【レビュー】DAIV-DGZ530M2-SH5|RTX2070が安定していて使いやすいデスクトップPC

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DAIVDGZ530M2-SH5は第9世代CPU Core i 7 9700KとGPU RTX2070を搭載した、高性能かつ安定挙動のハイパワーデスクトップPCです。

今回マウスコンピューターからお借りしたのでレビューしていきたいと思います。

DAIV-DGZ530M2-SH5の特徴

Core i 7 9700KはCore i7 7820X並みの安定挙動

プロ用動画編集ソフト『Vegas Pro15』にて動画のレンダリングを行った際のパフォーマンスです。

これらの時間を測ることでクリエイター向けモデルといえるのかの指標にしていただければと思います。

CPU CPU単体処理 NVENC(GPUエンコード)
Core i7 7820X+GTX1060 10分24秒 8分00秒
Core i7 9700K+RTX2070 11分10秒 6分31秒
Core i5 8400+GTX1080 15分9秒 7分41秒
Core i7 8700K+GTX1080 11分31秒 7分30秒
Ryzen7 2700X+GTX1080 10分3秒 7分34秒

※5分程度の編集動画(mp4、効果音、テロップあり)

ということで、一見すると「Core i7 8700Kとパフォーマンスに差がないじゃん?」と思うかもしれませんが、安定した挙動でCPUの温度であったりハードウェアの温度がフラッグシップモデル同様とても安定していました。

レンダリング時のCPU温度

通常であれば、80℃程度まで上昇するCPU温度ですが、Core i7 9700KはCore i7 7820Xと同様ピーク時でも60℃前後と安定した挙動を見せていました。

どちらかといえば、パソコンのレンダリング時間が1分早くなるためにCPUを爆熱で使うよりも、連続使用した際に安心して使えた方がクリエイター向けPCとしては正解だと思います。

RTX2070がド安定。クリエイター向けならコレが安心!?

以前、ゲーマー向けのG-Tuneブランドから発売されているMASTER PIECE(マウスコンピューターのゲーミングブランドフラッグシップ機)をレビューした際、爆熱過ぎて危険と記載しました。

RTX2070では、レンダリング時の熱がハードウェア本体でも50℃を超えることなく推移していたため、CPU同様に連続使用時に安心して使えるパーツ構成となっていると感じました。

とはいえ、ご覧いただいている通り、上記NVENCのレンダリング結果を見るとパフォーマンスに大きな性能差はありません。ピークパフォーマンスでは有利ですが、コスパはあまりよくないかもしれませんね。

DSP版Windowsが付属

マウスコンピューターといえば、OEM版のWindows(パソコンとセットのOS)が有名ですが、DAIV-DGZ530M2-SH5の付属マニュアルによるとDSP版(パーツセットで販売されるOS)が付属しており、メーカー製PCが苦手という方にも安心して使ってもらえるような構成です。

特に、この点に関してはメーカー公式ページを確認してみましたが、DSP版と明記されていなかったため、モデルによって異なるのかもしれません。

DAIV-DGZ530M2-SH5

  • 第9世代CPUで安定挙動
  • RTX2070搭載
  • 堅牢制の高いデスクトップPC

229,800 円(税別)~

公式サイトで確認

DAIV-DGZ530M2-SH5スペック

OS Windows 10 Home 64ビット [DSP版]
マザーボード Z390-S01
CPU Core i 7 9700K
メモリー 16GB(8GB×2)
ストレージ SSD:480GB+HDD2TB
グラフィックス GeForce RTX 2070 8GB GDDR5
光学ドライブ
通信機能 1000Base-T対応有線LAN
インターフェース USB3.0×6/USB3.1×2(Type-C×1)/ラインイン、ラインアウト、ヘッドフォン、マイク入力、S/PDIF/Displayport×3,HDMI×1,USB-Type C×1
セキュリティ マカフィーリブセーフ60日版
電源 700W 80PLUS BRONZE
サイズ/重量 幅190mm×奥行490mm×高さ490mm
保証 1年間無償保証・24時間×365日電話サポート

DAIV DGZ530シリーズの外観やマザーボードによる拡張性の紹介

Z390-S01マザーボード

第9世代CPUに対応したマザーボードZ390シリーズのMSi社の『Z390-S01』を採用していました。内部の配線が真っ黒でオシャレです。とても良い。

メモリースロットは4枚(うち2枚が空き)HDDやODDを拡張するベイが豊富にあり、大容量データをガンガン保存するのに向いているPCです。

特に、2018年11月現在で2.5インチタイプのSSDやHDDが大幅値下がりしているため、DAIVの拡張性の高さはクリエイターにとってありがたい設計です。

Z390マザーボードはUSB3.1Type-Cポートを標準で装備しており、ここから映像出力も可能です。このほか、DisplayportとDVIまでサポートしているため、インテルGraphicsを利用したディスプレイ出力だけでも3画面の出力が可能に。

前面部はUSB3.0ポートが2つやや斜めになっているためさしやすい形状です。オーディオのボリュームのようなものが電源となっており、ひねって電源ONはDAIV独自のもの。

フロントの取っ手は、DGZ520シリーズの時から変わらず、PC本体を動かしやすい形状となっています。

キャスター

埃だらけでごめんなさい。

もうひとつDAIVの特徴としてキャスター(下位モデルは900円で可、DAIV-DGZ530M2-SH5は標準搭載)があります。これが非常に便利でして、重たいデスクトップPCを床を傷つけずに移動させることができます。

デスクトップPCは10kgほどありますが、非力な僕でも簡単に移動させることができました。

ベンチマーク結果

Core i 7 9700Kの性能を検証

CINEBENCH R15

Core i7 9700K CINEBENCH R15CPUパフォーマンスを計測するCINEBENCH R15では、マルチコアは1463cbでした。ハイパースレッドを閉じているため、マルチコアのスコアはCore i7 8700Kと比較しても差がありませんがシングルコアのスコアが伸びており、この辺が安定性につながっているのでは?と感じました。

CINEBENCH R15のベンチマークスコア※
Core i7 9700K
1463
Core i7 8700K
1368
Core i5 8400
937
Ryzen 7 2700X
1745
Ryen 5 2600
1092

※CINEBENCH R15によるCPUの性能を測るテスト結果。当サイトの別PCによる測定結果です。あくまで参考指標です。

CPU MARK

同じCPUパフォーマンスを計測するCPUMARKでは、17254とCore i7 7820Xに迫る結果に

CPUMARKのベンチマークスコア※
Core i7 9700K
17254
Core i7 8700K
16051
Core i5 8400
12088
Ryzen 7 2700X
16743
Ryzen 5 2600
12851

Core i7 8700Kと比較すると7-8%ほどパフォーマンスが向上しています。

RTX2070の性能を検証

FF15ベンチマーク

ファイナルファンタジー15は重量級のベンチマークの指標として使われることが多いです。GTX1080はCore i7 8700の組み合わせで1万前後のスコアですから、RTX2070とGTX1080が同等程度といわれる理由がわかりました。(ややRTX2070の方が性能は高い

CPU+GPU Core i7 9700K+RTX2070 Core i7 8700+GTX1080
スコア 11558 11137

3D Mark Time Spy

3D描画性能とCPU性能を測る3D Mark Time Spyでは、8379という結果に。

SSDとHDD

480GBのSSDはGigastoneというメーカーのものが使われていました。SATA接続です。

SATA接続のSSDとしては標準的な速度でした。ただ気になったのは、起動したときすでにSSDの温度が50℃を超えていて「これは仕様なのかな?」と思いました。

HDDにはSeagate社の7200rpmの高速読込のHDDが使われていました。

動画のレンダリング、RAW現像で実性能を検証

Vegas Pro15にてレンダリング速度を検証

動画のレンダリング性能

プロ向け動画編集ソフトVegas Pro 15にて5分程度に編集されたテロップ、アニメーションありの実際にYouTubeに僕が投稿した元データの書き出しスピードを計測します。(インターネットHD1080p 59fps)

すると下記のような結果になりました。

CPU CPU単体処理 NVENC(GPUエンコード)
Core i7 7820X+GTX1060 10分24秒 8分00秒
Core i7 8700K+RTX2080 11分7秒 6分56秒
Core i7 9700K+GTX1080 11分10秒 6分33秒
Core i7 8700K+GTX1080 11分31秒 7分30秒

個体差によるところもあるでしょうが、NVENCを利用した際のレンダリングスピードが1分ほど、Core i7 8700K搭載モデルより早く終えることができました。

RAW現像

Adobe Lightroom Classicにて、α7Ⅱで撮影したRAWファイル(1枚あたり24Mb)を100枚JPEGに書き出しするスピードを計測しました。

スペック 書き出しにかかった時間
Core i7 9700K メモリ32GB 1分24秒
Core i7 9700K メモリ16GB 1分26秒

DAIVのノートPCと比較した際の速度です。誤差程度ですが、メモリによるところが大きいのかもしれません。

レンダリング時の熱

冒頭で記載したものですが、レンダリング時のCPU温度は60℃前後と非常に安定。ノート型PCにCore i7 9700Kを搭載すると100℃近くまで上昇してしまいましたが、やはりデスクトップPCの優位性は冷却効果であると再確認できました。

CPUの表面温度

DAIV-DGZ530M2-SH5は標準でCOOLER MASTERの高性能冷却クーラー『Cooler Master Hyper 212 EVO』を搭載しています。

その隙間をぬって撮影したところ、ピーク時で46.2℃と非常に安定していました。

まとめとオススメポイント

常時ハイパフォーマンスを必要とするクリエイター向けPCなら9700KとRTX2070がおすすめ

ハイパワーで連続作業を行う必要があるクリエイター向けPCはコスパよりも堅牢制、耐久性にお金を払うべきだと個人的には考えていまして、そうした意味では、RTX2070とCore i7 9700Kはかなり安定しているためおすすめできます。

Core i7 7820X搭載モデルでGTX1080以上のグラボを搭載しようとすると30万を超えてきますから、クリエイター向けモデルとしてはコスパが高いと思います。(ゲーミングモデルとしてはコスパ悪いです)

したがって、最上位モデルのCPUを選ぶよりも予算を抑えて購入したいクリエイターの方にオススメできるパソコンということです。

DAIV-DGZ530M2-SH5

  • 第9世代CPUで安定挙動
  • RTX2070搭載
  • 堅牢制の高いデスクトップPC

229,800 円(税別)~

公式サイトで確認

なお、価格や構成は記事執筆時のものですので変更となる恐れがあります、必ず公式ページで確認するようお願いします。

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