみる確かに違うのでみんなもちゃんと大きな机をそろえようね。